仏教徒の役割 ルアンプー・プラモート師
ルアンポーは先生方に一日に何度も跪拝(きはい:頭を地面につけて礼をすること)
をしていますよ
両親や先生方に向けて跪拝をしているのです
両親や先生方を敬って跪拝するのです
そして
私たちの心は穏やかになるのです
毎日食事をする時
食事の観察をする他に
ルアンポーはもう一つ観察をしています
それは
これらの食事全ては
ブッダを信望する人達によって
与えられたものであると
これらの衣服(法衣)は
ブッダを尊敬する人々によって
与えられたものであると
クティ(宿舎)やサーラー(瞑想道場)は
ブッダを信望する人々によって
与えられたものであると
そのように観察するのです
ブッダの遺徳によって
その遺徳は
すぐに3,000年を迎えようとしているのです
そして今日まで
僧侶の卵たちを育て続けることが出来ているのです
ブッダの残した遺徳は大変に大きなものなのです
心は
ブッダへの尊敬や慈愛を思い起します
そして
恩返しをしようと思い起こすならば
ガタンユとは恩を知る事
ガタンウェーティーとは恩を返すことです
比丘における恩を返すこととは
比丘の役割を果たすことです
比丘の役割についてブッダは既に
話されているのです
ブッダが涅槃に入られる前でした
入滅する前の最後の言葉でした
それは
自分自身の為になる事をする様に
他の人の為になることをする様に
その為に不注意にならないこと
これれが義務です
と
言われたのです
ですから
私たち仏教徒の役割は
法を学び実践する事なのです
これが役割なのです
ボランティアですることでは無いのです
やりたい時にやり
やりたくない時にはやらない
では無いのです
もしも私たちが
ブッダの子供達であるのならば
法を正しく学び
実践しなければならないのです
そして
それを受け継ぎ他の人へと
広めなければならないのです
これが私たち仏教徒の役割なのです
自分自身へ十分に為になる様にし
そして他の人へ最大限に為になる様にするのです
仏歴2567年4月13日
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