今日のプチ解剖:最も伸縮性の高い上皮はどれ?
こんにちは。かずひろ先生です。
本日も解剖学のプチ勉強。この積み重ねが活きてきます。
<鍼灸-2005-15>
問題1-21 最も伸縮性の高い上皮はどれか。
1.単層扁平上皮
2.重層扁平上皮
3.単層円柱上皮
4.移行上皮
さて、こちらはどうでしょう。
【答え】
4.移行上皮
💡移行上皮は腎杯・腎盂・尿管・膀胱💡
移行上皮は「膀胱」とすぐ出てくると思いますが、必ず4点セット
「腎杯・腎盂・尿管・膀胱」と覚えてください。関連するものはカタマリで
覚える。 これとても大切です。 記憶術の「チャンク化」です。
その他の選択肢について
1.単層扁平上皮
血管内皮, 肺胞, 漿膜(胸膜, 腹膜, 漿膜性心膜)
2.重層扁平上皮
皮膚(表皮), 口腔〜食道, 肛門, 膣
3.単層円柱上皮
胃〜小腸〜大腸 / 子宮, 卵管 (単層円柱線毛上皮)
■ まとめ
とっつきにくい組織を根本理解
かずひろ先生の解剖学マガジン
組織は上皮組織、結合組織、筋組織、神経組織の4種類。
顕微鏡レベルの話になるので、なかなかイメージがわかずに苦手にする方も多いです。
解剖学マガジンでは、ブラウザで閲覧するページでの解説の他に、印刷して使えるプリントPDFを用意してあります。
解説 → 一問一答 → 国試過去問で無理なく完全理解をめざします。
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■ かずひろ先生の【徹底的国試対策】解剖学|組織のプリントPV
私の知識やスキルなどが、どこかの誰かのお役に立てることはとても嬉しいことです。ありがとうございます。