自治体に種まき。

9/1に樹木希林さんが病室で泣いていたという話し。
多分私は、これに似た気持ちでずっといるんだと思う。

樹木希林さんが病床で9月1日を気にした理由

おそらく、不登校のことで発信してる全国のお仲間の皆さんもそういうことだと思います。

それは自分の子どものことをなんとかするっていうフェーズじゃなくてね。次の親子が泣かないために、死なないために。
だって、諦めるということではないけど、自分の子どもには何もできないから。

何もできないというか、何かすべきでないというか。

実は最近密かに、一人で、地道で、孤独な種まきをしていてね。
畑もやっていますが、畑の種まきのことじゃなくてね。

涙がちょちょぎれながらやっていました。
ものすごく勇気が要りました。
種まきの準備もエネルギーが要りました。
種まきの後は脱力してました。

文科省には、私たちの声が届いている実感があるけど
身近な学校や行政に届いてない・・・
むしろ否定的だなって今まで感じていて、

娘が再登校してからボロ雑巾というか眠りネズミというか、そんな感じになってしまったことが悲しくてね、
それで1人で孤独な種まきをしていたんです。

学校には前にも種まきして悲しくなったから
学校に種まきすることを避けていましたが
あの時とは違うかもしれないと勇気をだしてね。

こういうことを一緒に考えてくれる先生はいないものかと思って。

で、その時は会話するけど、その後は別にノーリアクションでね。
考えてくれていない訳じゃないとは思いつつ、やっぱ私も勝手にダメージでね。
期待しちゃだめなんだけど、種まきしてもなんもならない残念さを感じていてね。
もちろん、私が確実に次のアポを取らないからいけないのかもしれないけれど、もうそのエナジーはもうなくなってた。

それでも、じゃあもっかい別のところに種まきをしようと思ったんです。
そしたら確実なリアクションがあったの。

そんな種まき・・・
めちゃくちゃ勇気が要ることで

ダメ元で種まきをして、
やっと小さい双葉が出た感じ。

もちろん花が咲くような植物とは思えないけれど、
リアクションがあっただけで号泣してしまいました。

なんだか今日はそれで超脱力だよ。

その方と何か話した訳じゃないけど、
なんだか超報われた感が半端なくてね。
(勝手に変な期待をするのは危険だけど)

なんでそこまでするかって
私はそれだけ辛かったんだと思う。
子どもの元気がなくなることが。

でも、元気になることも知っている。
子どもをどうにかしようとしなければ。
息子は元気になったからね。

どうにかしないといけないのは大人の方。

まいた種の全部が芽を出さないことなんて
私はよくよく知っている。

出た芽の全部が成長するとは限らないことを
私はよくよく知っている。

だから種をまくのよ。
水やりもするのよ。
収穫もするのよ。

畑と一緒で超地道。

そういえば最近ちょうどエンドウ豆が発芽しました。

そんなことがあったのを、知ってか知らずか、
そのタイミングで息子がやってきて
ハグをしてくれたのでした。