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都立の超進学校に通っていた高校時代

先日、通っている大学についてのnoteを書いたが、今日は高校について書いてみようと思う。

私が通っていた高校は、都立西高校。偏差値は73、東大合格者数は20人と、かなりの進学校である。

今となっては、なぜ受かったんだろうという感じだが、中学時代はガリガリと勉強をして、けっこう頭がいい方であった。

高校時代を思い返して、心からこの高校に通って良かったと思える。今日は、そんな都立西高校について書いてみる。


1、学校の雰囲気

学校の雰囲気は、とにかく「自由」。校則は全くなかった。髪色、服装、アルバイトなど、何でもOK。また、部活や体育祭、文化祭についても、かなり全力で取り組んでいた人が多い。

ただ、部活も必ず入るというわけではなく、やりたい人はやればいいし、やりたくない人はやらんでいい、といった雰囲気。

体育祭では、有志で応援団があり、クラスの半分ぐらいの人は参加する。学校が久我山にあるので、自転車で井の頭公園に行って放課後に練習をした。青春だったなあ。

また、クラスマッチといって、バスケやサッカー、卓球などクラス対抗で戦う大会が年に2回あった。それに関しても、放課後に地域センターに行って、卓球の練習をかなりしたが、たしか1回戦で負けた。クラスマッチには、百人一首もあり、百首覚えているのは当たり前で、休み時間に何度も練習した。私は、結局そんなに強くはなれなかったが、かなり楽しかった。

というように、「文武二道」。勉強も頑張りつつ、部活やイベントにも全力を尽くす高校であった。


2、生徒の性質

本当に色んな人がいたなあ、と思う。ただ、多様性を認め合える人ばかりで、いじめは絶対に起きない。3年間、どのクラスでもそうだったので、きっと間違いない。

ただ、浪人率はかなり高い。それは、部活やイベントに全力を尽くす人が多いから。高校3年の大会まできっちりと取り組んで東大に受かってしまう天才もいるが、その後1年間勉強をして自分の行きたい大学を目指す人も多い。

また、ただ偏差値の高い大学を目指せという雰囲気でもない。自分がいきたいと思う大学に行けるよう応援してくれる先生たちである。



高校3年間、本当に色んな思い出があったはずだが、卒業してしまうと意外と思い出せないものである…

ただ、毎日が忙しく本当に楽しかった。友人にも恵まれた。

もし、身の回りで高校受験に直面している人がいたら、ぜひ都立西高校をオススメしてほしい。声を大にしてオススメできる。


また、高校時代の思い出は書き残しておいた方がいい。やっぱり3年も経つと、思い出が色あせている。

思い出を忘れてしまうのはもったいない。

いつまでも大切に、胸に残しておきたいものである。



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