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はじまりを感じてみる。


ここから、はじまったんだった。

なにを話していたかは覚えていないけれど、行く当てのないむしゃくしゃした気持ちに耳を傾けてくれる大人の方がいたのは幸運だったと思う。相手の迷惑も考えろ! という話だけどね(笑)。


当時のわたしは、就職活動真っ最中。

しかも、第1回目の波が終わった頃のこと。同級生(正式には休学していたので、1つ下の学年)の子たちはどんどん決まっていく。いずれにしても、気長にやろうと思ってはいたけれど、ここまで決まらないものなんだと驚いた。最終面接まではたどり着けるのだけど、どこもそこ止まり。

理由もわかっていた。

人事の方に「一緒に働いてみたいと思ったけど、ここじゃなくてもいいと思っているよね」と面接後に言われたことが、唯一の救いだったかもしれない。それに対して、返せることばは1つもなかったから。

あえてそうしていたわけではなかったけれど、固い会社ばかりを受けていたそうだった。


でも、ちょうど地元にいくつかお店がオープンしはじめていたタイミングだったから。平たくて、空気がのっぺり滞留した盆地に「あたらしい風」が吹いたのを感じたんだよね。険しい道かもしれないけれど、遠回りせずにいこうと思った。

応援してくれる大人に出会えたことが、わたしにとっての希望だった。具体的なスキルはなに1つもっていないけれど、大きな会社に入ったから、必ずそのスキルが得られるとは限らない。モタモタしていないで、できそうなことからはじめてみたらいいのではないだろうか。


その足で、ライターインターンに応募していた。

もしかしたら、わたしが地元で感じた「あたらしい風」を、国内外に広げていくことはできるのかもしれない。手っ取り早いのは、身近にあった写真と文章だった。ほかの方法を知っていたら、違ったかもしれないな。



だからなんなんだ、という話ではあるのだけれど、ここにきちんと軸があるから、もっと広げていけるようになりたくて。

単に移住とか、地域おこしとか、観光とか、そういうものではないんだよね。(もちろんこれらは、入り口の1つとしてはいい流れだと思っています。)


「2021年まで」と決めているのは、じぶんの中に区切りが必要だと感じているから。

その後のプランについて詳細は未定だけれど、一度海外に行こうと思う。これまで出会ってきたひとたちの元を反時計まわりに訪ねるとしたら・・

01. 大分
02. 韓国(ソウル)
03. 台湾(台南)
04. 中国
05. タイ(バンコク)
06. インドネシア(ジャカルタ)
07. トルコ
08. シリア
09. ロシア
10. オランダ(アムステルダム)
11. ドイツ(ベルリン)
12. イタリア
13. スペイン
14. フランス(パリ)
15. イギリス(オックスフォード)
16. フィンランド(夏のヘルシンキ)
17. アイスランド
18. アメリカ(だれか知人がいたような・・)
19. カナダ(田舎のほう)
20. コロンビア
21. ブラジル(サンパウロ)
あとは、スイスもだね。

そのほかに行ってみたい国を足すならば、

・ブルガリア(陶芸の現場を訪ねて)
・エストニア(ストップモーションアニメを学ぶ)
・クロアチア(アパートの上から洗濯バサミを落としに)
・スウェーデン(古市さんの本をもう少し読んでから)
・モロッコ(青の風景に出会いたい)
・メキシコ(テキーラ!!ちがうな。笑)
・インド(アラク:好きなコーヒーの産地)
・チェコ(プラハ:いつかの旅人が一番きれいな場所だと言っていた)
・ペルー(ナスカの地上絵が見たい)
・ボリビア(ウユニ塩湖へ行きたい)

あたりになるのかな。思っていたよりも結構あるね(笑)。


あちこち巡りながら、その後の仕事に活かせるリサーチができたらいいなと思う。ひとと出会う、暮らしを知る、それ以外の学びを+αで。

思いっきり勉強するのなら、Community Development か Social Business あたりをテーマに添えて。ただし、アカデミックな方へいくならば、今以上に相当努力が必要だよね。それは覚悟しないといけない。

あるいはその土地と紐づいたものづくりや職人の元を訪ねるのもいいかもしれない。いろんな国のママさんたちにその国のお料理を教えてもらうのもたのしそう。


そのためにも、もっと日本のリサーチが必要になってくる気がする。行った先々で「日本ではどうなの?」って聞かれると思うから。

なにもない、知らない状態ではもったいないもんね。2021年以降のことも、時々こうやってことばにしていこう。

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