【図解】効率化よりも、視える化を優先
食洗機洗剤を変えてみたら、自分は効率化よりもまずは視える化を優先したいことに気づきました。
食洗機用の洗剤を、粉末洗剤から、液体(ジェル)洗剤に変えてみました。粉末洗剤だと、毎回スプーンで計量して投入するのが手間だったんです。液体だと、ワンプッシュで定量を投入できるようになっているので、家事の時短につながると考えました。購入したのは、下記の製品。
実際に使ってみて、たしかに効率化につながっていると感じます。フタを開けてプッシュするだけなので、洗剤投入にかかる手間は粉末洗剤よりも明らかに小さいです。
しかし、問題が2点あります。
ワンプッシュが定量にならずバラツキがある(使用開始直後は明らかにたくさん出ていた)
どのくらいの量を投入したかが視覚的にわからない
計量のプロセスを効率化した結果、どのくらい投入したのかがブラックボックス化していると言えます。このブラックボックス化・視える化されていない状態が、どうも自分にとっては落ち着かないようです。残量に応じてボトルの角度やプッシュ時間を調整すれば、一つ目の問題を解消することは可能でしょうが、それこそ時間と労力のムダ。ブラックボックスな効率化を「運用でカバーする」というヤツですね。
結局、効率化を捨ててでも、使用量の視える化を優先して、粉末洗剤に戻すことにしました。
なお、1回分の洗剤を固形にしたジェルボール型やタブレット型もありますが、コスト面で高くつくと判断して選びませんでした。今日は食器が少なめだから洗剤も気持ち少なめで、みたいな量の調整ができないデメリットもあります。
家事の効率化を狙った企業努力は、本当に素晴らしいことだと思います。ただ、「視える化推進エンジニア」を標榜する私とはその方向性が合わなかっただけの話です。
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いつも図書館で本を借りているので、たまには本屋で新刊を買ってインプット・アウトプットします。