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140字小説「光る言葉」

言葉で傷つけ合う人間を憂い、神は言葉を結晶化した。すると自分の口から零れ落ちた鋭利な結晶で怪我をする者が続出した。その一方で神は光る言葉に傷を治す力を与えた。例えば子守唄、若者が語る夢や希望、平和への祈り。それらが放つ美しい光で世界が包まれた時、言葉は再び形を失い見えなくなった。

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