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ひとつ確かに言えること。


好きなところ、嫌いなところ、どちらもあるけれど、見たいほうを見ようと思う。

なにが大切なのか わからないけれども
ひとつ確かに言えること わたしここが好き
青谷明日香映画オリジナル楽曲


今日は、映画「かめじん」の上映会でした。

上映後、映画制作に至るまでのプロセスをお話しさせていただいたのだけど、改めて2年半のいろんな出来事を振り返る機会になりました。


ほとんどドキュメンタリーに近いこの映画を、わたし自身もひさしぶりに一観客として観ていた。

商店街の活性化という「まちづくり」の分野に関わる仕事をさせていただくなかでよく、「ここでやった実績をもとに、またべつの地域でも仕事ができるしいいよね」みたいなおことばをいただくことがあるのだけれど、この仕事をまた最初からやりたいかと聞かれたら「No」と答えるんだと思う。

地方創生ブームのなかで、こういうお仕事は数年前よりも確実に増えていると思うし、若者もあらたな「仕事」としてそちらを向けるようになったのは間違いない。実際に地域で活躍するプレーヤーの方々を見ながら、大学生のわたしはワクワクしていたから。


でも、わたしがその仕事をやりたいと思ったのは「地元だから」という理由だけで、それ以上でもそれ以下でもない。自身の経験がなにかの事例として活かしてもらえるのはありがたいけれど、個人のキャリアとして今後もコンサル的なことをやっていきたいとは思えない。

逆に考えてみると、暮らしていない地域のことを「どうこうしたい!」とか「こうしてみたらどうですか?」みたいなものを提案することにあんまり興味がないのだと思う。あくまで、自分の手足を動かしながらできることをしたいかな。


2年半経ったいまも、根底にあるのは海外のともだちに地元を伝えたい気持ちと、住んでいる自分がたのしく暮らせる場所にしたいという気持ちは変わらない。

2つめの理由に関しては、たとえ住む場所が変わってもそうしていくのだと思う。


映画やそのほかの企画を通して生まれた新たなコミュニケーションや出会いをもとに、いろんなつながりができてきた。

いまだからこそできそうなことが ちょこちょこ増えてきて、3年ほど前の学生だった自分じゃわからなかったところも徐々に霧が晴れてきた感じがするここ最近です。


つらつらと書いてしまいましたが、結局はそれがイベントであっても会社であっても、WEBであっても地域であっても「たのしい場にひとはあつまる」ということだと思うので、まずは自分がたのしいと思えること(+それに向けて必要なこと)を今後も続けていけたらと思います。

一旦こたつで寝てしまったのでこの時間ですが、そんなことを思えた夜でした。


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