許すしか知らない
私の送ったラインの抜粋です。
本当に、タイトルの通りそれだけなんだけど。
多分、今回は短いです。(多分)
毎度おんなじ文面が出てきたりするけど、もう気にしないで下さい。
私は多分こうゆう人で。思考整理のために書いている節が強いので。
自分が悪い子だと思うしかなかった。
自分が物心ついた頃、3歳ごろからわからないこと、できないことが多くて、多過ぎて。
みんなには当たり前にできること、わかることで。
『わからないわけがない』くらいのことで。
『どうしたらいい?』って聞く時間すらなくて、『こまっています』それを人に伝えられなくて。
気づかれなくて。
だからあたりまえだけど、理解してくれる大人がいなくて。助けてもらえなくて。
それは恐怖で、それを悪と思うしかなかったりした、気がしている。
自分が人と違うと気づくのも遅くて、それまではみんな私みたいなわからないのが普通で、それを努力でカバーしていると本気で思ってて。
物事には理由があって、幼い私の頭の中では、『できない理由は、自分が至らないから、悪い子だから。』それしか見つけられなかった。
改善したくて、努力して。それでもダメなのは、隠した。
とにかく、追いつきたくて。悪い自分をいい子にしたくて。
必死で、隠して、追いかけた。
みんなに紛れるしか生きていけないと思っていた。
他の世界を知らなかった。
だから、人を観察して、真似して、勉強して、勉強して、聞いて、考えて、考えて、考えて。
時に、息ができないくらい無理をしながら、吐きそうになりながら、それでも、集団生活を送り、隠せた。みんなと同じように、大人になった。器は。
許す考え方を身につけたこと。
自分が悪い子だから至らない。
その気持ちは拭えない。
でも否定って苦しいじゃん。
誰も悪者にしたくなかった。
相手も自分も悪者にしたくなかった。
その中でいつのまにか『許す』考え方を身につけた。
少しだけ、理由(悪)を作るだけでもない、無理して努力をして改善をすることだけでもない、違う捉え方を、人に与えられるようになった。
エピソード①②③
①彼氏が家事をできなくて至らなくて罪悪感と言っていた時。
彼氏はお仕事が忙しくて不規則で、そのお仕事と体を休めることが優先、時間が物理的に少ない。私は病気だとしても家にいて時間がある。
だから、やらなくても何にも、悪くない。って伝えていて、何にも嫌悪することなんかないと思ってて、怒るわけなんてなくて、許してる。
②坊やが食事を手伝ってって言ったり、トイレについてきて、という時。
途中までは自分で食べられていたし、疲れちゃったと伝えてくれている。トイレ1人で行くのは怖いからって伝えてくれる。
できるところまで頑張ったんだな、ってまず、認めて。できないところを助けてと伝えられることを褒めて、手伝うことにしている。
少しずつ進歩しているし、本人のやりたいに任せて進めている。
これもきっと許している。
③相談のLINEの相手からの返事が途切れちゃって、後で返すの『後で』が叶わなかった時。
人には人の都合があって、事情があって、約束を守らなかっただとしても、多分守れなかったんだろうなあって。
体調が悪かったのかもしれないし、心に負担があったのかもしれないし。
ごめんなさい、に対して、相手を悪いと一方的に責めることはしたくなくて、確かに寂しかったし不安にはなったけど、そんなの私もするかもしれないし。
無理にしなくていいよ、気に病まないでって、気にしないで、頑張らなくていいよと返した。
これも多分許すなんだろうなあと思う。
思うこと。
もし相手の立場で、相手の経験を持って、その状況そっくり過去も未来もそのままで、同じことできるかって想像をしてみる。できないと思う。そうするしかなかったと、思う。私は。
もし何かできなかった時に、その人が悪意があったわけじゃなくて、事情があったって思いたい。
私だって心と体が苦しい時言葉が出ない時動けない時、機嫌悪そうにしか見えないじゃない。
でも本当は、そうするしかないくらい、調子が悪い時だってあるでしょう。理由が伝えられないことばかりだったよ。理解されなかったよ。相手に伝えることすらできなくてごめんなさいっておもってたよ。
だから、だから、悪意じゃなくて致し方なかった、でしょう。
方法を、考えたい。おんなじ結果に近づける、苦しくない違う方法。きっとあると思う。
一般的に悪いことをしてしまった人に対して、ごめんなさいという人に対して、
できる限り、本当は『大丈夫?こっちは大丈夫だよ。言いたいことあるなら、聞くよ。私にできることがあったら、手伝うよ。』って声をかけられる人になりたいと思っている。
偽善かな、偽善でもいいかな、性善説とかはわかんないや。
自分にも、そう思えたらなあと思う。
やっぱり少し長くなっちゃったね。