自己肯定感
☟そもそも人間は自分の能力を正確に評価できないという問題がある。
ダニング=クルーガー効果なる「能力の低い人は自分の能力を過大評価する」という説も唱えられている。逆に実際以上に過小評価してしまうということもあるのだ。
―――自己肯定感の低さは孤立を招く
―――自己肯定感を高めるには?
―――他人との影響による自尊心
―――自分を認めてもらえる場所が重要
上記Twitter引用から思うのは、リアルな場の人間関係は直接的だが合わなくて・会わなくて卒業や退職を機に疎遠になるケースも少なくないだろう。今の時代では、ネットの中の閉鎖空間での間接的なやり取りがお互い程よい距離感であったり、合っていて、今の今まで長く続いているというケースも少なくないということだ。
―――自分と向き合うこと
☟上記引用の河野氏が参考にした動画
―――自信をつけるために
―――「承認欲求」「自己肯定感」を小馬鹿にすることで承認欲求を得る人
■コンプレックス
―――コンプレックスは際限ない
―――コンプレックスとは一種の思考停止状態
裕福だろうが貧乏だろうが、お互いに羨み、自分にないものに対してないものねだりをするのが人間の性であり、嫉妬として七つの大罪として語られる。誰しも自分の人生の中での自負があり、幾ばくかの矜持があるため、それを誇りにマウントを取ることで承認欲求を満たしている。逆に言えばそういった矜持が打ちのめされればどんどん卑屈になるため諸刃の剣なのだ。何事も二兎は追えず、順当に追っていけば一兎のみになるため、すべてを手にしようと大きなつづらに手を出せば痛い目に遭うのは童話でも語られている。
巷では「自分は友人が少ない」というコンプレックスから消極的になり、人見知りを促進させ、孤立化する人は少なくない。しかし、実際問題友達が少ないと自称しておきながら自分の居場所を見つけて活躍で来ている人も少なくない。多くの場合「友達が少ない・いない」は言い訳であり、社交性やコミュニケーションが不可能と言うわけではなく、免罪符として交流を避けているに過ぎない。それを自らコンプレックスとして深く抱えている故に周囲も深く触れることができず、仲が深まることが出来ない。コンプレックスとは、一時それを放棄して周囲と同じ土俵に立って交流した上で、ほとぼりが出来上がった際に徐々にオープンにすることで被害を最小限に留めることが重要なのだ。逆に言えば「友達が少ない・いない」をコンプレックスにして内向的になれば、周囲の人は「やっぱり」と言う印象を受け、自身もより卑屈を加速化させ、こじらせて廃人となってしまうのだ。
―――相手に自分のコンプレックスを見出して叩くことで自分は"そっち側"じゃないと信じ込みたい層
―――コンプレックスとの付き合い方
コンプレックスと言うのは基本的には周囲はそんなでも当人は深刻に悩んでいる場合が多い。前項でマウントを取る人について触れたが、これは中堅管理職だけでなく、新卒社員にも見受けられる。それは当人がリクルートやネット記事などで「最近の若者は~」「ゆとり社員」に関するネガティブなニュースを受けることで言われてもいない自身への誹謗中傷として受け止めてコンプレックスに思い、それを覆そうと印象付けるため、自身は有能な人材なんだと周囲の先輩社員にマウントさながらの行為をしてアピールし、嫌われるケースがある。何の疑いもせずに周囲のコンプレックス広告に騙され、便乗して周囲を責め立てる者、その座を得るためにマウント合戦を繰り広げ自己の主張を曲げない者の戦争となり、前項のような職場は戦場と化すのだ。
■自己中心的
―――自意識過剰な謙虚さは結局、自己中心的
―――"謙虚"と"卑屈"は違う
不安
―――他人を巻き添えにする人
―――お前が信じるお前を信じろ
■アンガーマネジメント
―――怒りは許可制
―――相手の怒りに沿う共感者になる
■自殺について
自己評価が低かったが故に自決を図った有名人は少なくないのだろう。
かの落語家、故・桂枝雀氏はうつ病による自殺とされている。氏の落語を見るに、かなり破天荒で型破りなスタイルであるようにも思えたが、下記論文によると、実際はかなり生真面目で神経質で凝り性。枝雀以前の小米の時代は対照的にとても暗い人物だったとされている。強迫的な完璧主義であることが自身を苦しめていったのではと論じている。
故・三浦春馬氏も自己肯定感の低い人物であったとされる。両者に共通する部分を挙げれば、高い理想に向かって努力する努力家だが、強迫的な完璧主義故に自信を持てないまま不安を抱えていたのではと推測する。
―――自殺希少地域の特徴
☟WHOの自殺予防の記事では下記のように俗説を否定している。
―――自信がないのは
―――自殺を思いとどまらせる考え方
―――人間関係のストレス
元放送作家、経済評論家、政治家であった野末氏(現89歳)は一人暮らしを謳歌している様子だ。
―――人間関係のしがらみから逃れる願望
―――孤独に対する耐性は必要
―――家族がいても孤独死は有り得る
■鬱になる
前述で高齢者でも人間関係のストレスから自殺する人がいる。または家族がいても孤独死が起こるといった例を引用したが、下記記事では"高齢者うつ病"というものがあるようだ。年齢から認知症と誤認されるのが問題だ。
―――認知の歪み
―――鬱にならない考え方
―――鬱から立ち直った行動・考え
「嫌われる」ということに関しては、アンタッチャブルの山崎氏の「『嫌われるのが怖い』と思うのは、今の自分は嫌われてないと思い込んでるから。 」という名言が個人的に言い得て妙だと思っている。
メンタルケアの方法
―――メンタルを強く保つ考え方
―――印象に残る考え方
―――結局、自分で辛さ・苦しみを倍増してるだけ
―――ネガティブな感情はネガティブな影響を及ぼす
―――正しく相談できる場所
―――感情は貯金できない
■安定して過ごすための考え方
―――向上する考え方
―――二兎を追う者は一兎をも得ず
■悲しい気分を切り替えるには?
―――パリピと陰キャの違い
下記Twitterより、考え方・捉え方の違いによる各々の特性の違いが述べられている。
―――基本的にマルチタスクは不可能
築城10年落城1日という言葉があるが、終わるときはあっさりだ。
―――メンタルを保つチップス
■楽観的な捉え方
―――自分の機嫌は自分で取る
これはANZEN漫才のみやぞん氏が発言した言葉だ。氏はTwitterの発言など、ファンから良く賞賛されるポジティブさを保持している。
―――ポジティブさ
―――「何も考えていない」はある意味強い
―――未来ではなくまず今日を考える
下記は、たまたま行った個人経営の美容室で美容師と話した内容だ。
「未来のことではなくて今日のことを考える。今日お客さんが来て楽しいとか、これから髪を切りに行って、洗濯して、みたいに、今日何かをすることが明日に繋がってくる。このご時世、だいたいこういう時暇な奴が稼ぐ。UberEATSやらメルカリやら、いじめをやる奴も、自殺の手伝いやらも暇な奴。GoToとかも暇な人じゃないと、金を持ってる人じゃないと行けない。忙しい奴は自分のやりたい事をやるのでそんな暇はない。」
たしかになと思った。思いがけぬ出会い、きっかけがトリガーになって何か新たな事に繋がっていく。美容室もそうだったし。ふとした言葉や思い付きで背中を押されてみても良いのかもしれない。
人生観
―――気持ちがわかっても、同じ人生ではない
昔見たジョークで、病室の窓際に寝ている患者がいつも外の景色を楽しそうに話していて羨ましく思っていたが、いざその患者のベッドに移ってみるとそこには窓もなくコンクリートの壁があった、というものがある。その患者は自分を楽しませるために嘘をついていたのだという話で、実際の部分は当事者にならないとわからず、何においても隣の芝生は青く見えてしまうがその人から見た自分も実は同様の印象を抱いているかもしれないというものだ。
―――世間で普通とされているものはハードルが高い
―――うちはうち、よそはよそ
―――お金と経験値は反比例していく
―――命はいつまで続くかわからない
■信念
―――こびり付いた汚れはなかなか落ちない
思考停止の一端として、実際は現状を打破したいと考えてはいるが、その抜本的な解決策がなく、行動に移すリスクと現状維持を比較した際にどうしても現状の方が安定していてまだ幸せな方だと捉えるようになる。そうなると、今の生活をこのまま保持して走り切ることに思考が働くため、特別な変化を恐れ・嫌い、避ける。経験がそこで停止したまま時間が経過していくため、それを正解として自らを正当化する思考が働き、やがては他者に自らの思想や行いを押し付けるようになるのだ。
プライド云々以外にも、それを変えられない理由の一つに、変えたところで今まで支持していた人が離れるだけだからだという問題がある。賛成派と反対派がいて、反対派に合わせれば賛成派は離れるだけだ。また、自分の属する組織全体が間違った思考で構成されていれば、その思考がそのテリトリーでは正しいとされ。間違った思考として周囲に認知されていても、それを貫き通せば周囲の了解や諦めを得てバッシングから避けられる可能性がある。マラソンで自分の先を走る者がいたとして、その人に合わせて走れば徐々に失速して最下位になる恐れもあるが、自分のペースを貫いて走れば、それが正しければ同じスピードで徐々に相手を追い抜かすことは可能だ。
―――失敗には再現性がある
―――OSがアップデートするように、時代も人間もアップデートしていく。生きた化石になるな
よく自分の信念を貫いて、これが私の正しいとする生き方で人間の振舞い方だとする人はいるだろうし、そのように信念を持って生きることで自我を保てている人は多いだろう。ただ自分もその社会の一員で、そこにいるのは一人の人間として許されて己が存在しているからであり、時代の価値観に順応せず、立ち振る舞いも同じままでは、生きた化石として生きる環境も狭まってしまい、肩身が狭い。個人の感情は個人の感情として胸に秘め、うまく立ち回って時代を楽しむのも醍醐味だろう。若者はそういった意味では、いつの時代も最新のものやトレンドに詳しく、時代を象徴する存在だ。これからの時代を考えるに、常に錆びたアンテナを張り巡らせて情報をキャッチしていく必要はある。自分も世の中もそうやってアップデートすることで便利になり、また一つ新たな問題やバグに向き合って立ち進んでいくものなのだ。
―――自身は自分の人生の最高責任者
■幸福論
―――数字に騙される
―――行き当たりばったりの考えや不安で人生は左右される
―――この世には救いの手がある、完全な極楽浄土が存在すると夢見ている
人間だれしもこの世に救いを求めているし、常に不安や悩み、コンプレックスを抱えて生きているわけで、十字架を背負わずに生きている人は少数だろう。いろんなメディアでは美しく整ったものをブランディングとして見せびらかしているので、完全に幸せといった羨望の目を向けるような記事やニュースは多いが、その背景である汚い面は映すことが少ない。他人に憧れるのは自由だが、自分の人生で会って他人の人生ではない。そこを踏まえた上で等身大の幸福をつかみ取るのが一番の生き方だと考える。
―――幸せはコントロールされている、比較によって幸福を享受する
幸福度が高いとして知られる国、ブータンでは幸福度が下がっているらしい。情報によって他国と比較ができるようになってから、自分の幸福に対して不安を感じている証拠だろう。逆に言えば、比較を知らずに等身大に幸せであると信じていれば、そのまま幸せに生きて行けたのかもしれない。ただ実際はその幸せの裏には苦労やデメリットがある事を忘れてはいけない。
■孤独
下記引用はまさにこれまでの総括のような内容となっている。
―――結局、人は孤独
―――孤独に耐える
〈おまけ〉
参考・関連文献