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太陽回帰図

誕生日も近いので、太陽回帰図(ソーラーリターン)について、見ていこうと思います。まず、ソーラーリターンとは、出生時の太陽の度数に、戻ってくる時のホロスコープを読むことを言います。

僕の出生時の太陽は獅子座20.36°ですから、今年の場合でしたら、2022年に太陽が、獅子座20.36°に戻ってくる時のチャートを見るということです。(このあとは、20.36°は繰り上げて、21°と表記します。)

2020年8月13日からの一年間

せっかくなので、少し遡って、2020年から見てみようと思います。2020年8月13日から2021年の同日までの一年間をこれで見るということになります。

この年は田んぼをやめた年で、9月28日に小川町の今住んでいる家に引っ越しした年です。

2020年のソーラーリターンにおいては、Acが双子座19°、Mcが水瓶座28°になります。そしてその時の太陽はもちろん獅子座21°ですが、ハウスは3室であったことがわかります。

アセンダントルーラーは水星で3室獅子座にいます。

Ac双子座19°のサビアンシンボルは「大きな古典書物」でした。真実の探求を始め、鉱脈に関心を示すというようなことが書かれています。

Mc水瓶座28°のサビアンは「倒されて、のこぎりで切られた木」独立し、自分の考えで拠点作りに積極的に努力するとあります。

Acがその年のテーマで、Mcがその到達点ということです。

アセンダントルーラーの水星は3室にいますし、太陽も3室ですから、この年はひたすら考えた年なのかも知れません。これからどうするか、何をするか、いろいろ試してみましたし、たくさんの試行錯誤をした年だったと思います。

Mcルーラーの土星は8室におり、天王星は12室にいます。受け継いだものの整理と、見えないところでの作業をしていたというような感じなのかも知れません。

2021年8月13日からの一年間

この年はAcが乙女座2°、Mcが牡牛座29°、太陽が12室でした。

Acルーラーは水星で、水星は乙女座Acに乗っています。
Mcルーラーは金星で、金星は乙女座2室にいます。

このチャートのテーマは1室乙女座で、そこにサインルーラーでもある強そうな水星がいますから、なかなかパワフルです。頭使う年になりそう。というか、これが今だったという事になります。

2021年から2022年の誕生日までですからね。今はその最後の所に近づいているという事になります。今年はずいぶん水星が出てきたなあと思っていましたが、やっぱり、今年は水星が活躍する年だったのだと、ここでも確認した感じです。

Mcルーラーは金星で2室で、これも乙女座ですから、何か残すことになるという事でしょうか。ちゃんと残る形という意味では、今書いているnoteのことかも知れません。たしかに6月20日からこのnoteを書き始めたのは、勉強ということもありますが、ちゃんとコンテンツとして残すことで、この先の仕事につなげるという目的がありましたから、まさにチャートに書かれてるとおりだなあと思いました。

しかし、太陽は12室ですから、あまり表には出ず、ほとんど外出もしない、人にも会わない一年だったなと思います。

ちなみに、このときのAcのサビアンは「掲げられた大きな白い十字架」で自信が持てず、ストレスを抱えているというようなことが書かれていました。

Mcのサビアンは「テーブルの前の二人の靴職人」で新しさと伝統で、どちらを選ぶか迷っていると言うようなことが書かれています。たしかに、占星術をやろうと思ったときにも、誰に学ぶかということで迷いました。

新しいスタイルの心理占星術か、古典をベースにしたスタイルか、たしかに迷ったあげく、今の方向性を選択したのですが、関係あるかも知れません。


2022年8月13日からの一年間

さて、そしていよいよ本番。今年2022年のソーラーリターン図です。

Acは蠍座12°、Mcは獅子座19°、太陽は10室になります。
この配置は、僕のネイタルのAc、Mc、太陽と同じですね。

Acルーラーは火星と冥王星ですが、火星は牡牛座にあり、7室在。冥王星は山羊座で、3室在です。

Mcルーラーは太陽でそのまま10室獅子座にいます。

火星から見える、このチャートのテーマは、対人関係であり、契約とありますから、具体的な仕事の進展があるのかも知れません。

また冥王星の方から見えてくるのは、3室ですから、やはりアウトプットというキーワードが浮かんできます。自分の考えを発信するということも、テーマとなりそうです。

そして、到達点としては、10室獅子座、誇らかなオンリーワンのキャリアを作るという事ですから、もしかしたらある程度いいスタートが切れているのかも知れません。来年の今頃、どんな展開になっているのか、今から楽しみです。それに加えて、太陽も10室ですからね。ここ数年湿りがちだった太陽も、少し輝きを取り戻すのかも知れません。

ちなみに、Acのサビアンは「大使館の舞踏会」でした。いいところを見せようとして、舞踏会に参加し、パイプ作りをするというようなことが書かれています。

Mcのサビアンは「ハウスボートパーティー」ですから。こちらもパーティーですね。自由に変化できる生き方、自分の内と外を一致させてすっきりと矛盾のない形を追求すると言うようなことが書かれていました。

アスペクトの影響

今年の分については、アスペクトの要素も見ておきたいと思います。

まず、目立つのは、太陽とオポジションの位置にある土星です。この土星は、ネイタルの太陽、天王星、Mcに対して、来年の2月くらいまではずっと睨みが効いているので、サボれませんという感じです。^^; 今はしっかりとやるべきことをやりなさいということなのだと思います。しっかり見張られてるという感じですかね。(笑)

もうひとつ、影響がありそうなのが、天王星で、これは今年の5月くらいから、ネイタルのAcに対してオポジションの位置を取り始め、まだ当分の間影響は続きそうです。身体に気をつけないといけないということのようですね。それと太陽天王星Mcに対してはもう少ししたらスクエアになりますから、これも長く影響は続きそうです。このあたりは気をつけないといけないことなのだと思います。


太陽回帰図は検討する価値あり

初めて、ちゃんと太陽回帰図を見てみましたが、思っていた以上に、ここ3年間の僕の状況に当てはまっていて、驚きました。毎年、誕生月に、次の一年はどんな風になるのかということを見てみるのに、よいアプローチの方法だと思います。

また時間があれば、過去のチャートも出してみて、実際に起こったことと対比させてみると、勉強になると思います。また、そのうち、そのようなこともやってみようと思います。


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