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月影を歩く

歳時記を紐解き情景を連想し、それにあう写真を探してみようという一種のギャラリー。とりあえず書いてみたという感が強いが記念すべき第一回を振り返ってみよう。

名残の夏も少しずつ茫洋と。カモメも何かを予期したのか波の向こう側に目をやる。秋はどこからやってくるのか、目に見えるものというより予感を捉えるのだろう。軽やかさを帯びた空気の中で波の音もまた新しい響きを立てる。
https://note.com/anmtgallery/n/nb90247177471


記事を投稿してから一週間経過したがまだ構成を決めきれていないところがある。とはいえ立ち止まっていてはどうにもならないので再び書いてみることにする。書いているうちに何か気づけるだろうー。
先日は「白露」からイメージを展開したが、日に日に空気は澄んできているようだ。七十二候では「鶺鴒鳴」「玄鳥去」と鳥にちなんだものが続く。

【歳時ギャラリー2 月影を歩く】
これほど涼しさがあると夜空を眺めたくもなる。雲が適度にばらけ月影の中に詩情を探したくなる。
柔らかく涼やかな月光に照らされる家路をいつもよりゆっくりと歩く。月光に呼応するように明かりが灯っている部屋がこちらに囁きかけるようでもある。光と影が見慣れた街に物語を投影する。

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