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夢見とイマジネーション

月と海王星のオポジション

前回の占星術講座の中で、オポジション持ってる人、誰かいるかなという問いかけがあり、僕の「月と海王星のオポジション」についても言及してもらいました。

僕には、6室にある牡牛座月と12室にある蠍座海王星のオポジションがあります。

「牡牛座の月と蠍座の海王星のオポジションは、とにかく夢を見る人という感じ。夢見っぱなしというくらいに夢を見る人。

それと、自分の感情が動くときには、いつもイマジネーションも一緒に膨らむのが当然のことで、他の人がそうじゃないというのが不思議なくらいに感じるかも知れない。

人の話を聞いていたら、その人が実際にそうしているところのイメージが、ありありと目の前に見えてくるような感覚があって、そのイメージがどんどん湧いてくるのを止めることができないくらいだったりするけれど、自分にとってはそれが普通の感覚だと思っている可能性がある。」

ざっと、こんな感じでした。

夢日記とイマジネーション

夢を見るということに関しては、自他共に認めるところだと思います。昔からちょくちょく夢日記をつけてましたし、夢分析系の試みはずいぶんとやってきましたしね。今もずっとやり続けていますし。

ここ数年のFacebookの投稿でも夢の記録や夢の考察について、たくさん書いてきました。僕にとって、夢はただの夢でなく、とても大事なメッセージという感覚なんです。だから、些細な夢でも大切にします。

そして、人の話を聞きながら、イメージが湧き上がるように出てくるということについても、僕的にはほんとにほんと、当たり前の感覚でした。

これは治療の仕事をしていた時から、役に立っていたと思いますし、いや、もっと遡れば、子供の時から人の話を聞くということは、全部視覚化してイメージするくらいだったと思います。

特にキネシオロジーのセッションするようになってからは、クライアントさんの情報をとりながら、話を聞きながら、その人が内側に見ているであろうイメージを、僕自身も一緒にその場にいるような感覚で見ていたという実感がありました。

だから、その人が何に怯えているのか、何が悲しいのか、何に怒っているのか、一緒に見てるので、何が問題になっているのか、わかるようなところがありました。

そういうイメージの中で、クライアントさんが新しい選択を見出せたときにも、その時のエネルギーの変化が見えているというような感覚がありました。

たしかに、あの感覚は、海王星と月のオポジションの影響だったのかも知れません。とても納得するものがあります。

考えたら、これは僕にとって、6室12室のラインにありますから、問題解決に関係のあることだと認識しているのかも知れません。実際にセッションなどの仕事でも使っていた訳ですからね。

空を見ていた子供時代

よくよく考えてみたら、子供の頃から、空や、壁や、天井をじっと見つめていることもありました。それは、見つめていると、そこにいろいろ見えてきたからで、そういうのを見ることが好きだったということを覚えています。

光のしみを見てるみたいなこともありましたね。空を見てると、光のしみがだんだんと動いて、曼荼羅のように見えてくるのです。

ずっと見ていると、その中に向かって吸い込まれていくような光の輪と流れが見えてきて、いつも不思議に思っていました。あれは何だろうと思いながら、天井やら、壁やらを見つめてた子供でした。

たぶんそれと同じようなメカニズムで、インドのバラナシでの体験があったのじゃないかなと思います。

それは21歳の時で、大学を休学して、インドを一人旅していた時のこと。バラナシのガンガ沿いの安宿でしたが、夜中に大きな暗い穴が目の前に現れて、死にそうになったという経験でした。

今から思えば、子供の頃から見ていた曼荼羅のような光のしみが、暗闇で見たらばそうなるのかも、というようなことだったかも知れません。

その後しばらくは視覚が普通ではない状態が続きました。何を見てもその裏側が見えるような感じがしていましたし、人の考えとかもそうですし、絵とか見ても、画家の心境が手に取るようにわかると感じていて、この普通ではない感覚がいつまで続くんだろうと、不安に思ったほどでした。もっともその特殊な高揚感は10日ほどで消えたんですけどね。

その経験をしたことはとても大きなことで、その後、日本に帰って大学を辞め、バリの踊りに打ち込むようになったことにつながっていきます。

そういうことも含めて考えたら、この海王星と月のオポジションは、僕の人生にとって、かなり重要な意味があったことだったのかも知れないなと今になって思えてきました。

水星頂点のTスクエア

ここにきて、はたと気が付きましたが、その月と海王星のオポジションに対して、9室にある獅子座水星が、ちょうどTスクエアの位置にあるということは、それらの、夢であるとか、イメージしたものを文章化したり、そこから知的に考察を引き出そうとするというような、僕の傾向を示しているということかも知れません。

水星は昨年のソーラーリターンのアセンダントルーラーでしたから、今年の僕にとっては鍵になる天体でした。ノートでも水星のことは何度も書いてきましたから、やはり書くことは僕にとってのスイッチみたいなものだったんだということを、今さらだけど、感じているところです。


今日はその書くことの対象が、昔のインド体験みたいなことも含めてということになるのだということを思いました。

なかなか、どう書いていいかわからないようなことですが、あの時の経験も含めて、詳らかにしていくのが、これからの僕の仕事とも言えるのかも知れません。そんなことを感じました。

ノートに書き始めて一月半くらい経ったわけですが、毎日書くということに向き合うことで、だんだんとペースが掴めてきたようにも思います。しかし、まだまだ足りないとも感じますし、書くことに関しての意欲は失われないのがすごいなとも思います。

ドラゴンヘッド10室ということ

昨日はドラゴンヘッドのことを書きましたが、おかげさまで何人かの方から感想をいただき、僕としても手応えを感じました。

10室乙女座16°オランウータンというのが、僕のドラゴンヘッドです。ここにも水星がありますね。乙女座のルーラーは水星です。

6室と12室、見えること、見えないこと、両方における問題解決の方法として、イマジネーションと夢見ることがあり、それを水星が知的に考察し、分析することが、僕の今世での仕事ということなのかもしれません。

魚座のドラゴンテイル、乙女座ドラゴンヘッドを繋ぐのがオランウータンであり、そのためのレッスンみたいなことがインドやバリで体験してきたことだったのかも知れないなと、自分の中では整理されてきた感じがあります。

ドラゴンヘッドは昨日も書いたように、10室ですし、10室は獅子座であり、そこには太陽、天王星、金星、冥王星もありますから、しっかりと灯りを灯して、誇らかに自分らしさを活かして、社会の中でしっかりと仕事をしていこうと思います。灯台のようになれたら本望だなと思います。

まあ、そのためのお勉強であり、整理をしている訳ですね。

星を読むということは、結果的に、自分が何者であるのかということの確認作業でもあると思います。

今日は月と海王星の話から、ずいぶん話が広がりました。

まだまだ他にも、たとえば金星と冥王星のコンジャンクションとか、太陽と天王星のコンジャンクションとか、語るべきアスペクトはあると思いますが、それはまたの機会に譲りたいと思います。

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