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頭が良くなる薬があるかもしれない!

ベタヒスチンと言う本来めまいに使われる薬ですが...


研究には京都大学の高橋英彦准教授(精神科医)も協力した。服用したのはメニエール病など強いめまいの治療に使われる「ベタヒスチンメシル酸塩」(成分名)。

1週間前に見せた写真の内容を聞いたところ、実験の30分前に通常の処方量の約10倍の薬を飲むと、正答率がわずかに上がった。飲まないときの正答率が約25%と低かった人は、服用すると50%程度まで向上した。

ベタヒスチンを飲むと脳内で情報伝達に使われるヒスタミンという物質が大量にできる。薄れて伝わりにくくなっていた記憶の信号が強まり、思い出せるようになったとみている。

池谷教授は「思い出せなくても、記憶は脳内に残っていることが確かめられた」と説明している。

ベタヒスチンはアレルギー症状や胃潰瘍などを悪化させる副作用があるが、約10倍の処方量でも安全性に問題はないという。ただ医師の指示なしに服用するのは安全性に問題があるとしている。

ちなみに商品名はメリスロンです

ベタヒスチンはヒスタミン作用もある!

ヒスタミン:生体内物質の1 つで、血液中に過剰に分泌されるとアレルギー症状を引き起こす。 脳では神経細胞同士の情報のやり取りに使われ、覚醒状態の維持や食欲、記憶などを調節する。

抗ヒスタミン薬と抗コリン薬は集中力が落ちる!

抗ヒスタミン薬は通常、アレルギー症状や副鼻腔炎などのアレルギー反応を抑えるために使用される薬です。一方、記憶力については、抗ヒスタミン薬が直接的に影響を与えるという科学的な証拠は限られています。

一部の人々は、抗ヒスタミン薬を使用することで眠気や集中力の低下などの副作用が現れる場合があります。これが記憶力に影響を与える可能性があります。ただし、一般的には抗ヒスタミン薬が記憶力に直接的な悪影響を及ぼすという確たる科学的根拠はありません。

記憶力を維持したり向上させるためには、健康的な生活習慣を実践することが重要です。十分な睡眠をとり、バランスの取れた食事を摂取し、適度な運動を行うことが記憶力向上に役立ちます。また、認知トレーニングや新しいことに挑戦することも記憶力や脳の活性化に効果があります。

もし抗ヒスタミン薬の使用による記憶力に関する懸念がある場合は、医師に相談し、適切なアドバイスを受けることをお勧めします。医師が処方した薬の使用方法や副作用についての理解を深めることが大切です。






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