「世界ととけあうこと、それが旅である」
これは、岡本太郎の言葉。
岡本太郎は、世界中を旅をしながら人々の「生きる」とか「魂」の根源から湧き上がってくるパワーを感じ、インスパイアを受けて作品づくりをやっていたらしい。
世界ととけあう?
「世界ととけあうこと」とは、どういう意味でしょう?
僕は、"自然を受け入れて同調する" ことなのかなぁと考えています。
"自ら湧いてくる自然な意思や情熱に導かれるがままに生きて、あらゆる縛りや固定観念から解放される"
そうすることで、まだ見ぬ世界のことがよくわかるだけでなく自分のことも深く知ることができる。それはまさに「旅」。
それらの経験のひとつひとつはバラバラに思えるけど、きっと振り返った時には、人生という旅の全体像がしっかり見えているんじゃないかな思います。
人生の途中にある"区切り"
「もし、人生に"区切り"があったとしたら、今自分はどのへんにいるんだろう」と考えたことありますか?(区切りとは、物語の節目やパート分けのような感じで「スターウォーズ1」「スターウォーズ2」のようなエピソードごとに分けることを指しています)
僕はそんな"区切り"についてよく考えているんですが、最近ようやく曖昧だった"区切り"がハッキリ見えてきたように思います。旅の全体像が見えたことで、次の旅がしやすくなりそうです。
世界ととけあう体験
「世界ととけあっている感覚」や「人生という旅のどこに自分がいるか」を認識できる時がたま〜にあります。今日はずいぶんその色が強い1日でした。
※ ちょっといろいろあったため、ここからは記録として自分用も兼ねて長めで書いてます。要は「偶然ってすごいし、運命みたいなことってあるよね」という話です。
映画館と美術館に行っただけなのに、
まさかの「記憶の旅」をする1日に。
〈早朝のシンエヴァ〉
まずは、シンエヴァを朝8:30から鑑賞。
結論だけ言うと、めちゃくちゃ面白かった。
(この記事にはネタバレありません。ご安心を!)
エヴァの庵野監督「あんまり後に引かないで、次の楽しい事を見つけてください。スパッと終わった方が美しいでしょ。」
〈午後の岡本太郎美術館〉
登戸駅から歩いて、インドカレー屋カトマンズに行ってから美術館へ。森を抜けていくコースがおすすめです。日が当たっていて気持ちよかった!
やっぱり、エヴァのあとなのでちょっと使徒的に見てしまう。笑
館内の作品はそこまで長い間立ち止まって見ることはしませんでした。なぜかというと、鑑賞中に岡本太郎に「こんなものを見て理解しようとしてないで、"冒険と創造"をお前もとっととやるんだよ!」と言われているような気になったから。
館外に出ても、いくつか面白いことがあった。
外にはこんな車型の作品が展示されていました。
偶然と言えばそれまでだし、こじつけと言われればそうかもしれません。
ただ、庵野監督の作品も、岡本太郎作品も、本当に偉大だけどそれらと自分も微かに通ずるポイントを見つけられて勝手に胸熱になっていました。
どちらの作品たちも、人間の「意思」「生命力」がテーマになっている気がします。作品を通して自分と向き合い、そして世界ととけあい、力強く生きる糧にしていく。
「世界ととけあう」というのは、世の中のあらゆる具体に触れて世の中のゼンブをジブンゴト化していくことであり、それが旅なのかもしれない。
そんなことを感じまくったインスピレーションDAYでした。
浪費ではなく投資として捉え、時間を思うがままに生きる「インスピレーションDAY」、半休などをとってぜひ一度やってみてください。
自分の人生の考察をしよう
ここからは、本当に自分のためのメモになります。今日は明確に次のステージが始まるような感じがしたので記録として。
ぜひ読んでくださった方も、一度自分の人生の全体像を見渡して区切りを見つけ、ここから先の人生について考える "自分の人生の考察" をやってみてください。自己理解に繋がる、内面の旅もなかなかいいものだと思います。
1 - 生きる意味
自分なりの生きる意味を探す
父→人類の起源を辿る旅→ゲストハウスサミットまで
(13歳〜23歳、10年間)
1.5 - 生きる訓練
自分の意思と生命力を保つ修行期間
ハイチ跡での暮らし→新卒フリーランス
(23歳〜25歳、2年間)
2 - 生きた証
自分が世の中に生きた意味を残す
冒険と創造のきっかけづくり→子どもが生まれる
(25歳〜??)
" 世界ととけあうこと、それが旅である "