ぞうさん。

こんにちは。紫陽花や向日葵、カメレオン、イグアナ、ワニの赤ちゃん、カモノハシ、その他た…

ぞうさん。

こんにちは。紫陽花や向日葵、カメレオン、イグアナ、ワニの赤ちゃん、カモノハシ、その他たくさんの動物、そしてラーメンが大好きです。自然、街中、ぶらぶら歩く時ふと浮かんだ小さな事を、書いていきたいです。ゆっくり、しっかり。

マガジン

  • 只今営業中!ぱぱ食堂

    子供達と囲んだ食卓の風景を集めてみました。 おなかいっぱいになれば元気100倍! 悩みも吹っ飛ばそう!!

  • 只今営業中!パパお弁当屋さん

    子供達が高校生になり、寮生活を送っていた頃に毎週届けていたお弁当を記事にしてみました。独学で作り始めたお弁当なので、見た目も味も保証は出来ませんが、朝三時に起きて作っていた思い出弁当達です。

  • 汗と笑顔の日記帳

    妻と出会ってからの日々、妻を亡くしてからの子育ての日々を日記に綴っておりました。そのほとんどが熊本地震で水浸しになり読めなくなりました。辛うじて残った部分をnoteに書き写しています。バタバタ走り回る足跡を、少しでも残しておきたいと考えました。

最近の記事

  • 固定された記事

いざ、出航⚓️

新年、あけましておめでとうございます。 いつも記事を読んで下さるnoteクリエイターの皆様、そして初めてご覧になって下さった方、素晴らしいご縁と出会いに、心より感謝申し上げます。 去年の一月に書いた記事と多少重複するかと思いますが、簡単な自己紹介をさせていただきます。 ぞうさん。と申します。 約一年半前の夏、このnoteの存在を知りました。 それまで公に文章なんてまるで書いた経験がなく、パソコンを開いて何か書き始めてもすぐに恥ずかしくなり、削除してばかりでした。

    • 乾杯

      今日は、父の八十一歳の誕生日でした。 息子と一緒にショッピングモールへ行き、ポロシャツを二枚、赤ワインと芋焼酎をプレゼントの為に購入しました。 「パパ、去年さ、じぃじに半袖のポロシャツをあげたでしょ?じぃじは結構寒がりだから、今年は長袖をプレゼントしたら?思い出して見るとさ、半袖を着てる姿、おれ見た記憶ないんだよね」 と、息子が頼もしい、洞察力に溢れたアドバイスをしてくれました。 「なるほど!考えてみたらそうやね!夏でも長袖や!」 「あんまり派手じゃなくてワンポイン

      • 海鳥の恩返し

        私は現在、『パニック障害』という相棒と付き合っている。 発症した当初、まさか自分の身にこんな症状が起こるなんて、と、毎日が不安だらけだった。 内科、脳神経外科、耳鼻咽喉科など、様々な病院へ通い、薬を処方してもらったけれどなかなか治癒せず、ある時は狭い待合室で倒れ、また別の日はMRIの途中で発作に見舞われコールボタンを押して中断し、歯医者や美容院の椅子で気を失いそうになり、無意識のうちに立ち上がって徘徊してしまったりと、得体の知れない不吉な病気との、いわば孤独な「戦い」であ

        • 雪化粧

          「似た者夫婦」という言葉がある。 手元にある電子辞書で意味を調べてみると、 “夫婦は性質や好みが似るということ。また、そのような夫婦” と記されている。 同じような性格同士がお互い惹かれあって夫婦になったのか、或いは一緒に生活し、寝食を共にする過程の中で次第に似ていくのか、いずれにしても性格だけでなく、趣味や思考などがいい意味で似ている夫婦のことを指すのだろう。 私と妻は、生まれも育ちも全く共通点がない。 妻は新潟生まれの新潟育ち、私は京都生まれの熊本育ちである。

        • 固定された記事

        いざ、出航⚓️

        マガジン

        • 只今営業中!ぱぱ食堂
          10本
        • 只今営業中!パパお弁当屋さん
          8本
        • 汗と笑顔の日記帳
          84本

        記事

          エメラルドの星

          親戚に、かすみさんという人がいる。 年齢は私のちょうどひとまわり上、同じ五月生まれで双子座、血液型もこれまた同じO型で、そのせいなのかどうかは分からないけれど、私はかすみさんとはとても気が合う。 映画やアニメが大好きで、昭和世代には懐かしいものだけでなく、今の流行りの漫画に至るまで趣味が広いので、私だけではなく、私の子供たちとも仲良しである。 「れい君はたい、北斗の拳に出て来る南斗水鳥拳のレイでしょ?そんでしゅんちゃんは、聖闘士星矢のアンドロメダ瞬じゃん?よかねぇ。私も

          エメラルドの星

          PKPK(パパッと簡単ぱぱキッチン)10

          十一月も下旬となり、私の住む熊本の海辺の街もようやく冬の到来を感じさせるような寒さとなりつつあります。 それでも、まるで残暑の残り香が、秋と冬にはまだまだタスキは渡せないよと、最後の力を振り絞って頑張るような暑い日もあったりと、この季節は不思議な魅力に彩られているなぁと、冬化粧をしている紅葉なんかを眺めながらふと考えてしまいます。 スポーツの秋、食欲の秋、芸術の秋、様々な表現で形容される蜃気楼のような秋ですが、私にとって、いくつか忘れられない思い出があります。 あれは確

          PKPK(パパッと簡単ぱぱキッチン)10

          +30

          たとえばのお話

          たとえばのお話

          +29

          秋うらら

          私の住んでいる家は、熊本市内から車で約二時間位の場所に位置し、父のごとく大きな山と、母のように優しい海に囲まれた、観光地にあります。 家の周りにはコンビニなどもなく、何をするにも車での移動が必須です。 子供たちが帰省した時など、帰りは必ず駅やアパートまで送って行くので、車の中でいつもいろんな話をします。 朝日を浴びながら走る日もあれば、夕日と挨拶を交わしながら家路に着く時もある、もう何年も通った海辺の道路は、ある意味家族の一員です。 幾つも連なる大橋を渡る時は、トンビ

          わっはっは花

          「あ、パパ!寝てた!?ごめん!あのさ、友達とまた沖縄行くんだけど、パパってハブ酒とか飲める?お土産買って帰ろうと思うんだけど!」 時計を見ると、朝六時である。 「あ、おはよ。えっと沖縄?去年も行ったんじゃない?パパ、ハブ酒は飲めないかも。ビールとかがいいな。」 「あ、りょうかーい!!シーサーのお人形もまた買うね!」 娘の電話は八割が早朝で、残り一割五分が深夜、そして残りの五分がそのどちらにも属さないであろう(微妙に重なる?)午前三時半頃である。 沖縄かぁ、いいなぁ、

          わっはっは花

          PKPK(パパッと簡単ぱぱキッチン)9

          私は現在、登録販売士として、あるドラッグストで働いています。 管理資格者として、医薬品の販売、接客などに携わっています。 小売業という業種の関係上、夏、冬などの、いわゆる繁忙期は特に忙しく、言葉通り、目の回る日も多々あります。 私が勤めるお店は、熊本の、海辺の町にあり、この時期は海水浴、魚釣り、キャンプ、ドライブや帰省のお客さんでいっぱいです。 お盆の時期が終わり、やっとまとめて休暇を取得することが出来ました。 渋滞、バスや電車の混雑を避けるために、子供達も私の休み

          PKPK(パパッと簡単ぱぱキッチン)9

          出来そこないの唄

          「夏休みになればこっちのもんやぁ!!」 小学生の時、仲間たちはみんな、同じ気持ちで歓喜と期待を込め首を長くして、この長い休みを待っていたと思う。 子供たちにとって、夏休みは何より特別な宝物だった。 異世界、異空間、異次元、至福、天国、おおよそ考えつくたくさんの言葉をも全て軽く超越した、大きな偉大な存在であった。 悪ガキたちの朝はとにかく早い。 早朝六時、高学年が持って来るラジオから、お馴染みのラジオ体操の軽快な音楽が流れて来る。 私たち、当時まだ低学年の悪ガキ、七

          出来そこないの唄

          駅とぼくとお母さん

          お母さん、ぼくは、二十歳になりました。 成人式も無事に終わり、タバコも吸えたり、お酒を飲めるようになったりと、世間一般的にはもう大人の仲間入りです。 けれどあまり実感はなく、特に十代と変わりない生活をしています。 昼は大学に通い、夕方から夜にかけては週に三回から四回、スーパーでアルバイトをしています。 仕事帰りに食材を購入し、アパートで自炊を心掛けています。 栄養に偏りがないよう、お肉だけでなく、玉ねぎやニンニク、ブロッコリーなんかも自分なりに料理して食べているから

          駅とぼくとお母さん

          小さな応援歌

          先日、いつものように息子に宅急便を送った。 息子は他県の大学に通い、一人暮らしをしている。そして夕方はあるスーパーでアルバイトをしている。 いろんな商品の値上がりなどもあって、お米やカッ麺などがあるととても助かるらしく、私は毎月、あれこれ考えながら箱詰めして、簡単な手紙を添えて郵送するのが日課となっている。 お礼の連絡があった際、大雨の話になった。 「なんか熊本でも警報続きで、避難勧告とかも出てるんよね。今ニュースで確認したらさ、そっちもかなりひどいみたいやん?リュッ

          小さな応援歌

          タイムスリップ

          父親というのは、不思議な生き物、存在だなぁと思う。 今日、仕事のお昼休憩中に、先輩である大原さんという方とこんな会話をした。(私はあるドラッグストアで登録販売者として医薬品の販売に従事しています) 大原さんは食後のコーヒーをいつものように美味しそうに飲みながら、目をキラキラさせてこう言った。 「松本くん、母の日と父の日、何かプレゼントあげたの?」 「あげましたよ。母には黒いショルダーバッグとお菓子で、父にはポロシャツとキャップとワインです。」 「ご両親、喜んだでしょ

          タイムスリップ

          +26

          アートの世界

          アートの世界

          +25

          祈りとハート

          私には、二人の子供がいます。 息子が二十一歳、娘は二十歳になったばかりです。 上のお兄ちゃんは、どちらかと言えば思慮深く、言葉を選んで発するタイプです。 相手に何かを話そうと思う時、まず、 「こんな言葉ならこの人は嫌な気持ちにならないかな?不快な思いをしないかな?」 と考えるようです。 妹は天真爛漫、思ったことをまず言ってみるタイプです。 話そうと思う言葉をあまり深くは考えずに、ニコニコしながら手振り身振りで語るので、たまに何が言いたいのかさっぱり理解出来ない場合も

          祈りとハート