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[台湾]十三層遺址に行きたいので基隆近郊日帰りツアーに参加してみた (2023-10)
今回は十三層遺址に行ってみたい!と思い立ち、行き方を調べてみたことから始まります。
この遺跡はかなり辺鄙な場所にあり、バスの本数なども少なめ。 熟考の結果、十三層遺址が含まれている基隆近郊日帰りツアーが某オンライン旅行会社で販売されていたため、それを利用して行くことにしました。
しかし、1回目の予約では催行人数に達せずキャンセルに、2回目でようやく催行が決定しました。
目的地
和平島地質公園
阿根納造船所跡(阿根納造船廠遺址)
正浜(正濱)漁港のカラフルハウス
八斗子海浜公園/望幽谷(忘憂谷)
象鼻岩
潮境公園
十三層遺跡(十三層遺址)
台湾紅茶体験館
台北から出発
集合場所に指定されていたのはシェラトングランド台北ホテルとあと一箇所(どこかのMRT駅)、自分はシェラトンを選択したためロビーで待つようにとの指示がありました。
ツアーガイドさんとは早々に合流できましたが、ほかの参加者二名がまだ来ていないということでそのまま待つようにと言われました。
予定時間を過ぎてもなかなか来ない参加者は、実はロビーではなく外で待っていたようで、ガイドさんが探し宛ててようやく出発することができました。
ツアーは中型のバスで移動だったのですが、なんと参加者は自分となかなか合流できなかった二名の女性のみ。彼女らは香港からの観光客です。
ガイドさんによると九份などが入っているツアーが人気で、これを選ぶ人はあまりいないとのこと。 港女二名は何度も訪台しているリピーターなので、今回はあまり行ったことがない場所が入っているツアーを選んだそうです。
和平島公園
まず向かったのは海水浴場も併設されている和平島地質公園。
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ここでは侵食により奇妙な形に変化した地形をみることができます。
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これらの地形や岩を守るために遠目にしかみることしかできませんが、季節限定のこのツアーでは普段は入れない場所まで一部行けるようです。
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このあたりはかつて台湾を支配していたオランダ軍が駐屯していたようなのですが、当時作られた基地的な?穴も残っています。
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こちらはオランダ軍の監視用設備だったそうなのですが、現在は名状しがたき何かに侵食されています。
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沖縄漁民慰霊碑もありました。これは二二八事件の際、社寮島(現 和平島)で命を落とした沖縄海人を慰霊するために作られたそうです。
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海水浴場は泳げる範囲が結構狭かったです。
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バンガロー的な施設もあり宿泊も可能ですが、だいたいみんな日帰りで遊びにくるようです。
自由時間が長すぎ、かつ暑すぎのため施設内にあったおしゃカフェで休憩しました。
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美味しかったです。
阿根納造船所跡(阿根納造船廠遺址)
次に向かったのは昔の造船所跡。 長らく廃墟のまま捨て置かれていましたが、インスタ映えスポットとして話題になり観光客も訪れるようになりました。
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残念ながら中には入れませんが、夜間にこっそり忍び込む若者が絶えないそうです。
正浜(正濱)漁港のカラフルハウス
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ここもインスタ映えスポットとして有名です。 よく九份のツアーなどにも組み込まれているのを目にします。
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単に港町の家をカラフルに塗っただけなのにおしゃれスポットになってしまった。 これを考えた人はすごい。
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カラフルハウスの裏側(つまり道路側)は普通の町並みです。
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お昼は各自でとれと言われたので、港に向かって建っているいい感じのカフェで食べました。
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八斗子海浜公園/望幽谷(忘憂谷)
さて、ハイキングの時間です。
なぜかよく途中でハイキングをねじ込んでくる台湾のツアー、これも例外ではなく望幽谷浜海歩道を散策する時間が組み込まれていました。
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ここは海を見渡せてとても癒やされるとガイドさんも言ってた通り、とても良いハイキングコースでした。 でもツアーの途中に入れるのはどうかと思います(息を切らしながら)。
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廟みたいなところもありましたが、ここへの参拝は大変そうです。
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これもかつて監視設備だったようです。
象鼻岩
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その名の通り象の鼻のような岩があります。
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見所は象の岩だけではなく、周り一体が波によって創られた自然の芸術作品のようでした。 足場が悪いので移動はなかなか大変でしたが。
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これは貝などの化石らしいです。
潮境公園
八斗子半島の東側にあったゴミの埋め立て地を公園として整備した場所。 なぜこの公園がツアーに入っているかというと・・・
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インスタ映えですね。
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とはいえ、海岸線を見渡せるので景色もいいです。
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オープントップトラムも走ってるぞ! (違う)
十三層遺跡(十三層遺址)
さて、おまちかねの十三層遺址です。
残念ながらこのツアーでは近くまでは行けず手前の観覧スポットから眺めます。
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なお観覧スポット前の道路は海に面しており、近くにバスの停留所もあります。 バスはだいたい一時間に一本程度くるようです。
ここへは日没前に到着し、明るいときと日がくれてライトアップされた様子のどちらも見ることができます。
が、「ライトアップまで待ちたくなければもう台北に帰りますか?」とガイドさんが提案し、ほかの参加者も同意する不穏な状況に。
当然拒否しました。 なぜそんなに生き急ぐのか。
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日没前。鉱山版ポタラ宮や天空の城などと言われていますが、たしかにそれっぽい。
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夜はこんな風にライトアップされます。
ライトアップは18時から始まるはずですが、なぜかこの日は18時5分ぐらいから開始しました。 もしかして手動なのでしょうか・・・?
台湾紅茶体験館
台北に帰ったあと最後に寄る場所です。 しかし単に商品を売りたいだけの店とのタイアップにすぎません。 無料のお茶を飲んでお菓子を食べたあとはとっとと帰りましょう(帰った)。
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