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パーソナルカラーがコロコロ変わるHSS型HSPがファッションやキャリアについて考えたこと

こんにちは。CHIHIROです。

栃木で
✔キャリアカウンセラー
✔ファッションコンサルタント
✔タップダンス講師
として活動しています!

わたしは
・社交的なのに一人が好き
・衝動的なのに慎重・臆病
・没頭するのに突然飽きる
・大雑把なのに神経質
・情に厚いのに超ドライ
こんな両極端さを併せ持つ「HSS型HSP」の気質を持っています。

このnoteでは、傍から見たら楽しそうだけど、心の中では葛藤しながら生きているHSS型HSPさんに向けて、

✔他人の目を気にせず素直でいるためには?
✔️自分のめんどくささを乗りこなすには?
✔飽き性・器用貧乏なんだけど、そうすればいい?
✔複業・スラッシュワークってどんな感じ?
✔️好き・得意を仕事にするには?

など【HSS型HSPが個性を生かしてマイペース・マイルールで生きるヒント】を書いていきます!

HSS型HSPさんが【自分が自分でいられる時間】をちょっとでも長く過ごしてもらえたらいいな、という願いを込めて綴っていきます✍︎✨

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スラッシュワークをするキャリアカウンセラーと名乗っていますが、前職の大学職員を辞めたときは「ファッションコンサルタント」一本でやっていこうとしていました。

仕事暗黒期にいた30歳のときにパーソナルカラー診断を受け、前向きな気持ちを取り戻した、という経験があり、

✔「こうやって落ち込んだ人の背中を押せる仕事がしたいなあ~」と思った
✔昔から絵を描くのが好きで「色彩」に興味・親しみがあった
✔「おしゃれ」や「外見」に悩み、そして闇を抜け出した

などの理由から、色彩やファッションを通じて「自己受容」「自己表現」をサポートしたいと思ったのです。

現在はキャリア支援の仕事をしつつ、定期的にパーソナルカラー診断のワークショップを開催しています。今年中にはちゃんとメニュー化して、広くご案内できるように整えたいと思ってます!

花屋さんやレンタルスペースでワークショップを開催。イメージイラストも作成したりしてます(お名前隠してます💦)

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さて、ここからが本題です。

わたしは過去、公私含めて3人の方にパーソナルカラーを診ていただいたことがあります。

で。
3回とも、診断結果が違うのです。。笑

正確に言うと、1人目の方には2回診ていただいているので、計4回です。

1回目:2019年2月☞オータム
2回目:2019年5月☞サマー
3回目:2022年5月☞オータム×サマー(16タイプ診断;ミューテッドオータム)
4回目:2024年2月☞ウィンター

こういう人って、わたし以外にもいらっしゃるんでしょうか…
少なくともわたしがお会いしたお客様で、これほどバラついている方はいらっしゃいません…(ご実績豊かな方にぜひお伺いしたいです…!)

今回の記事では、パーソナルカラーが定まらないわたしが、どうやって診断結果に惑わされずファッションを楽しんでいるのか、紐解いてみました
また、そこから見えてきたファッションとキャリアデザインとの共通点について書いていこうと思います。

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1|そもそも「パーソナルカラー」とは

色々お伝えする前にまず、「パーソナルカラー」とは何か、ざっくりご紹介しておきますね。

●パーソナルカラーとは
「その人の肌、瞳、唇などの色に調和する色(似合う色のグループ)のこと」。
パーソナルカラー診断では「4つの色のグループに「春」「夏」「秋」「冬」というニックネームをつけて、もっとも似合う色のグループがどのシーズンか診断する」。

NPO法人日本パーソナルカラー協会:https://www.p-color.jp/about/より

つまり、その人が生まれながらに持っているボディパーツの色の特徴(黄みより・青みより、明るい・暗い、クリア・濁りみがある…など)に調和する色群のこと。

ボディパーツと、服やメイクなどのファッションの色彩に調和がとれていると、視覚的に安心感や気持ちよさを感じやすいです。そのためこの状態を「似合う」と評している、と言えます。

色はそれはもうたっくさんある(見える)ので「あなたに調和する=似合うのはこんな色ですよ!」を伝えやすくするため、パーソナルカラーの理論では基本的に、色をその特徴に従って「4つのグループ」に分けます。
その4つのグループの名前を「四季」になぞらえているため、診断結果が「サマー」や「オータム」など、季節の名前で呼ばれることになるのです。


4タイプの赤。黄み寄り/青み寄り、明るい/暗いなど、特徴によってグルーピングしています

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肌をはじめとしたボディパーツの色は経年変化します(例えば、年齢を重ねて肌の色が深みを増す、皮膚や瞳の色素が薄くなる、など)。ゆえに、パーソナルカラーが時を経て変化することはあります(「わたしが学んだ理論」では「ある」とされています。この辺もややこしいですね…笑)。

が……
それにしても、わたしの場合、短期間に変わりすぎでは?と我ながら笑ってしまいます。

診断結果が変わるということは、似合う色が変わるということ

例えば、パーソナルカラーがオータムからサマーに変わった(と言われた)とします。

するとどうなるか…。

洋服の定番色である、白や黒、グレー、ブラウンなどの色は「ベーシックカラー」と呼ばれます。オータムは「ブラウン」、サマーは「グレー」が最も調和するベーシックカラーと言われています。全然違いますね!


ブラウンとグレー。例えばコートやスーツだったら、印象がガラリと変わります

ベーシックカラーはコーディネートの基調となる色で、トップスやコートなど、広い面積に用いるとコーディネートが安定するとされています。ゆえにもし、色々なアイテムをベーシックカラーに合わせて選んでいたとしたら、そのすべてに影響が出てしまいます(理論上は、です。そんなことがないようにファッションを楽しむ方法を、わたしは伝えたいと思ってます!)。

また、同じピンクでもオータムとサマーでは、こんな感じに違います↓

左)オータム:オレンジがかったサーモンピンク
右)サマー:青みがかった柔らかなピンク

ピンクはリップやチークなどの色ですよね。
リップの色が変わるだけで、顔の印象が全然違うという経験は、多くの人がしたことがあるのではないでしょうか。パーソナルカラーの診断結果が変わると、似合うコスメも変わってきます(繰り返しになりますが、理論上は)。

さらに、パーソナルカラーによってゴールドとシルバーどちらが似合うかも変わりますので、下手するとアクセサリー類も見直さなきゃいけなくなります……(オータムはゴールド、サマーはシルバーが似合うと言われています)。

こんな風に、パーソナルカラーの診断結果が変わってしまうと、それに素直に従ってアイテムをそろえてきた人ほど困ってしまう、という事態に陥ります。


2|診断結果が変わってもファッションを楽しむ4つのポイント

 

10年前のわたしが今の状況に陥ったとしたら、おそらく生粋の「オシャレ迷子」「迷走ファッション」となり、正解を求めて診断を渡り歩いていたでしょう笑

でも実際には、そうなってはいません。むしろ、ファッションをもっと楽しめる!と嬉しいです。
診断結果が変わってもファッションを楽しむポイントは4つあると思っています。


1.自分の身体の特徴や好きなものを受け入れている

診断サービスを提供している身でありながら、こんなことを言うのはどうかとも思うのですが、診断をするたび「やっぱり、ご自身のことは、ご自身が一番よく知っているな」と感じます。

自分の身体の色や形、質感、体質などは、絶対的に自分が一番知っています。だって生まれてから片時も離れたことないんですから。
それに、他の誰にも言ったことがない好みも、その人自身だけは確実に知っています。

うまくおしゃれができないのは大抵の場合、自分の特徴をコンプレックスに思っていたり、活かし方が分かっていないから。あるいは自分の好みを他人にさらけ出すのをためらっているからだったりします。
つまり、本当は知っているのに、見ないふり、忘れたふりをしているからなんじゃないかと思います(過去のわたしがそうでした~)。

自分の特徴や好みを自覚し、受け入れる
これが、診断結果に惑わされず、ファッションを楽しむ1つ目のポイントだと思います。

2.ファッションで表現したい自分像が明確にする

パーソナルカラーはじめ、ファッション系の診断をすると、コンサルタントさんから「オータムさんは深みがあって粋な雰囲気が似合う」とか「骨格ウェーブさんはペンシルスカートが得意※」などのアドバイスをされると思います(※骨格診断の何たるかは割愛します💦)。

でも実際、好みとか理想ってありますよね。
例えばわたしの場合、サマーと診断された際に「フェミニンで優雅な印象の色が似合う」と言われました。
このアドバイス自体はとっても嬉しかったんですが、わたしは「スタイリッシュ」「中性的」なテイストが好きなので、「エレガント」な雰囲気には馴染めない気がするな~と感じました。

診断結果に従うばかりになると、自分の好みと食い違うことが間々あると思います。するといくら似合っていても、根本的にはファッションを楽しめないんじゃないかと思うのです。
ファッションは「自分はこういう人間です」と相手に伝えるコミュニケーション手段の一つ。「本当はこう見られたいのに…」という本心を蔑ろにするのは、自分だけでなく、相手からしても残念なことだと思います。
診断結果はそれとして心に留めつつ、「自分がどうありたいか?」のイメージを具体的に持っておく。これがポイントの2つ目です。

3.ファッションの知識・スキルを身に着ける

ポイント3つ目は、シンプルです。
「ありたい自分像」を表現するための「知恵」や「技」を先人から学びます。
配色やコーディネートのポイント、メイクのコツなど、ファッションに関する情報は、本や雑誌、ネット上にあふれています。
それこそ、各種ファッション診断を受けてセオリーを勉強するのもありですし、身近なおしゃれさんや芸能人のファッションを研究するのもあり。

自分をどうありたいか?どう見せたいか?が定まっていれば、あとはそのイメージを服やメイクで表現する術を、必要な分だけ習得するだけです(必要な分だけ、というのも大切な部分。お金や時間をどれだけかけるかは「ありたい自分」によって違います)。


4.「正解は自分で決めてOK」マインドをもつ

最後のポイントは、精神論です笑
「ありたい自分」を表現するために、自分のことを知ったり、知識やスキルを磨いたとしても、「外野の声」に惑わされそうになることって、きっとあります。

親、友人、パートナーらの「それ、似合ってないよ~」「最近変わったね(笑)」「私はこういうあなたの方が好き」などの声。
メディアや社会からの「こういうメイクがモテる♡」「男/女らしい方がやっぱり素敵」などの声。
ファッション系診断の結果も、そんな「声」の一つとも言えるかもしれません。

こういう声って、予想以上にあなたの心を惑わせてくるはずです。わたしも未だに揺さぶられることがあります。

ただ、どんな声が聴こえたとしても「どう受け止めるか」は自分が決めてOKなのです。ここが大切なポイント。

「ありたい自分」を貫き通すもよし、時と場合によって柔軟に取り入れるもよし、相手の声に合わせてみるもよし。
でも、声に誘導されるがままにならないこと
自分の意思でそのファッションを選んでいるという納得感」が大切だと思っています。

すでに書いたとおり、ファッションは自己表現の手段であり、コミュニケーション手段です。
「人は見た目が9割」「会って3秒で印象は決まる」などと言われているように、ファッションは言葉による自己紹介よりずっと素早く・強烈に、”わたし”の印象を相手に植え付けます。

だからこそ「自分はこういう人間でありたい」を整理し、「こう見てもらおう」に納得した上で、自分のファッションを創っていこう、とわたしは考えています。

あの人の、みんなの、社会の「あなたはこうした方がいい」という声に流されるままではなく、「それはそれとして、わたしは自分をこう伝えたい」という意思を持っていること。
「正解」はあくまで自分の中にある
そんな感覚が、ファッションを楽しむ上で、とてもとても大切だと思っています。

☾ 

診断をしてくださった方の名誉のために書き添えますが、おそらくわたしは診断が難しい、めんどくさいタイプなのだと思います。

肌の色合いや質感、パーツの持っている雰囲気などが、複数の色群の特徴をバラバラに持っているからなのではないかと自己分析しています。
その日の体調が、肌色に影響しやすいのかもしれません。

それに、パーソナルカラーの理論には様々な流派があり、タイプを決定する基準もそれぞれ異なっているように感じています。

こんな事情からわたしのパーソナルカラー診断結果は、とても揺らぎやすい。
なのでわたしは今、診断結果にすべて則るのではなく、上記の4つのポイントを押さえることで「その時々のありたい自分」をファッションで創るようにしています。

診断結果は一つの目安として大事にしつつ、その日の「天気」や「予定」、「気分」を優先したり、「憧れの姿」を先取りしたりして、ファッションを通した自己表現を楽しむ。そんなスタンスです。
ファッションコンサルタントとしてのこれからの活動は、このスタンスをベースにした講座やワークショップをしていきたいな、と思っています(需要あるかしら……💦)。

3|共通点ばかりのファッションとキャリアデザイン


ところで、わたしが挙げた「ファッションを楽しむポイント」4つですが、これってキャリアを創る上で大切なことと同じなんです(無理矢理合わせたわけじゃないですよ笑)。

キャリアデザインに当てはめると、こんな感じになるでしょうか。

✔自分の信念や個性、好みを知っていること
✔「ありたい姿」が明確に描けていること
✔「ありたい姿」を実現する知識やスキルなどを身に着けていること
✔自分で自分の行く方向を決める覚悟があること

資格をたくさん持っていても、「ありたい姿」が曖昧なままでは真に役には立ちません。
「ありたい姿」は明確でも、自分の強みを分かっていなければ近づくのに苦労します。
自分の好きなことに気付いていても、周りの意見に左右されてしまっては、結局「好き」を貫くことはできません。

自分の納得のいくキャリアを歩むのに必要な要素が、ファッションを自分基準で楽しむポイントと重なっているのは、とても興味深いです。

その理由は、キャリアもファッションも、自分のあり方を表現するものだからだろうと、わたしは考えています。

そして。
これは、ややこじつけですが…

わたしの「一つのタイプに定まらないパーソナルカラー」と「一つの仕事に絞らず、仕事を変えながら働くワークスタイル」は、なんだかとても似ている気がしています。

”色々”な仕事をしながらマイペースに生きたい
診断のたびにパーソナルカラーが変わるのは、わたしの身体がわたしの思いを応援してくれているからなんじゃないか?

そんな気が、しないこともないのです。

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