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【取材秘話】”好き”に真っ直ぐ生きる陶芸家・宮司さんストーリー

&WINGのイトウメグミです。

2022年1月10日プロジェクト公開!初日でなんと目標金額を達成しました!

多くの人に大津屋さんの想いに賛同していただけたのかと思うと、喜びで心がいっぱいです。

応援してくださった皆様に、心から感謝の気持ちをお伝えしたいです。

本当にありがとうございます。

とはいえ、私たちの挑戦は始まったばかり。

引き続き応援と、SNSでの情報拡散よろしくお願いします!

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実は、まだまだお伝えできていないことがあります

この投稿の1週間前、我々& WING一行は湖西市へ取材に向かっていたのです。

取材したてホヤホヤの状態で、情報をリリースしていました(!!!??)


取材裏側についてちょこっとずつSNSでは発信していましたが、まだまだお届けできていないことがあります。

魅力を存分にお届けすべくこあちゃんと企画をネリネリしているので、乞うご期待ください✨

今回は宮司さんの工房での取材秘話について。

”浜名湖ブルー”のぐい呑みの作者である宮司さんの魅力を感じていただけたら嬉しいです☺️

湖西焼・宮司工房

大津屋・あけぼの店から車を走らせること、15分。

湖西連峰登山口の麓、月下美人が咲くその先に、宮司工房はありました。

温かみのある文字で書かれた看板と共に我々を迎え入れてくださったのは、

陶芸作家の宮司孝男さんです。

ブルーのマフラーがとってもお洒落!

宮司さんは浜松市出身。

陶芸修行に選んだ場所は滋賀県・信楽町※だったそう。

※信楽:日本六古窯の1つである信楽焼の生産地である滋賀県甲賀市の街


その後、どこで陶芸を続けようか考えていたときにたどり着いたのが”湖西”

湖西焼きは、約1500年前の古墳時代に起源があるほど歴史ある焼き物ですが、実は鎌倉時代中期には焼かれることがなくなってしまい、一度姿を消したのです。

”価値あるものがなくなってしまうのはもったいない”

湖西で再び焼き物の火を燃やそうと宮司さんは始められました。

宮司さんが指を指す先にあるのは、公房裏にある山からとってきた粘土。

これが”宮司さんが作る”湖西焼の主な原料になります。


宮司さんがたどり着いた湖西焼のあり方

いい焼きものを作るために必要な粘土の条件はが2つ。

・耐火性
・可塑性

湖西の粘土は耐火性があっても、可塑性はあまりなかったのが課題だったそう。

そのため湖西の粘土をベースにしながら、信楽の粘土と瀬戸(愛知)の粘土を宮司さん独自の配合で混ぜて作るようになりました。

混ぜ合わせた粘土 ここから湖西焼が作られるのです

この粘土をふるいに溶かして、練るための準備をしていきます。

こんな形になりました!

焼き物は、粘土に空気が入っているとヒビ割れが起きてしまいます。
なので空気を抜くためにひたすら練っていく“菊練り”が重要だと教えてくださいました。

150回ほど練るそう!

菊のような形になるので、菊練りと言われています。

ろくろを回す宮司さん 

「すぐできそうに見えるけど、実際綺麗な形に仕上げるのがすごい難しいんです」と語る宮司さん。

2分ほどでぐい呑みの形にまで仕上がります
こちらの窯で焼き上げます!

焼き上がったぐい呑みを見せてくださる、とのことでアトリエにご案内いただきました。

(11月上旬時点で完成していることに、正直度肝を抜かれたというのはここだけのお話です)

アトリエの中に広がる景色

「これは・・・・!!!!」

圧巻の景色ですよね。

9月の末に大津屋さんから依頼を受け、ものの1ヶ月で完成させたそうです。

社長の思いに呼応され制作された宮司さん。


湖西の職人たちの凄みをただただ感じたエピソードのひとつです。


宮司さんのこだわりポイントは箱にもあります。

箱の質感に触れてもらうことでぐい呑みに期待感を持って欲しい、そんな思いでパッケージを選定されたそう。


宮司さんのぐい呑みのカラーは2種類(ブルー、ライトブルー)用意されています。

一個一個心を込めて手作りしている作品なので、同じものは一つとしてありません。

どの色のぐい呑みがご自宅にやってくるのか、手作りならではの個体差も合わせて、お手元に届くまでのお楽しみにしていただけたらなと思います!


「陶芸はもちろん、絵も音楽も文学も好きなんです」

そう語る宮司さんのアトリエには、陶芸作品だけでなく多くの絵画作品が!

まるで美術館にきたようなワクワクする空間が広がっています。


毎日新聞にある「万能川柳」というコーナーでは、500点以上も入選されているそう。(凄すぎる!)

お話を聞くうちに、”好き”に真っ直ぐ生きる宮司さんの生き方に魅せられ、私はすっかり宮司さんの大ファンになりました!

この魅力をそのまま全国にお届けしたいな・・・!!

陶芸家を志したきっかけ

元々郵便局で勤務されていた宮司さん。

今のお仕事が自分には合っていないなと感じた最中、陶芸と出会い、信楽へ。

好きなことで生きていく道を選ばれたのです。


宮司さんの陶芸教室の受講生は延べ1万人にものぼります。

”好き”に真っ直ぐ、地道に積み重ねて来られた賜物なんだと心から感じています。


娘さんの結婚式の引き出物に、お皿を作ってあげたそう。

旦那さんのご家族、関係者から衝撃の声とともに大変好評だったようです。

ニッコリ宮司さんから温かいエピソードも聞かせていただきました。

宮司さんの軽快なお話に終始にこやかな取材でした!


読んでくださった皆さんに、少しでも宮司さんの魅力が伝わっていると嬉しいです☺️


最後に告知させてください!

1月14日(金)10:30~10:40

FM Haro!  に & WINGが出演することが決まりました🙌

出演: いっぽcan


浜松の放送局ですが、全国どこに住んでいてもリアルタイムであればWEBサイトから聴くことができます!

ぜひチェックしてみてください😳💓


以上、最後までご覧くださりありがとうございました。




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