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トレーニングの成果が出ない人にありがちな4つの問題点

こんにちは!

関東を中心にフリーランスで活動するS&Cコーチ兼パーソナルトレーナーの姉﨑 伸と申します。

梅雨の時期真っただ中ということで、酸素系漂白剤を使って洗濯機を洗いました。
結構なカビが取れたので、日ごろこんなので洗濯していたのかぁと思いました。
日常的に使うものだからこそ、綺麗にしておきたいですね!


先日こんなツイートを見かけました。

このような出来事がまだまだフィットネスやトレーニングの現場ではよく行われています。
上記のツイートにもあるように、「結果的に追い込んだ感がある」のは問題ありません。
この「追い込んだ感」「キツさ」を求めて運動することが問題なのです。

この出来事から、トレーニングの成果が出にくい人に共通していることを考えてみました。
トレーニング上級者、初心者関係なく考えたので参考程度に見ていただけたらと思います。


1.そもそもやっていることが合っていない

冒頭のツイートがこちらに該当します。
トレーニングの内容(種目選択、セット数、1セットあたりの回数、レストなど)はどのような体力要素を向上させたいかで決めます。
○○という課題がある→△△という方法が最も効率的に改善できる
という順序で考えるものです。
「追い込んだ感」や「キツさ」を求めてトレーニング内容を決めるのではありません。

一方で目的そのものが「追い込んだ感が欲しい」「キツさが欲しい」であるならば、そういうトレーニング内容にするのはアリだと思います。

ただ、トレーニング指導者が人に指導する場合は、その人がどのようになりたいのかをヒアリングして、その目的に合ったトレーニングプログラムを処方するので、「追い込んだ感」「キツさ」を目的にトレーニングプログラムを処方することはありません(そういうトレーニング指導者が稀にいることも事実なんですけどね…)。


2.「○○が言っていた」「どこかで聞いたこと」を頑なに信じる

ネットが発達したことで、誰でも簡単に情報を発信できるようになり、誰でも簡単に情報を集めることができるようになりました。
また、ここ数年でメディアでも「○○トレーニング!」なんて取り上げられるようになり、一般の方の中でもフィットネスに対する関心が高まっているように感じます。

その影響もあるのでしょうが、「○○さんが言ってたんです!」とか、「テレビで見ました!」と言う方も増えたように思います。
確かに有名人や一流アスリートがやっているトレーニングや、テレビで紹介されているものであれば、なんだかすごいもののように感じてしまって、これをやっていればいいんだと思ってしまう気持ちもわからなくはありません。

しかし、そう言う人は有名人の○○さんでもなければ、一流アスリートの○○さんでもありません。
メディアで発信される情報も、メディア側の都合の良いように(何かのプロモーションとか)編集することだって可能です。
そのトレーニングをすれば一流アスリートの○○さんのようになれる保証はどこにあるのでしょうか(あなたは○○さんじゃないのに…)?
メディアで発信される「絶対に○○できるトレーニング」を見た時に、その根拠は何でしょうか?


そういった情報全てが間違っていると言いたいわけではありません。
一度そういう情報に触れた時に、まず疑うことから始めましょう、ということです。
きちんと自分自身で調べて(根拠のある情報をもとにです)、そのうえでわからなければ専門家に聞くなり、実際にやってみるなりしていきましょう。


3.同じことばかりやっている

せっかくトレーニングに対するモチベーションも高く、長期間取り組めているのに、同じことばかりやっている人を見るともったいないなぁと思います。

人間は刺激に適応する生き物です。
その刺激が変わらなければ、身体の成長も伸びにくくなってきます。
やみくもに身体にいろんな刺激を与えればいいというわけではありませんが、身体を効率よく成長させるにはどこかで種目を変えたり、負荷を変えたりと、様々な工夫をする必要があります。

現状、成長が停滞している人は何かを思い切って変えてみてもいいかもしれません。



4.トレーニングだけすれば変わると思っている

私見ですが、痩せたい人や、自分の競技パフォーマンスを向上させたいアスリートに多いように思います。
痩せたい人の例として、どんなにハードにトレーニングをして消費カロリーを増やしても、カロリー収支がプラスになっていたら(消費カロリー<摂取カロリー)痩せることはありません。
アスリートの例として、どんなにハードにトレーニングをしても、睡眠時間(休息)が足りていなかったり、十分な栄養を摂取できていなければ、パフォーマンスは向上しません。

トレーニングから得られる刺激は身体を変える1つの要因にすぎません(重要であるのは確かですが)。
様々な要素が掛け合わさって身体に変化が現れます。

トレーニングは続けているけど成果が出にくい人は、一度トレーニング以外の要素を見直してみても良いかもしれませんね。


5.まとめ

本日のまとめです。
上記で述べたように、ネットが発達したおかげで様々な情報を手に入れられるようになりましたが、
・その情報が本当に正しいものなのか?
・調べたい情報にアクセスできる能力

などのネットリテラシーが必要となります。

他にも、
・自分の課題は何なのかを把握できる自己分析力
・論理的思考
など様々な能力も必要です。

これらの能力はトレーニングだけでなく、日常生活でも重要な能力です。

ネットやメディアの情報に踊らされず、常に頭を働かせながらトレーニングもしっかりやって身体も健康にしていきましょう!!


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