見出し画像

新天地「タイ」へ

2018年5月26日 4時50分頃

約40分遅れの飛行機で到着した
ドンムアン空港に、私はいました。


初めて訪れる国。

初めて一人で乗る飛行機。

初めてみるモノや風景や人たち。


それら全てが相まって、眠気は吹っ飛び
今まで感じたことのない、高揚感に包まれました。



無愛想なイミグレーションのスタッフさん。
そんな彼女の仕事ぶりに呆気に取られながら、いざクリニックへ。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

この日に至るまでの、私はというと…


友人Tから誘いがあった、その日に。

いや、きっと話をしている最中に
私はタイ行きを決心していたように思います。


決心していた。というと
聞こえが、かっこ良すぎますね。


正確に言うと…

「ワクワクが止まらなかった!」

というのが、正直なところです。


ただ、これだけ。これだけが、今回の移住に繋がっています。


「今後、こんな経験をすることがあるだろうか?」

「今、この経験をしておかなければ、きっと後悔するんじゃないか」


そんな思考が、私の中に過ぎりました。


それと、同時に。


どんな国なんだろう?」

「どんな人たちと出会えるんだろう?」

「どんなモノがあるんだろう?」


あの時の高揚感は、今でも鮮明に覚えています。



ただ、不安がなかった訳ではありません。

海外旅行をしたことは、あるものの
住んだことなんて、一度もありませんでしたし

英語も、タイ語も話すことは出来ません。


タイに行ったこともなければ
タイで生活をするイメージも出来ませんでした。


ただ、海外で生活をするということに抵抗はありませんでした。


これは、学生の頃に経験させてもらった
マレーシアやハワイでのホームステイの経験が
影響しているのかも知れません。



そんな私に、突然現れた選択肢。


「新天地タイでの、新たなチャレンジ」


それは、もう飛びつかずには
いられませんでした。


その後、両親に決意表明。

「いい経験になるだろうから、行っておいで」

という、父からの一押しもあり


もう少しで、タイ在住歴2年を迎えようとしています。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

あの日、整骨院を退職したこと。

あの日、友人Tから話をもらったこと。

あの日、両親が背中を押してくれたこと。


きっと、全てのタイミングが揃い

この地、タイに来られたのだと思っています。


きっと柔道整復師としてだけではなく

様々な経験を積めることにより

自分の価値観、視野が広がるチャンスを

与えてもらうことができた。



このチャンスを、無駄にはせず

「タイに来て良かった」

心の底から思えるようにしたい。



ただ、ドンムアン空港に降り立ち

空港を出た瞬間の「息苦しい蒸し暑さ」が

不快だったことは、今でも忘れはしません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?