【学研まんが】モーターのひみつ オススメ度:★★★(1〜5)
テーマ
モーターの活躍範囲は広いです。モーターが使われていない機器を探す方が難しい、世界の消費電力の約半分はモーター、というほど、様々なところで使われています。
実用性
仕組みを理解する楽しさはありますが、実用性はないです。
ストーリー
転校生(女の子主人公)が来てから学業で二番手に甘んじていた男の子主人公が、モーターの学習を通して諦めない心を身につける姿が描かれます。ベースは工場見学系ながら、なかなか急展開で、エピローグでどんでん返しもあります。
一方で、諸々の発端になった女の子主人公のあの行動の理由が、ちょっとわかりにくい気も。未来が荒廃してるのなら納得ですが。
ファンタジー
自律型ロボットのモートルが登場します。ドローン型に変形して飛行、物質のスキャン、過去・未来へのタイムワープが可能。さらに、エピローグでは、人の記憶操作が行われた形跡があります。小学生に回転寿司(大トロ)をおごらせようとする一面も。モートルが解説役になると思いきや、前半は近所の博士と半々、後半の工場見学には同伴せず、工場見学先の職員が解説します。
京都本社に続いて、中国(日本の地方ではなく、チャイナ)の工場見学に行ってますが、交通手段の描写はなし。さすがに中国までドローンで行くには遠そうだし、大人同伴であればパスポートを持たずに街中を歩くとは考えにくいので、普通に飛行機で行った?
いつも図書館で本を借りているので、たまには本屋で新刊を買ってインプット・アウトプットします。