あああ

起業したばかりのお客さん事情の話

さて、いきなりですが、独立・起業と聞いて一番気になることは何でしょうか。
今の仕事と同業種で起業する場合、今の職場のお客さんはどうなるのか、自分の顧客として持っていくことは可能なのか。

起業初期の売上に大きく関わることなので、関心のある方も多いと思います。

今回は、独立してみてのリアルな話も交えて、仕事や顧客の不安について書いていきます。

いざ独立!…でも仕事あるの?

起業の準備はOK、会社も退職して晴れて自由の身!
でも、仕事やお客さんって来てくれるのか…。

フリーランスや経営者になって、時間を自由に使えるようになっても仕事がなければ生活をしていけないし、起業した意味がありません。

「仕事があるか」「お客さんは来てくれるか」

これは起業に対する不安の中でも大きな要素ではないでしょうか。

好調なスタートを切るために、やはり独立前から下準備は必要です。
僕の場合は、独立前にSNSで見込み客を開拓していたり、休みの日に営業周りをしていました。
前職を退職する2〜3ヶ月前は、起業の手続きや用意、顧客開拓でまともに休めた日はありませんでした。

会社員時代のお客さんってどうなの?

会社員時代の職種にもよりますが、営業職や接客業だと直接お客さんと関わることも多いでしょう。
同業種で起業する場合だと、以前の会社の顧客をそのまま自分の顧客として持っていけないか、いわゆる「引き抜き」を考える方もいますよね。

これ、完全にNGな訳ではありませんが元職場とのトラブルに発展してしまいますので、気をつけないと後々面倒臭いことになります。
競業避止義務違反」という法律違反になってしまう可能性もあります。

元職場の経営者としても、顧客を持っていかれてしまうのは面白くありませんし、売上にも関わることなので内心穏やかではないでしょう。

辞める時の元職場や顧客との関係によっても状況は変わってきますので、細心の注意を払って行動しましょう。。

なんといってもやっぱり新規顧客の開拓!

以前の顧客と取引できれば、大きな営業費用なども必要なく売上に直結するので、独立初期はありがたい存在だと思います。

しかし、決まった顧客に依存し、売上の一定数がある顧客に偏ってしまうと危険です。
何かの拍子にその顧客との取引がなくなってしまった場合、事業が立ち行かなくなってしまいます。

どんな商売でも新規の顧客開拓は必要でしょう。

独立前に開拓した顧客で売上を立てつつ、新規顧客の開拓も欠かさない。
独立初期は慣れない事務作業やどうしていいかわからない手続きも多いので、難しいかもしれませんが、事業が軌道に乗るまでは何としてもやりきる覚悟が必要です。

出会える人の質が変わる

経営者という立場になると、会社員時代には出会えなかった人たちと知り合える機会が増えます。

独立したばかりで、規模は小さくても「経営者」として見てくれるからです。
しかし、それは良くも悪くもでして、すべての責任が自分にあるということです。

実際、起業してから知り合ったある社長に「サラリーマンだったら付き合いはしていなかった。独立して、頑張っていると思ったから良くしてあげたいと思った。」と言われました。

立場が人を作るという言葉がありますが、起業すると会社員時代とは比べ物にならない責任感が芽生えます。←生活かかってるから当然ですがw

経営者は、自分が苦労してきたからこそ、新参者の駆け出し経営者に良くしてくれるのでしょう。

そういった方達との出会いをチャンスに変えて、しっかり掴み取って行くことも経営者として大切なことだと思います。

まとめ

独立や起業する前は、ちゃんと仕事があるか、売上が上がるかなど不安になってしまいます。
どんなに自信があっても、100%成功する保証はないからです。

顧客の開拓や売上を上げることに必死になってしまうのは仕方のないことですし、実際に僕も毎日必死になっています。

でも、せっかく独立するなら仕事はおもしろい方が得ですよね?

売上のために「顧客」としての付き合いも大切ですが、それ以前に「人」としての付き合いを大切にする方が楽しいと思いますし、巡り巡って売上に繋がることもあるでしょう。

お客さんに満足してもらって、自分も楽しく仕事をする。こういう環境がベストですね!

少なくとも、僕は会社員時代より起業した今の方がおもしろい人生だと思っています。


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