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眠れない早起き、覚醒する夜ふかし

いやあ…今日はとても早起きした…。

わたしは基本的に、午前は予定を入れないようにしている。
それは起きる時間が遅いからだし、午前中は比較的集中力が高いからだ。
集中できる時間帯は、集中力をとくに必要とする作業に充てたい。

したがって、否が応でもパリッと背筋が伸び、それなりにMPを消費する「誰かと会う」約束は、できるだけ午後にしたい。

打ち合わせもそうだし、美容院などの予定もそう。

…しかし今日は午前から打ち合わせであった。
昨夜から緊張した。
ぜったいに寝坊できないからだ。

早く起きるということはつまり、早く寝る必要がある。
起床予定時刻の1時間半前から30分おきにアラームが鳴るよう入念に設定し、早めにふとんに横になるもまったく眠れる気配がない。

「明日寝坊したらどうしよう」と思うと、頭が冴えてしまう。
うとうとしては目を覚ましを繰り返すうちに、「げ、もうあと3時間しかないじゃん」と、脳内では寝坊警報が鳴り響く。

魔の時間帯とはこのことだ。
「げ、もうあと3時間しかないじゃん」という頃に、ふっと眠たくなるのだ。

まずい。
ここで気持ちよく眠ってしまったら本当に寝坊一直線ではないか。
でも眠たい。
まずい。眠い。

結局、目を開けたまま寝ていたのではないかと思われるぐらい浅い眠りだったのにも関わらず、起床予定時刻の15分後に飛び起きた。めちゃくちゃがんばればギリセーフの時刻である。

なんとか打ち合わせを乗り切るも、睡眠不足でただでさえコンディションがよくないうえにMPを消費してしまう。

「早く起きると1日が長いなあ」などとうっすら喜びを感じる反面、つねに睡魔がつきまとい、パフォーマンスは底辺である。なんともったいない。

あまりに限界だったのでデスクに突っ伏して15分の仮眠を試みるのだが、突っ伏してみると眠れないのはなぜだろう。

なにをしても眠たい。
散歩に行っても、体は歩行しているが脳は半分眠っている。

今晩はぜったい早く寝よう。

そう心に決めたものの、なぜか遅い時間になればなるほど眠気が引いていく。
徹夜明けで眠たいはずなのに、なぜか覚醒するあの時間帯の感覚である。
なぜ今なのだ。

もしかして時差ボケってこういう感覚なのかしら…。

眠れないからといってこのままズルズル起きていたら、明日また起きられないのは目に見えている。
せっかく早起きしたのだ。すこしでも維持したいではないか。

今宵これからすんなりと眠れることを祈って。
おやすみなさい。



今日も読んでくれてありがとうございます。
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