文系ITエンジニアのぶっつけ共通テスト③「地理B」
学力の視える化のため、大学入学共通テストに取り組んでいます。
第3回:地理
考古学・歴史学・科学を駆使して自然と人間の関わりを理解する、個人的には最強だと思っている学問が、地理学です。地理系ゼミ(真面目に学業してない)の出身としても、ある程度解けないと困る科目です。
結果:75点 / 100点
意外と高得点!前回の簿記会計よりずっと楽に進められました。大問5の利根川下流域・佐原は私の卒論のテーマ地で、無事に全問正解でした。大問5の問3あたりは即答。研究とは関係ない内容が多いとはいえ、土地勘があるのはラッキーでしたね。
所感
色々なものを食べたり、旅行に行ったり、そういった経験が蓄積されると教養になるんだなと思いました。前述のとおり、大問5の利根川下流域・佐原は、卒論のテーマだったのでよく理解していました。他にも、九州・四国出身の人は大問3、インド・中国に行ったことがある人は大問4は解きやすかったかもしれません。
すべてを把握していなくても、ひとつの知識から類推して正解に近づくことも実感しました。例えば大問2の問4は、食肉の輸出量の地図ABCが提示され、それぞれ牛肉・鶏肉・羊肉のどれかを答える問題。組み合わせは2×3=6通りあります。私の場合、ファミレス勤務時代の経験から、鶏肉の輸入元といえばブラジル・タイと知っていたので、鶏肉はCだと確信できました。この時点で「牛肉A/羊肉B」か「羊肉A/牛肉B」の2択問題です。そこから、スーパーでアメリカ産牛肉売ってるなーとか、羊といえばイギリスやニュージーランドだなーとか、他の経験・知識をもとに解答しました。
大人が受験生より有利な点は、長く生きている分の知識や経験の蓄積です。自分が高校生のときは、スーパーで牛肉の産地を気にする機会なんてなかったですからね。知識や経験を蓄積するだけの雑学王ではなく、問題解決に活用できるようになりたいと思いました。
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いつも図書館で本を借りているので、たまには本屋で新刊を買ってインプット・アウトプットします。