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【読書感想】野球ファンの自分が『蹴球学』というサッカー本読んでみた。

皆さまこんにちは、アニオタで野球ファンのふーみんです。
本日、行きつけの書店で何か面白そうな本がないかと探していると、スポーツのコーナーに『蹴球学』というサッカー分析YouTuberの方が書かれた本があったので、これを機にサッカー勉強してみようと思い購入しました

表紙のデザインが参考書っぽくて好き


感想

大前提

個人的な感想で、この本はサッカーが好きな人が読んだ方が理解がしやすいのは間違いない。
しかし、例えばサッカー漫画くらいしか知識がない、かじる程度しか知らないという人でも分かりやすく図で説明もあるので、理解は出来るようになっている。

サッカーのトレンドについて

現代サッカーのトレンドの移り変わりのスピードってこんなにも速いのかと思いました。そのトレンドの移り変わりも、その時代で一番強いとされている戦術を倒すための戦術ができて、それの追いつけ、追い越せになっているのが面白かった。
野球だと、バットのスイングをアッパー気味にしようという選手が増えてきた(フォークやカーブ、縦スラ等の縦変化のボールに対応するため&ホームランになりやすい角度に乗せる為)時に、高めのストレートを多用するピッチャーが出てきたのと似ている。

野球とサッカーの違いを感じた

野球のトレンドというのは、円の様に循環しているイメージで、サッカーのトレンドは、道が舗装されてどんどん続いていくイメージがある。
野球の場合は、カーブが流行る年もあれば、スライダーが流行る年もある。しかし、サッカーは、一度トレンドが移行するとアップデートしないと対応出来ないと感じた。

図の有難み

サッカーの場合は、フォーメーションとか頭で想像するのが難しいので、図での解説があって理解しやすかった。

ポジション毎の役割が細分化されている

CF(センターフォワード)でも、ラインブレイカー、ポストプレイヤー等、ポジションは同じでも役割が違うんだなと思った。
その組み分けで、テレビとかも選手紹介の時にしてくれれば何故この選手とあの選手がコンビを組んでいるのかの理解もし易くなると思った。

海外を全肯定で礼賛すべきではない

優れた人材は、日本にも存在し、その人達をどれだけ日の目を浴びる場所に持ってこれるのか、そして学としても誰の何を学ぶのか具体化しないと全部が全部素晴らしいというわけでないという事を改めて感じた。

最後に

自分の様な野球ファンが読んでも分かりやすい様に書かれており、専門用語等は解説があり、図もあったので読んでいて面白かった。
その中でも、正対理論や3バックと4バックの違い等サッカーが好きでプロを目指している、監督を目指している、好きなクラブがありそこのサポーターだという人には特にオススメです。

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