秋の日、これまでとこれから。
祖母は一日の中で何度もお茶を入れてくれます。
10時、15時、食事のあと。
「お茶のむかい?」「うん、お願い」そんなやり取りを繰り返すのが日常になっています。
今日の夕食後、祖母が「ほうじ茶入れようか」と提案してくれた時に「飲む!」といつになく食い気味に返事をしていました。夕飯のアジフライの風味が残ってるうちに、温かく香りのよいほうじ茶を飲むという状況がたまらなく魅力的に思えたためです。
淹れてもらったほうじ茶を飲みながら、無意識に、これまでの季節とこれからの季節に思いを