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韓国人の恋愛論 スキンシップ頻度がずば抜けてる話。

仲の良さ=○○の距離

韓国のカップルといえば、やれ100日記念だの、毎月記念日だので有名なところだが、根本的に言えることは、カップルの距離感が近いということだ。

最初にぶっちゃけてしまえば、私も日韓カップルの当事者であるのだが、ここでは、巷にある甘々日韓カップルの事情ではなく、経験をもとにしたできるだけ客観的内容をお伝えしていくつもりだ。

日本と韓国のカップルで大きく異なる、このスキンシップ。これもやはり欧米のそれに近く、公の場で、ハグ、ポッポ(軽いキス)は当たり前、いつも重なり合っている韓国カップルの姿を見て、ぎょっとする方もいらっしゃるだろう。

これは、女子間や仲のいい友達との関係でも以下の記事で述べたことであるが、とにかく仲がいいこと=物理的にも距離が近い、のである。


韓国では、友達よりも恋愛パートナーの優先順位が高い。つまりは、友達よりもさらに近しい関係になる上で、心理的距離は言うまでもなく、物理的距離はほぼゼロに近いほどに近くなる(なお、連絡頻度は、会う回数もほぼ毎日に近いカップルもいるほどで、空間的、時間距離も最も近いケースが多い)。

そしてこの物理的距離を埋めているのがスキンシップに他ならない。


スキンシップ頻度

具体的にはどの程度なのだろうか。一般的に、過剰なスキンシップは二十歳前後がピークとされている。この頃は恋に恋してるのか知らないが、どこに行っても離れない。

そして二十代半ばから三十代になるにつれて、少し落ち着き、外でポッポをすることも躊躇うという。ただし、手はがっちり握るし、男性が女性の肩や腰に手を添えている光景は普通。

ただ、驚くのは、街でハルモニ、ハラボジ(おばあさん、おじいさん)が手をつないで歩いているところに、かなりの確率で遭遇するのだ。これは意外や意外、さすが、アジアのフランス?イタリア?だとか言われているだけあある。

私自身も、韓国男の最初のスキンシップには驚きもしたが、慣れてしまうとなんだか物足りなくなってくる(慣れって怖い)。

韓国の女子友達ともよく話す内容だが、その子たちからすると、日本でのカップルの距離感に驚くのだそうである。

なんで手を繋がないの?歩いてるときのあの距離感は何?もっとエスコートしないの?・・・・(以下略

以前距離感の記事でも書いたが、やはり日本人にはカップルと言えども、境界線があり、どこまで自分の領域を狭められるのか、無意識の距離感が生じているのだと思う。


いい意味で正直

彼らの率直な愛情表現は、いい意味で分かりやすくて良い。日本人が誰しももつ表裏の顔みたいなものは、ほとんどなく、言葉にしていることが本音で、あまり隠そうとしない。

日本の一般的なスタイルと異なり、男子でさえ、好きなら好きだという愛情表現を思いっきりするこれがスキンシップが多い理由でもある。

手もつなぎたいし、連絡も多い、ごはんを作ってくれたり、食べさせてくれたり、彼女の面倒をすべて見たがる(もちろん例外はいるが、どこかで思いやる気持ちは表現してくる)。


逆に冷めたら、連絡も遅いし、連絡内容もどんどん素朴になり、明らかにめんどくさくなってることが分かる。

日本では連絡を普段しない人も多いが、韓国でそんな人は一握り。ほぼ常時、携帯と生活を共にしている。

連絡については、別の回で詳しく載せるが、「잠수를** 타다:潜水する」、という自然消滅を表す言葉があるくらい、フェードアウトは普通にある。事故なのか心配する日本女子もいるが、そんな無責任な奴には絶対に深入りしないように!!!**泣きをみるのはこっちである(経験済)。

なので、冷めたかな、で裏を読み解く必要はあまりなく、その表現を見れば一目瞭然なので、見分けが楽。

反対にこちらも隠すことなく、好き嫌いをはっきり表現しても問題ない。もちろん、愛情的な言葉もいいが、それだけじゃなく、スキンシップを増やす、減らすで、かなり相手へ自分の気持ちを伝えられる。


悪い意味で正直(気を付けること!!!)

正直なことはいいことだが、正直すぎることもたまにキズ。

個人的に好きな恋愛相談番組「연애의 참견(恋愛の口出し」の中でも紹介されていて、納得納得と聞いていたが、

スキンシップが目的で、やさしくしてくる人には要注意だ。

スタジオでも満場一致で別れろとの話が出ていたが、実際結構多い。

最初は優しいので、なんかいい人?とか思ってしまうが、実際べたべたと常識なく触ってくる人、肩を組んでくる人がいたら、冷静になって距離を置こう。

ほんとうに付き合いたい、仲良くしたいという人は、嫌われたくないし、もっと好きになってほしいので、節度を持ってるし、こちらが自分のスキンシップはここまで、と主張すれば、それを理解もしてくれる。

それを押し通して、自分勝手にふるまう人からは、速攻逃げよう。自分を安売りしないでほしい。


韓国人との恋愛に興味がある女子が増えているということも聞くが、日韓恋愛の違いの一つであるスキンシップも理解しつつ、何より自分の身を守りつつ、いつもと違う感覚で楽しんでみるのもいいかもしれない。

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