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オンライン展覧会×座談会【ディレクター編】

こんにちは!
Anique採用担当です。

Aniqueのサービスの一つ、オンライン展覧会を紹介する記事シリーズを作成しようと思います。
題して、「オンライン展覧会×座談会」!

一回目の本日は、オンライン展覧会を運営するディレクターの皆様に、「ファンに刺さるオンライン展覧会を作り方」について、語り合っていただきます。

え? まだAniqueのオンライン展覧会をご存じない?
そんなあなたは、下記URLより「進撃の巨人オンライン展覧会」をお楽しみください!

中村「まずは、簡単な自己紹介からお願いします!」

うるし「僕は去年からAniqueにジョインさせていただいてて、好きなマンガは『寄生獣』で。卒論で『寄生獣』について書いて最優秀賞をもらいました! バレーボールが好きで、週5時間くらいはバレーボールしてます!」

マツ「2019年の立ち上げからAniqueにいます。週刊少年ジャンプで連載していた『家庭教師ヒットマンREBORN!』がマンガもアニメも大好きです」

中村「天野明先生のマンガが大好きで、『鴨乃橋ロンの禁断推理』も好きなんだよね?」

マツ「キャラデザの『PSYCHO-PASS』も好きです」

中村「それに最近猫を飼い始めた」

マツ「うはうはです(笑)」

それでは本日はよろしくおねがいします!


――『進撃の巨人』では、どのようにオンライン展覧会をつくっていったのでしょうか?

うるし「『全員主役』と『各キャラクターに想いを捧げる』というテーマがあったんですよね。それぞれのキャラクターに焦点を当てて、各々の物語を展示できればと思いました。作中にも『おまえが始めた物語だろ』ってセリフがあるんですけど、すべてのキャラクターに物語があるんですよね。だから一人ひとりが輝いている。それを追体験してもらうことを目標に作りました」

ディレクター座談会02

――実際、展覧会を見に来てくれた方の声で、『泣いた』という声はたくさん聞くことが出来ましたよね。

うるし「僕も作ってる過程で結構泣きそうになりました。うるっときちゃって。僕が中学生の頃に連載が始まって、リアルタイムで追いかけてた作品なんですね。新刊が出る度に買って、母親と読んでたんですよ。思春期のちょうど人格が形成される頃から楽しんでたんです。進撃のキャラクターと共に生きて、育ってきたという感覚がものすごくあって」

マツ「進撃に育てられた世代だね」

うるし「ちなみに気になってたんですけど、中村さんから僕たちに一言オーダーがあるじゃないですか。進撃だったら『号泣させる』という言葉。どうやって決めてるんですか?」

中村「作品がどの節目を迎えているかをみてます。進撃は完結記念の展覧会だったので、『完結』というのが1つテーマとしてあったんですよ。『完結』がどういうことかと言うと、作品としての登場人物たちの一生は一旦終わっちゃう。そういう節目で、作品のことを振り返りたくなるファンの方も多くいらっしゃると思いました」

うるし「結果的には、ファンの人が最終回を読み終わった後に楽しんでもらえるオンライン展覧会になったんじゃないかなと思います」

マツ「僕の友だちもオンライン展覧会を観てくれたんですけど、『涙止まんない』って感想くれたのが印象的でした。そこまで心の奥深いところに届く企画になったことが嬉しいし、やっぱりすごい作品だなと」

中村「泣きながら作った甲斐がありましたね!オンライン展覧会の魅力の一つにコメント欄があると思うんですけど、みんなが思ったこと、感じたことをリアルタイムで共有するっていうのは、現実の展覧会とは違った楽しみ方だなと思っていて。そこをうまく考えて作ってくれたよね」

うるし「コミュニケーションベースでっていうのはすごく意識しましたね。展示を選ぶときも、『この展示でコミュニケーションは生まれるか』っていうのはすごく考えました」

中村「盛り上がりどころを知っていて作るのも大事ですね」

うるし「面白かったのは、こちらが意図してないところで盛り上がった場面もあったんですよ。オニャンコポンとハンジがお祭りに行って、ニンジンを車に食べさせようとするんですけど、そこでひたすらニンジンの絵文字が投稿されまくっていて(笑)。オンライン展覧会ならではの楽しみ方を、ファンが自ら見つけてくれてるのが印象的でしたね」

中村「『リアルの展覧会に勝とうとは思ってない』ってことなんです。リアルの展覧会とは違う魅力を作ろうとずっと思っているんですよ。リアルの展覧会だと、隣で見ている人が何を感じているかってのはわからない。頭の中見れるわけじゃないし。オンライン展覧会のコメント欄は、隣で見ているファンの頭の中がまさに可視化されるので、そこを楽しんでもらえるのはすごく嬉しいですね」

ディレクター座談会03

マツ「リアルの展覧会にはリアルとしての良さがありますよね。それとは違った価値を作っていくのが、やっぱりオンライン展覧会のあり方なんじゃないかなと思います。コメント機能なんかがまさにそれで。あとはボリューム出せるのも利点ですよね。リアルの会場と違って場所に制限がないので、いくらでも展示できちゃう。例えばリアルの展覧会では、キャラクターごとに部屋を作るなんて考えられないじゃないですか。キャパ的にもコスト的にも。オンライン展覧会ならそれができちゃうんですよね。推しだけを集めた部屋で、コメントを持ち寄って盛り上がれるのは、やっぱりオンラインならではだなと思います」

中村「(リアルの展覧会だと)推し部屋を作りにくいというのはあるよね。でも作品のファンは潜在的に自分の推しを応援したいものだから、やっぱりニーズがあるんじゃないかな。やっぱりキャラクター同士の関係性が好きって人も多いので、やり取りももふんだんに入れていこうと思ったよね」

うるし「場面によっては結構動画も使いましたね。登場人物同士の掛け合いが大事なシーンでは、やっぱり一コマ出すだけじゃ物足りないので」

中村「泣きましたよ、お陰様で」

マツ「あとオンライン展覧会のいいところは、リアルの展覧会だと他の人に気を使ってしまってなかなか絵に集中することが出来ないと思うので、没入感が違いますよね。」

うるし「行ったり来たりとかもしにくいですしね。オンライン展覧会は毎日号泣していただいても大丈夫です!」

中村「おまけに24時間見れちゃう!」

マツ「今企画中のオンライン展覧会も、新しい取り組みを盛り込んでいるので」

中村「題して『終わらない展覧会』!」

うるし「エモい!」

――そして、Aniqueでは、オンライン展覧会を企画してくださる新しいメンバーを大募集しております!

うるし「作品にしっかり寄り添って、愛する。それができるディレクター募集中です!」

中村「アニメ・マンガ・ゲームが大好きであることはもちろん重視していますが、僕は『みんなで作る』ことを大事にしたいです」

マツ「作品の魅力を知り尽くしたあなたにしか作れないオンライン展覧会を、一緒につくりましょう!」

――お三方、ありがとうございました!


ディレクターたちの赤裸々トーク、いかがでしたか?

Aniqueのオンライン展覧会に興味が湧いてきたそこのあなた!
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