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夏日

本当に暑い日が続く。入院生活も1か月以上経った。こんなに見通しが立たなくなるほどに入院するとは思ってもいなかった。

散歩などをして身体を意識的に外に出している。
身体が鈍ってしまっており、また朝の頭痛との格闘で疲弊しているのは間違いない。

あまりの出来事の多さに、心身ともについていけてないのはよく自覚している。

ただ夏が来ており、暑さに少しでも身体をならさなければという思いと。
黙って病棟の病室で寝ているのは心によくないという思いで外のベンチで一人座って物思いに耽っている。

別に誰も面会にくるわけでもなく。
そもそも原則禁止だし。
家族の誰からも病院に入院しているから大丈夫だろうくらいにしか思われていない。

私の思いなんて本当にどうでもいいて感じだ。

本来なら妻がこんな時は支えてくれるものだろうが。
一番最初に逃げているのでそんなものはない。

そういえば、思い出した事がある。
健康保険の事だ。
私は両親に国民健康保険に切り替えて貰った。
妻はというとさっさと国保に切り替えて、
2番目の子の別れ際に、そういえばあたなの健康保険切り替えてないけどどうするのかと聞かれた覚えがある。
あのときは内心、本当にふざけているなぁと思ってしまったのは普通な感情だと思う。

コロナ騒動のどさくさに紛れて、なんでもかんでも中途半端にぱなしで逃げた妻には恐らくいつかなんらかの罰があると思う。
世の中、そんなに甘くはない。

両親にしてもふっと湧いた話で、私をどうやってよいかわからないのが本音だと思う。

触らぬ神に祟りなし?
う〜ん、いまいちだ。
神ではない。
触らぬ捨て人に祟りなしかぁ?
自虐的だが、こっちの方が余程ぴったりと嵌る。

それにしてもやはり暑い。
これがまだ6月上旬なのだから、真夏はどれだけ暑くなるのだろうか?

そういえば今年は甲子園大会やインターハイ等の高校生の夏の大会は軒並み中止になった。
高校3年生にしてみたら最後の夏だったろうに辛いだろ。

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