好きな詩集の話

シンルです!
今日はどうしても好きな詩集の話をしたくて!

紹介するのは、

ポケット詩集シリーズ(無印~Ⅲ)です!

シンプルなタイトル!すばらしい!
タイトル通り、文庫本サイズの詩集です。

私が小学校1年生くらいに買い与えられたもので、
それからもうかれこれ……考えたくない年数を共に過ごしています。ほぼ人生を共に歩んでいます。

こちらの詩集は、
有名な詩人さんの有名な詩を集めたものになっています。
このシリーズを全編読んだら、有名な詩人さんはだいたい名前を知ることができると思います。

私が買い与えてもらったものはシリーズの1番目だけで、あとは大人になってから買い集めたのですが
(なので無印だけボロボロです……)

どれを読んでも素晴らしい作品ばかりで、
1番を決められません……!!

私は好きな詩人を訊かれると必ず「茨木のり子」さんは挙げていて
(他にも中原中也とか石垣りんさんとか……好きな詩人さんはたくさんいますが!)
その茨木のり子さんを最初に知ったのもこの詩集です。

この詩集に掲載されているのは比較的前の詩人さんで、新人作家さんはいません。
(レジェンドを集めた感じ)
そのため、最果タヒさんのような、若くて今も現役で活動されている話題の詩人さん!という雰囲気ではなく、文体もやや古めな印象です。
それでも、個人的には読みにくさみたいなものはあまり感じませんが
人によっては堅い感じがするかもしれませんね。
(それぞれの詩にもよりますが) (例えば、まどみちおさんもいるので)

ですが、時々ネットでバズる詩もいくつかあります!
(インフルエンサーさんの”この言葉が好き”みたいなツイートでバズる。その内容が、この詩集にも掲載されている有名な詩ということがたまにある)

どんなに時間が経過しても、
その言葉を必要としている人には
ちゃんと届くんだな、と感動しますね。
言葉ってすごいですね。

詩人さんたちも、
まさか死後にネットで自分の言葉が駆け回るなんて
想像もしていなかったのではないでしょうか……!

私事の話ではありますが、
私も個人活動で詩や小説を書いています。

先日の《文学フリマ東京36》にも出店しました!
ご来場くださった方々、ありがとうございました。

私も「たった一文でも、それが必要な人に届くといいな」と願いながら、自分の本を一人一人にお渡ししました。

( ブースまで足を運んでくださった方、
嬉しい感想を言うためにわざわざ戻って来てくださった方、
やっぱりどうしても気になってと買いに戻ってくださった方、
差し入れをくださった方、
気さくに話しかけてくださった方、
気持ちよく挨拶してくださった両隣のブースの方々、
皆さん本当に、ありがとうございました!

文学フリマについてはまた別に改めて詳しく感想書きますね!)

私は、疲れが溜まっていたりすると文字がすべってしまい、あまり本を読めなくなってしまうのですが(読書好きなのに、昔ほどたくさんは読めなくなってしまって悲しい)
詩は疲れていても、音楽みたいにスッと入ってくるので疲れたときは詩を読むことが多いです。
おすすめの詩集や詩人さんがいたら、ぜひ教えてください!

ポケット詩集は
小さなお子さんがいて、何か本を買ってあげようと思ってる方にもおすすめです。
もし、お子さんが本を好きなら、少し難しいかな?と思うものこそ与えてみたらいいと思います。
いろんな詩があるので「これは難しいけど、この詩は好き!」という感想を言い合うのも楽しいですよ。
(私は好きな詩に付箋を貼って、家族に読んでもらい、お互いに読んでからどこが好きかの感想を言い合うということをしていました)
詩は、最初は意味がわからなくても、歳を重ねていくうちに「こういうことだったのか」と気づいたり、全く違う解釈ができるようになったりもします。
その時々の自分の読み方、捉え方で全く違う本になるところが、詩集や読書のおもしろいところです!

この記事を見て、もし詩集を読んだ方がいたら、ぜひ感想教えてくださいね!

それでは。






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