マガジンのカバー画像

「今昔物語集」より

9
このマガジンには、今昔物語集をもとにして書いた物語を集めています。
運営しているクリエイター

#古典が好き

「今昔物語集」より 陰陽師・観相師

巻の二十四には五十話を超える話が収められています。前半は陰陽師や相をみるもの、夢を占うも…

1

「今昔物語集」より 妻を寝とられた貴族(2)

ある俳人の説明によりますと、「間」は「和」とともに日本の文化を表す言葉の一つだということ…

3

「今昔物語集」 妻を寝取られた貴族

あなたは妻に間男されたらどうします? おい、いきなり何いうてんねん、あんた。 心臓に悪い…

8

「今昔物語集」 猫を怖がる大夫

巻二十八は「烏滸、痴(おこ)」の文学と言われて、笑える話の部類ですが、現代語に訳すと面白…

2

「今昔物語集」 毒きのこ

今回は、痴の文学と言われる巻の二十八に入っている話です。 本来は、金峯山の別当がワタリと…

2

「今昔物語集」 源頼信 (2)

今昔物語の巻二十五には、源頼信の話が三つありますが、ある種恐ろしいのが平貞道が出てくる話…

3

「今昔物語集」 橘則光

第二十三巻より 「天子は南面す」といって、天皇は京の北に位置する大内裏にすまい、天下をしろしめす形式をとっていました。天武・持統天皇の藤原京では内裏は京の中央にあったとされていますから大きな違いです。大内裏には東西南北にはそれぞれ三つずつ門があって、合計十二門。調べました。大内裏が東西1,2キロ、南北1,4キロの規模に設計されていたのでこれくらいの門がないと出るのに大回りして大変だったかもしれません。正式名は漢語で覚えられませんが、結構面白い。一番有名なのは南に向かう朱雀門

「今昔物語」 源頼信 (1)

この題名で、あれこれと雑感を記そうという次第で、古典の専門的訓練を受けてないので珍釈、奇…

3