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〜anima garageの商品セレクト理念〜 後編(ある意味神回)

人類の歴史編ではどうしようもない人類の欲について歴史を振り返りながら、皆さんをやや鬱状態に追い込みました。
でも残念ながらここから先、更に自殺願望レベルに追い込みます(笑)
ウソだよー!大丈夫だよー!何とかなるよー!

では続き、アニマの未来編張り切ってこー!

私たちはこの現代において、何からも縛られず支配されていないのか?という疑問から、答えはNOというところで終わっている。

ではそれは何故かというと…?

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答えは…もう既にGAFAに支配されているから。

あ、これは都市伝説でもなんでもないですよ?(笑)こういう大企業が出てくると必ずと言って良いほど、不安に煽られて都市伝説染みたウワサ話が出てくるのだけど、この内容は本でも書かれているようにもう既に数字で表されているものになる。というか、皆さんもコレ言われたらすぐに分かりますよね?


これも話は長くなってしまうので、ここではざっくりと解説するが、今までの商業システムでは商品と共に『雇用』も同時に産んでいたのだが、GAFAにおいてはほぼ商品と流通しか産まず雇用は増えない仕組みになっている。そのうち流通においてすら、AIや自動運転システムで無人になり雇用を産まなくなる。いや、商品を作る工程においても既に雇用は産んでいない。自動化は絶えず進んでいるのだ。

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要はGAFAは少人数で経営できるシステムを既に開発済みであり、あとは人をどんどん切っていけば、巨万の富が手に入る。てかもう数億、数兆円と稼いでるけどね(笑)

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↑本当はもっと更にすごい内容が書かれているんだけど、それはここでは説明し切れないので本読んで下さい。

さて、ここまで皆さんを脅しておけばもう人類に先が無い事くらいはお分かりだろう。おめでとう!僕たちは奴隷です!(笑)

「いやいや、未来に行った事のないたかが三十数年生きただけのお前に何が分かる!?」という声も聞こえてきそうだが、それも一理ある。まだ見ぬ未来に0.01%でも明るい一筋の光があればそれは希望だと思う。それは私も同じ気持ちなのだ。だからこそanima garageを営んでいる事を理解してもらいたい。

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もはやここが最後の砦感(笑)


え?じゃあGAFAから買わないでanima garageって買えっていう宣伝ですか?

そうだ。全くもってその通りだ。

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amazonだ楽天だ、商品の到着が早いだのポイントがもらえるだのと、そこから買う事に全く異論はない。こんな事を偉そうに唱えている私ですら普通にそこで買い物をしているし、ネットで買い物をしなければ生活が成り立たなくなっているからだ。本当に恐ろしい事だ。

だけど、よくよく考えてみて欲しい。
今まで買い物をした商品が本当にあなたにとって必要だっただろうか?もちろん全てが無駄とは言わない。だけど、商品画像より実物はショボかったり、1年で壊れたりと結構間違った買い物をしてはいなかっただろうか?

私はかなり多くの無駄な買い物をしていたと自分で反省している。仕事で忙しいのでより生活が楽になるようにと、システマチックになる商品を買ったり「これは必要なんだ!」と本当はそうでもなかったりするのに、自分にわざと強制的な理由をつけて買い物をしてみたりと…。

だからそんな生活を改めた。

ガジェットは必要だよねと購入予約していたアップルウォッチは取り消した。あんな物を身につけたら最後、鳴り止まぬアラームに呼びつけられ、何時からあっちへ行けこっちへ行け、やれ酸素濃度や心拍数がどうたらこうたらと…機械のくせに余計なお世話だろう。

iPhoneの開発者スティーブ・ジョブズですら、自分の子どもに14歳になるまでは自由にデバイスを使わせたりせず、厳しく管理していた。
開発者だからこそ理解しているデバイスの危険性があったからだ。いわゆる中毒性。

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スティーブ・ジョブズですら開発したiPhoneを恐れていた。ここまで中毒性の高い代物を作っちまって正直ヤバいぜって思ったらしい(笑)


仕事ではもうデバイスを使わなければ仕事が成り立たない職業は多く存在する。しかし、私生活ではほぼ必要がないものと言って良い。それを必要だ必要だ、と言い聞かせられて私たちは今日まで飼育させられてしまったのだ。

このiPhoneやアップルウォッチでさえ、あと数年で必要なくなる時代が来る。そうすると徐々に富裕層から順にデバイスを捨てる日がやって来る。

それが私たちの層まで辿り着くとどうなるだろうか?未だ処分方法が確立されていないリチウムイオンバッテリーの産廃の山が世界中に出来上がるわけだ。


さてさて、またみんなを脅して一体福嶋はどうしろって言いたいんだい?デバイス買うな運動か?


いやいや、そんなわけないでしょう(笑)
私も使ってるんだから。

言いたい事はただ一つ。
買う物を今よりもかなり制限した方が良いという事だ。これはリサイクル運動でもない。
本当に必要なものは何なのかという事をもっと考えれば良いだけだ。こんな当たり前の事、太古の昔から一般人も有名人もみんなが言っていた事じゃないか!(笑)
そうだ。本当にごく普通、当たり前の事を言っているだけだ。


あぁ、やっとこの話に辿り着きましたね。
タイトルにあったanima garageの商品セレクト理念。遠かった〜(笑)


anima garageに置いている商品というのはどれも『普遍的要素』を含んだアイテムなんです。
難しい言葉使うなコノ勘違いアーティスト野郎!(皆さんの声を代弁。笑)

まぁまぁそう仰らずに(笑)

普遍的要素を含むというのは、文字通りなんだけど、いつの時代も変わらず必要な要素という事です。いつの時代も愛されている商品は、この普遍性を必ず持っています。

例えばうちで代表的な切花。これは昔から花を家に飾る習慣は世界中にあったわけで、今だ変わらないものですよね。

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後に何も残らない『消え物』という言葉は大事な概念だと思う。


食品においても昔はオーガニックが当たり前。化学物質はなかったから当然ですよね。
しかも自然の摂理に沿って作られた商品は人間にも馴染みが良いものが多いわけです。

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これは私物。徐々に色々手放していこうと思う。オーナーの私物SALEもまたやるからね。


私がデザインする内装コーディネートもそうです。流行りのものなんて、よっぽど熱望されない限り取り入れない。ほんの少し時代に合った今っぽさを取り入れるだけで、あとはほぼこの普遍性を取り入れてデザインしてます。

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そして何より大切なのは、偏りだと思うのだ。

animaさんはいつもこういう物を仕入れたがるよねwって笑われるくらい偏ったアイテム達が並ぶ店内が、やがて怪しさを増し、それが個性となるのだ。

どの店に行っても大体同じものや似た商品しか並んでいない。そんなつまらない店に行ったところでお金の無駄ではないだろうか?なぜみんなと同じでなければいけなくて、同じでなければ不安なのか?

この厄介な日本の教育によって整えられてしまった『平均』という概念には私は幼い頃から苦しめられてきた。


流行りでどうせ一時のビジネスにしかならない商品を置いて一儲けするのは、ぶっちゃけ超簡単です。このやり方なら多分、今頃私は店舗営業だけで、2、3店舗は余裕で拡大してます。あ、実際やってないんで口だけになってるけどね(笑)でもロジックは分かってるから多分できる。

でも私、そんな事に興味ないんですよ。
だってそれって超単純に言えば人類の破滅を進めるだけでしょう?自然破壊を進めるだけでしょう?そういう類の分かり切っている事をやるのって本当につまらない。

だからこそ難しい事にチャレンジしてるんです。
anima garageの経営を始めて7年。ぶっちゃけずっと赤字です。本当に赤字。もう自慢気に言うわ(笑)

インテリアデザインや内装施工という建築関係の仕事が基礎にあるから店舗経営をまだギリ支えられています。1年目から経営の足を引っ張ってると言われ続け、ようやくここ1、2年で売り上げが少しずつ伸びてます。ただそれでも赤字(笑)

だけど私の中で決めている事はあと3年間、今やっている事、売っている商品を試して、もしも上手くいかないようであれば移転、若しくは業態転換します。

いやいや、10年でも20年でも長く続ける事が大事だよー?うん、それは分かっている。だけども10年やっても変わらないようであれば、今まで支えてもらっていた会社に申し訳が立たない。自分の経営能力の低さと、今の地域での限界を感じずにはいられないと思います。

だから決めたんです。あと3年と。
町屋をこよなく愛する電気工事士の三代目とメディアにも書いて頂きましたが、その地域と時代に必要とされていなければそれまでです。

3年後、anima garageと福嶋慶太は果たして、どんな展開を迎えているでしょうか…??

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長々とありがとうございました。
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