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全米民主主義基金(NED)はグルジアに再び紛争の火種を撒こうとしている様です

ウィ、ムッシュ〜!(気さくな挨拶)
今回翻訳させて頂きますのは

こちらの記事となります!

前置き

今回はグルジア…現在はジョージアと呼ぶ国で、全米民主主義基金(NED)がどんな事をして来たのかという部分に主にフォーカスを当てた記事となっております🫡
その過程でセルビアなどにも言及がなされておりますぞ!💦

どの位置にあるのかは、こちらでご確認出来ます💦
北はロシア、南はトルコ、アルメニア、アゼルバイジャンに挟まれる位置取りとなっておりま〜。

今回の記事の内容は、こちらの記事にて概要を把握出来ると思われます。
ですがより細かいお話などが、今回の翻訳文で把握出来ると思われます!🫡


ご多忙な方向けにポイントまとめ

  • 2023年3月初頭にグルジアで出された"海外からの資金提供を抑制する法案(「外国人工作員法」ともいう)"を潰す為に、デモ活動が発生

  • グルジアやセルビアなどで発生した過去のクーデターに、全米民主主義基金(NED)やジョージ・ソロスが関わっていた

  • セルビアのクーデターで政権交代をさせる為に資金提供、オトポールという団体が中心となった

  • そのオトポールの経験を吸収・伝達し、その過程でオトポールの様な団体クマラが誕生

  • グルジアの2003年の選挙でシェバルドナゼ大統領の政党が勝利したが、クマラを中心としたデモ活動によって最終的に転覆させる

  • シェバルドナゼ自身もかなり西側諸国に寄っていたが、より急進的な西側寄りのサアカシュヴィリを大統領にすえるというのが目的だった

  • NEDによる様々な組織への資金提供は近年になっても続いていた

  • グルジア側の外国人工作員法を取り潰す動きを見せる米国では、逆にグルジアからの資金提供の働きかけが出来ないというダブルスタンダードであった

  • 冒頭で書かれたデモの後、グルジアの人々に対して"第三国の議員が"「グルジアの夢(政党)かEU加盟か、どちらかしか選ぶ権利は無い」などと言い出す

  • ベラルーシやイランでも同様にデモを先導しようとする動きがあったが、目下のターゲットとしてグルジアは有力な"紛争地帯候補"と見られている

という感じでございます!
今回の翻訳記事におけるポイントを抜き出してみました🫡

今回の翻訳記事ではグルジアとジョージアのどちらで書くのか?という点につきまして、グルジアで統一しております。
ジョージアという名称は米国のジョージア州と被ってしまいますし、過去のお話もありますし、今回はグルジアで行こう!とすったもんだの末に決まりました🙏
#会議でもやってるみたいな書き方はよせ

ほな、いきましょか!👍



米国が仕組んだ"カラー革命"がグルジアに帰ってきた

"2023年3月初旬、グルジアのトビリシの国会議事堂付近のバリケードの前でグルジア国旗を持つデモ参加者。(写真:AP通信)"

By キット・クラレンバーグ

3月第2週、グルジアの首都トビリシでは、"国内のNGOや報道機関に対して海外からの資金提供が年間収入の20%以上を占める場合、その開示を義務付ける"という法律案に抗議するため、数千人の人々がデモ行進を行いました。

政府は最終的に圧力に屈してこの法案を破棄しましたが、この法律案が特に阻止しようとしていた"米国主導のカラー革命"が、ごく近い将来に再び起こる可能性を疑う理由はほとんどありません。

結局のところ、グルジアはこの陰湿な西側の"政権交代"の初期の実験場であり、大成功を収めたこのモデルはその後21世紀初頭の数十年間に何度も世界中に輸出されたのでです。


忘れ去られた歴史

グルジアの2003年の"バラ革命"は、2000年以降に旧ソ連圏やその近辺で起きた2度目の西側諸国によるクーデターです。
2000年のセルビアに始まり、(※2003年の)トビリシの後には翌年の2004年にウクライナ、そして2005年にはキルギスと続きます。

今日においてこれらの騒乱を主流メディアは、専制政治に対する"民衆の力"の正当な闘いとして扱っています。
しかし同時に西側メディアは、かつてCIAが秘密裏に行っていたことを公然と行う米国の機関である全米民主主義基金(NED)と億万長者の投資家ジョージ・ソロスが、これらの政府の転覆に果たした中心的役割について、驚くほど率直に語っていました。

1991年にワシントン・ポスト紙は、NEDとソロスが"秘密工作"によって実行される"スパイ無きクーデター"の時代の到来に如何に貢献したかを報じました。
この組織は旧ワルシャワ条約機構と旧ソ連の共産主義を破壊するために、反政府NGO、"人権"団体、政治活動家の集団、メディア、労働組合、更には教育機関にまで資金を提供しました。

2000年の(※セルビアの)ベオグラードでの"ブルドーザー"革命は、NEDの東欧での活動がまだ終わっていないことを示しました。
厄介な社会主義者スロボダン・ミロシェビッチを権力から引きずりおろすために、NEDはその資源を投入しました。

セルビアで"表立った活動"の予算を最も多く獲得したのは、学生活動団体"オトポール"("抵抗"を意味する)でした。
ミロシェビッチがいなくなると、応用非暴力行動・戦略研究センター(CANVAS)に変身し、その照準を海外に移しました。
ー最初のターゲットはグルジアでした。

※オトポールについては日本語Wikipediaのリンクをこちらに貼りますね!
(※参考リンク:Wikipedia)

補足

トビリシはすでにNEDのクーデターにとって徹底的に肥沃な土地でした。
2003年までに約4,000のNGOが活動していますが、そのほとんどが外国からの資金で運営されており、その活動には事実上何の制限もなかったのです。

カナダのグローブ・アンド・メール紙の報道によると、ソロスが"グルジアのエドゥアルド・シェバルドナゼ大統領を倒すための煉瓦を積み始めた足場作りを始めた"のは2003年の2月のことでした。

同月、ソロスのオープンソサエティ財団は、NEDとソロスが出資するリバティ研究所の創設者であるグルジアの活動家ギガ・ボケリアがセルビアを訪れ、オトポールのメンバーに会い、"彼らがミロシェビッチを貶めるために街頭デモやその他の受動的抵抗形態をどう利用したか"を学ぶために資金を援助しました。

夏の間、オトポールの代表たちはまたしてもソロスの資金でトビリシに派遣され、より集中的な訓練を受けました。
彼らは3日間の講座を開き、1,000人以上の学生に平和的革命の方法を教えました。

これらの学生たちは、自分たちのオトポールとしてクマラ("十分な"という意味)を結成し、そのロゴとブランディングを採用しました。
ソロスは野党のテレビニュースネットワークRustavi-2とnewspaper 24 Hoursに長年資金を提供してきた事から、このグループに35万ドルという破格の起業資金を提供しました。

前者は政府から嫌われていましたが、それは大統領が曲がった裏表がある人物として描かれた"ぼくらのヤード(Our Yard)"というアニメ化もされた風刺漫画が制作されたことが原因です。

2003年のグルジア議会選挙が近づくにつれ、ソロスとNEDはクマラがテレビ広告、チラシ、プロパガンダ・パンフレットなどを開発するのを支援しました。
また、ニューヨークで教育を受けた弁護士である友人のミハイル・サアカシュヴィリが率いる野党"国民運動"党の資金源にもなりました。

2002年には、ソロスから直々に財団の"オープン・ソサエティ賞"を贈られました

2003年の選挙ではシェバルドナゼ大統領を支持する政党の組み合わせが公式に勝利しましたが、ソロスが資金を提供したRustavi-2によって不正選挙と有権者の脅迫に関する報告が放送され、さらにNEDが資金提供した世論調査では国民の支持率がまったく異なることが指摘されています。

これが引き金となり、クマラを中心とする数週間にわたる全国的な抗議行動が発生しました。
このグループはソロスの資金で全国から集めたデモ隊をバスに乗せ、トビリシの国会議事堂の外に拡声器と巨大なテレビスクリーンを設置し、Rustavi-2を放送しました。

世界銀行と国際通貨基金がグルジアに対するすべての援助を停止したことが、その背景にあります。

高まる圧力と平和的な抗議活動が極端に暴力的になる危険性があったため、シェバルドナゼは11月24日に辞任しました

2004年1月に行われた再選挙ではサアカシュヴィリが勝利しました。
彼はすぐに、ソビエト時代のモニュメントを取り壊すほどに国を西洋化するための過激な改革プログラムに着手しました。


ダブル・スタンダード(二重の基準)

一般的に現代では、バラ革命は明らかに"反ロシア"であったと主張されることが多いです。
しかしシェバルドナゼは積極的な西側寄りの人物であり、8年間の大統領在任中において政府とロシア政府との関係は冷え込んでいました。

2008年にサアカシュヴィリが侵攻した南オセチアとアブハジアの分離独立地域をめぐる緊張は常に高く、彼はチェチェンのゲリラ兵を匿ったとクレムリンロシア政府から非難されました。

※2008年のサアカシュヴィリによる侵攻は"南オセチア紛争"とされます。
(※参考リンク:Wikipedia)

※ここでチェチェンのゲリラ兵が匿われたと書かれていますが、その後サアカシュヴィリがウクライナのオデッサ知事にシレッと就任しており、どうもチェチェン兵士もそこに連れてきているとか。
(※参考リンク:Journal Neo)

補足

シェバルドナゼの米国との関係は対照的に温かく濃厚であり、グルジアは彼の監視下で、イスラエルに次いでワシントン米国政府の対外・軍事援助を受けている国(※2位)となっています。

彼はNATOと戦略的パートナーシップを結び、EUへの加盟を宣言し、大規模な民営化と外国からの搾取に国を開放しました。
様々な意味で西側諸国の人間である彼はソロスとは1980年代からの付き合いで、一時は良好な関係にありました。

2000年に億万長者ソロスがオープン・ソサエティ・グルジアを設立する為に初めてトビリシを訪れた時、それはシェバルドナゼの明確な招待によるものでした。
この旅で彼は、当時同国の法務大臣だったサアカシュヴィリと初めて知り合ったのです。

それから1年経たないうちにサアカシュヴィリは職を辞し、野党の悪質な政権批判者になりました。

明らかにシェバルドナゼはソロスやNEDにとって西側寄り/反ロシア的な存在とは言い難く、サアカシュヴィリの方が効果的かつ従順にワシントン米国政府の利益に貢献すると考えたのでしょう。

このことは、従順な政府に対しても"あからさまな作戦"が危険であることを示しています。
クーデターが成功しても反対派のNGOやメディアへの影の資金援助は続いており、西側諸国の支援を受けた政権が必要な行動をとらない場合はすぐにでも不安を煽ることができるようになっているのです。

これこそが最近トビリシの街角で見られた光景です。
2022年のグルジアにおけるNEDの資金調達の調査は、同基金が数百万ドルの費用をかけていわゆる"民主化"プログラムを支援し続けていることを示しています。
シェイム・ムーブメント(恥の運動)のような支援先の組織の多くは、最近のデモの最前線にいました。

"外国人工作員"法の草案に対する米国政府関係者からの批判は猛烈で、米国国務省のネッド・プライス報道官は選出された議員に対して、この法案に賛成することは「グルジアの欧州・大西洋の未来を危うくする可能性に責任を負うことになる」と警告しました。

皮肉なことに、グルジアのNEDに相当する組織がワシントンで同等の活動を行うことは違法となります。

さらに倒錯した展開で、"グルジアがこの法律を採択すれば欧州連合(EU)加盟の資格を失う"と警告したブリュッセルの人物と全く同じ人物が、現在においては本質的に同じ内容のEU全体の法律を推進しています。

この制度の下では、加盟国間の商業団体や非営利団体はEU以外の国から受けた資金を開示するよう強制されることになります。


トロイの木馬

トビリシの連立政権を率いる政党"グルジアの夢"は、その敗北によって抗議行動が沈静化し、文字通りの安堵のため息をついた事でしょう。
しかし、政権交代の代償は明らかにかけ離れています。

デモ隊がグルジアの議会周辺を立ち去ったわずか数日後、リトアニアの欧州議会議員アンドリュス・クビリュスは地元の報道機関であるジョージア・トゥデイに対し「同国の国民はグルジアの夢政権か、EU加盟のどちらかを選択しなければならず、国民は双方とも叶えることはできない」と語りました

まったく別の国の代表である欧州議会の議員がグルジアの人々に対して、誰を選ぶことができ、誰を選ぶことができないかを事実上指示するのは何故か、という疑問を抱く人がいるかもしれません。

クビリュスはNEDから"偶然にも"資金提供を受けたEUのイベントでグルジアの将来について講演するなど、近年のトビリシの内政問題に顕著な関心を寄せています。

ジョージア・トゥデイの資金源はやや不透明ですが、外国人工作員法が施行されれば同誌はその影響を受ける可能性が十分にありました。
元編集者のナナ・サジャイアはNEDの同士であると同時に、極右のFoxニュースのワシントンDC支局でプロデューサーを務めていました。

※Foxニュースが"極右"というのはとても違和感がありますが、文章ではそう書かれていますので…💦
ゲートウェイとか見たら失神するでホンマに

ツッコミ

グルジアの夢には明らかに、海外からの資金調達を暴露し、国内の多くの組織の活動を導く十分な理由がありました。
しかし最近の出来事は、NEDがその国の出来事に影響を与える事においてその国に物理的に存在する必要がないことを証明しています。

2020年、ミンスクは扇動的な反体制暴動で揺れ動きました。
その1年後、ベラルーシの野党活動家を装ったロシア人の悪戯に騙された基金幹部は、(アレクサンドル・ルカシェンコ政権によって禁止されている)自分たちの組織が抗議活動の背後にあると認めさせられました。

NEDはイランでも同様に禁止されています。
しかしNEDは遠くから、イスラム共和国を破壊しようとするさまざまな亡命組織に毎年数百万ドルの資金を提供しています。

すべての受領者が宣伝されているわけではありませんが、NEDの"政権交代"コインの受領が確認されたアブドラマン・ボロマンド・センターなどは、テヘランや他の都市で起こった最近の暴動の最前線にいました。

アブドラマン・ボロマンド・(イラン人権)センター(ABC)は2022年7月にイランで発生したデモ活動に関連する"イランで不当な処刑などが行われていた"とする報道に、その名前をチラつかせています。
(※参考リンク:kbnewArab Newsなど)

ちなみにこのABCの本部は米国にあります。

補足

ウクライナがロシアとの戦争で全面的に敗北しそうになっている今、西側諸国は必要性の如何に関わらず紛争に第二の戦線を開きたいという願望を日々募らせています。
そのような状況の中でグルジアに従順な政府を設置することは、NEDの立場からすると文字通り死活問題となります。



終わり

お疲れ様です!
今回はグルジアを中心にNEDの悪行的なものが取り扱われておりました。
いかにもソロスってな感じのやり口ですなぁ💦💦

こうして見ていきますと、やはり紛争の火種をバラ撒いているのが米国だ!というのがよく分かりますね〜😱😱😱


・普段の活動

おいらは普段、このまとめ記事の編集を担当される方々に混じって活動させて頂いております😊

そのまとめ記事はWe The Media(WTM)と言いまして、テレグラムというSNSに展開されている市民ジャーナリズムなメディアとなります😆✨✨
メディアに寄稿される方や元軍人な方など、様々なアメリカの"愛国者"達がひと味違うニュースを取り上げたり見解を投稿していっております😊

そのメディアを自動翻訳しているのが、ふたつ目のリンクWe The Media日本語訳(WTMjp)チャンネルとなります😁

ここから下は、その普段の記事でもテンプレ的に貼り付けております宣伝部分となります🙏
編集を担当なさって下さる方を募集中ですので、宜しければご一報を!🙏


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WTMまとめ記事の作成をしても良いよ!と仰る方を、随時募集中でございます😊✨✨
ご連絡はWTMjpのまとめメンバーの内、しろのさん、破壊天使さん、Qリプトラベラーさん(と、おいら)の記事のコメント欄、もしくはTwitterなどのDMで受け付けさせて頂きます。

定期的に…でなくても、例えばひと月に1回〜2回とかでも大丈夫ですぞ!
記事が作れるかなぁ?と心配なそこの貴方も、記事を作っています方々によるサポートとか出来ますので、思っているより敷居は低いのです🥴✨✨

それから、特にチーム的な取り組みとかでは無くともWTMjpの投稿で気になったり気に入ったものがございましたら、どんどん記事にしたりSNSなどで取り上げてみて下さいませ!😆✨✨
おいらがそういう賑わいを見たい!というのがその理由だったりしますが、一味違う投稿の数々は勉強になりますし、気が向きましたらご一考下さいませ🥴✨✨


・告知ィィィィッ!!!

日本国内から"一味違ったメディア的なコンテンツ"を作ってみよう!とテレグラムに産み出されたのが"わしらがメディアじゃ"!
現在のメンバーとしましては初期のメンバーの

の4名+1羽に加えて…

という陣容でお送りさせて頂きます!

メンバーについては、折を見て少しずつ増員・募集などもあると思われます。
もしご参加頂ける方がいらっしゃいます場合は、是非とも"当初のメンバー"の記事のコメント欄や、Twitterのアカウントまでお訪ね下さいませ!
まだまだ産まれたてなチャンネルですが、宜しくお願いします🙏

それでは、またね〜!👋👋


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