【学研まんが】水を活かす技術のひみつ オススメ度:★★(1〜5)
テーマ
テーマとしては特化していますが、水は様々なところで使われているので、話題の範囲は広め。
実用性
知識として。「食べ残しを下水に流すな」と言っていた下水道のひみつと比べて、水を大切にしよう、くらいの抽象的なアドバイスしか出てきません。
水処理の説明はかなり細かく、理系な内容です。興味深く読みましたが、小学生には難しいのではと思ったり。工場見学では、業務のデジタル化・工場のオートメーションにスポットが当たっている印象を受けました。
ストーリー
水の妖精界のプリンセス・スーイと、水処理の重要性や方法について学習します。開始5ページで妖精が登場、次のページで能力披露と、かなり前のめりですね。
大きなイベントもなく淡々と工場見学をこなしていき、主人公たちの精神的成長も特に描写なし。一応、前半のスーイの伏線がエピローグで回収されています。
ファンタジー
前述のスーイが案内役。能力は、こぼれた水を消す、小さくなって水道管に入る、魔法で息ができる、地上に水のワープゾーンを作るなど。アクアス社員とは普通に挨拶を交わす関係です。また、水処理の対象としてのスケールやスライムもキャラクター化されており、水を活かす妖精・アクアがそれらを倒していきます。
一行知識
関東ローム層の影響で、関東の水は比較的硬水寄り。
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いつも図書館で本を借りているので、たまには本屋で新刊を買ってインプット・アウトプットします。