イントロダクション

イントロ、それは全ての始まり
イントロを聴いて高揚し、ワクワクさせる


どうやら今は腐敗した時代なようだよ、何と若者はイントロを飛ばして聴くんだって
中高の頃の俺みたいだ

そして、何が一番あかんかって、ミュージシャン側もそれを見込み最初からイントロ短めや全く無しの曲を作るようになっていると


お前らには音楽家のプライドも何もないのか


俺はまだ大人になって音楽の全てを聴けるようになった、今の若者ももしかしたらやがては分かる日が来るのかもしれない
いや、でもスマホや便利や多量コンテンツの忙しい時代にもうイントロの価値観は戻りにくいか…


しかしミュージシャン側がそれに媚びるようになったら駄目だろう
柔軟に対応し、他にどんどん重要点を見出だし、ハナからイントロばかりに拘りを置いてないのかもしれないけれど
今の若いミュージシャンは職人魂というものが、ある所はあっても無い所にはメリハリのようにすっからかんだと感じる
別に金儲けの為って訳でも無さそうで、ただ余計な拘りが一切削がれてるというか、こちらが工夫をしてでも聴いて貰えた方がいい、と効率重視な、そこが良くもあるし欠点でもある
どうすんだよ…本当に全ての音楽からイントロが無くなっちゃったら


イントロ、間奏、アウトロはどれも大事だ、決して廃れて欲しくはない
何を好むも自由で、何が流行るも不思議ではなく、何が移り変わるも仕方無いけれど、イントロが押し出され殆どノーイントロが当たり前の世界になったらと思うと怖いんだよ
イントロを聴けとは言わない、ただ、イントロを忘れてくれるな…

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