【図解】行動量必達(キーエンス思考)
はじめに
『「キーエンス思考」×ChatGPT時代の付加価値仕事術』より、
行動量必達の考え方について図解してみました。
図解
解説
「可視化できる行動」でKPIを設定することが
キーエンスの流儀です。
また、他者の行動に左右されず、
やれば確実にできる行動を選ぶところが重要。
note の投稿に KPI を設定するならこんな感じ。
『キーエンス思考』ではさらに、
行動量必達という言葉が出てきました。
行動量の目標を可視化したら、
それを必ず達成せよ、ということですね。
行動量必達が求められるのは、
目標設定の仮説を検証するためです。
そもそも、目標を達成することは手段であり、
その先にある大きな目的を達成することです。
目的から逆算して行動量目標を設定することになりますが、
設定した目標が目的達成に本当に寄与するかどうかは
仮説でしかありません。
行動量を達成しなければ、仮説の検証ができません。
なぜ目的達成/未達成だったのか、
原因が特定できない、ということですね。
以下、行動量・目的の達成度で分けた
各象限について簡単に解説します。
行動量○ 目的○ (左上)
ひとまず仮説は正しかったと判断できます。
もちろん、他の要因の可能性もありますが、
同じような目的の達成を目指す際は、
今回検証した仮説を試す価値はあるでしょう。
行動量○ 目的× (右上)
仮説が正しくなかったことになります。
残念な結果ではあるものの、
「うまくいかなかった方法」を明らかにした、
という意味では一定の成果だと言えます。
行動量× 目的○ (左下)
目的は達成できたものの、設定した目標が
目的達成につながったのかは判断できかねます。
再現性がないので、
次もうまくいく保証はありません。
行動量× 目的× (右下)
目的を達成できていない上、
次に活かせる知見も得られていません。
おわりに
「時間の家計簿」を使った毎週の数値目標(Try)も、
必達するようにせねばと思いました。
「できたらいいな」ではなく必達して、
そのうえで目的が達成されたかを検証する。
そういった姿勢で目標設定するようにします。
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いつも図書館で本を借りているので、たまには本屋で新刊を買ってインプット・アウトプットします。