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The Planet Magazine Wombat

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ライアル・ワトソン博士によるとWombatとは世界で一番役立たずの動物だそうです。20世紀に4冊だけ丸い地球のプラネットマガジンWombatは雑誌として講談社から刊行されました。…
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#サイエンズメソッド

顔の見える関係(ダンパー数)を超えて、新しい社会をデザインする

人類が約1万年前に大規模な農耕を始め、食料の余剰が生まれ、農業生産に直接関係しない人的余裕が生まれ、格差、ヒエラルキーが生みだされた。余った食料や種の交換や貸し借りのために貨幣や文字が生まれ、利息も生まれ、さらに格差が広がり、階級社会になっていく。直接生産しない王侯、貴族階級が生まれ、格差、階級を正当化するために司祭階級が生まれ、格差、階級を維持するために、官僚組織や軍事組織が生まれた。

狩猟採

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お互いを苦しめ合う社会は終わりにできる。



OSHOと出会う前から、人間同士が苦しめ合うようないまの社会は終わりにしたいとずっと思ってきた。

OSHOと出会うことで、ブッダやイエス、老子、モハメッドなどが実在の存在であり、何を私たちに伝えようとしているのか、リアルに了解した。彼が実現していた存在のありようは、ただ合掌し、涙を流すしかないような神々しいものだった。

いまでもこうやって彼の存在を思い出しながら文章を書いていたら涙があふれ

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人類のあらゆる問題の根源を解決し、次の社会を作り出す

10年前の3.11の大災害後、絆が意識され、お金よりも命の大切さが誰の目にも明らかとなり、深い自省や反省が行われました。

それは『災害ユートピア』とでもいう人と人が本来的なあり方をした時間でした。

しかしあの時は、やがて揺り戻しが始まり、生きること、暮らすことの本質を問う気持ちは、いつのまにか日々の忙しさの中で、後回しにされてしまいました。

コロナウイルスは、人と人のつながりを呼び起こすので

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本当に自由な社会を求めて

現状の社会の中で多くの人が苦痛を感じているのは、社会が「人にやらせる」「人にやめさせる」という強制力の上に成立しているからではないでしょうか。

この強制力は、教育によって個人の意識に内面化され、善/悪、正しい/間違い、するべき/やめるべき等の社会規範となって内面から働き、さらに社会制度として共有されている「法律」「金」「所有」「権利」「義務」「責任」「交換」などの集合的なフィクションが外側から働

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サイエンズNo.1『やさしい社会』

「心の底から親しい人間関係、本当に安心できる人間関係と言うものが、人間には最も大切だと思っています。しかし、今の社会ではそれほど重要視されていないようです。
その背景には、そこまでの人間関係は無理だと諦めて、そういうものを求めなくなっているようにも思います。
しかしここまで述べたように、これを重要視しなければ、人間関係の不安定さと言うのは否めないと思います。人間関係の不安定さは、組織や団体の不安定

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自己、言語、社会について 言語社会学への試み1

自分の頭の中の言語=考えこそが自分の社会である。

次の社会は、言語=考えと自分の関係を自覚することから生まれる。
言語=考えの網の目に絡みとられ、考えを無前提に正しいと決めつけてしまった無意識な心が、苦しい制限された自我を生み出し、同時に自分の周りに不自由な社会を作り出しているという自覚。

その自覚から、制限されえない自由で幸福な自分とそれにふさわしい優しく思いやりのある社会が生まれてくる。

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サイエンズメソッド「自分を見るためのコース」の感想

一つ前の自分を知るためのコースで習った自分の考えを、それはそういうもんだと固定してしまう癖=「事実化」
今回、自分を見るためのコースに参加して、一緒に参加していたみんなとのやりとりの中で、自分が自分の考えをそれはそうだとしっかり決め込んで、それを前提として、考え、発言していることに気づいて、驚いた。ありゃりゃ〜。めっちゃ、自分の考えを「事実化」してるんだけど、俺。。。

これまでアズワンセミナー、

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人間関係に関する教育とサイエンズメソッド

Iさんから引き続きサイエンズメソッドにもらった質問

人間関係に関する教育システムも存在していないですね。
そもそもどうあるべきかの学問もない気がします。叩き台するもない?!
そこをまず分析しているのならサイエンズメソッドは素晴らしいと思います。
それを教えてください。(笑)

このIさんの問題意識に沿う形で考えてみたいと思います。

まず認知行動療法の紹介していただいたサイトの「認知療法とは」の

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サイエンズメソッドとは

AIと来るべき社会についてサイエンス、テクノロジー、経済学、政治学、芸術など幅広い分野においてエヴァンジェリトとして活躍されているIさんからサイエンズメソッドについて質問をもらいました。

ケインズが予想していたように、富の再分配さえ適切に行えれば、不労社会に移行できそうになってきました。貧富の差がなくなっても、モチベーション格差は拡大するでしょう。
自分で生きがいを見つけ、人生を楽しむ心構えを育

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新しい社会、アズワンとサイエンズメソッド

どのようにして新しい社会が生まれてくるのか。
その問いに対して、何かしら確かな手応えを最近感じています。

今年の4月から9月まで、友人の勧めでユネスコ認証の持続可能な社会を作る人材養成の教育プログラムGaia Educationを受講しました。
http://gaia.gen-jp.org/

45カ国で毎年開催されているプログラムですが、日本では、鈴鹿にあるアズワンというコミュニティがプロ

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21世紀の本物の禅が鈴鹿にあった

12月8日から14日まで鈴鹿のアズワンで「自分を知るためのコース」に参加しました。21世紀の禅に参加したというのが実感です。
アズワン
http://as-one.main.jp/HP/index.html
サイエンズメソッド
http://as-one.main.jp/HP/scienz_method.html
その時、書いた感想文です。
自分を知るためのコース感想文
2019年12月13日

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