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私の人生、第二章のはじまり [後編]

お客様とカウンセラー様をつなぐマッチングアプリ Bloste (ブロステ)
代表の橋本なずなです。

人生は、出会いと別れの連続。
家族や友人、恋人ともだけれど、何より “自分自身との出会いと別れ” もあるだろう。

今日はそんなお話の後編 ———「 私は行くよ、次のフェーズへ 」

( 前編「塗り替えよう、自分のレッテルを」はこちらから )


出版をして変わったことは、女友達ができただけでなく、関わる人そのものに変化が起きているように思う。

と言うのも先日、普段からよく連絡を取り合っている友人と、久しぶりに顔を合わせて会うことができた。
近況報告はこまめにしているとは言え、顔を見て話ができるのはやはり特別だった。

けれど、友人の最近の出来事、選ぶ言葉、人生や仕事に対する考え方、そうしたものに強い違和感を覚えてしまった。
友人の話を訊きながらも「いや、それはさ…」と口をはさみたくなる気持ちを、私はぐっと堪えた。

そうは言っても、良くも悪くも「人は鏡」だから、友人だって私に違和感を覚えたのではないかと思う。

恋愛、人間関係、人生や仕事について。
これまで、ありとあらゆる価値観を共有し合えていた私たちだったが、ここに来て心の距離が大きく離れてしまったのだった。


しかし、片や先週の東京旅行はと言うと、
似た志を持っている女の子とフッ軽にランチをしたり、ずっとお会いしたいと思っていた経営者さんにお時間をもらえたり。
少し苦手だなと思っていた友人とも会ってみると一転。今回の旅行のなかで一番楽しい時間だった。

それは私の人生のフェーズが変わったことも意味しているだろうが、何より私自身が、人と関わることに対して前向きに捉えられるようになったのだと感じる。


なんてたって一年半ほど前の私は3つの精神疾患持ち。
鬱と躁状態を行ったり来たりして、パニックの発作がまたいつ出るかとヒヤヒヤして。
人格が解離したら最後、もう手を付けられなくて。

そんな私が、今は朝に起きて、食事をして、働いて。
時には一人で飲みに出掛けたり、知り合ったばかりの友人と食事をしてみたり。
お休みの日にはジムやサウナに行って、そして夜が来れば、お風呂に入って眠りにつく。

決して当たり前でない、この “当たり前の日常” が、私はとっても愛おしい。


おっと、少し話が逸れてしまったが、
つまりは「 私の人生、第二章がはじまった 」ということ。

何事もそうだけれど、巡り合う縁もあれば、切れて無くなる縁もある。
“変化を恐れない” とは、それらを受け入れるということ。

仕事においても、実は先日から新たな活動が始まった。
これはまた次の機会に、経緯や想いなども盛り沢山に綴らせて欲しい。


0歳から22歳が第一章だとすれば、そのオープニングソングは胎内で聴いた母の子守歌だろうか。
エンディングは、少し前に鬼のようにリピートして聴いていた Charli XCX × Lizzo の “Blame It on Your Love” 。

ならば、第二章のオープニングは —————


前編から今回の後編にかけて書いたことを、私は東京から帰る夜行バスの中で考えていた。
深く考え込み過ぎるのは良くないと、おもむろにInstagramを開いてリールをスクロールする。

そこで飛び込んできた Dua Lipa と Black Pink の楽曲映像。
そして耳に流れ込んだ強い刺激は、

“ Kiss and Make Up ”

これだ。第二章のオープニングソング。

その時私は、人生の第二章がはじまったことを確信した。

———「 私は行くよ、次のフェーズへ 」

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