コーチングを受けたらキャッチコピーができました
旅人コミュニティー「POOLO3期」のつながりで、1ヶ月半、全6回のコーチングセッションを受けました。
このセッションは、旅人向けにコーチングサービスを展開するPOLIGHTS(POOLO2期生主催)のイベントで、「Our Being Lab」略して「あわびー」と呼んでいます。
「あわびー」を通して、私のキャッチコピーと、2030年のえみぞうを思い描いてみたので、記録がてらnoteに書きます。
あわびーとは?コーチングって?
あわびーでは、過去の体験を振り返ることで価値観を洗い出し、在りたい姿(Being)を言語化します。昔から変わらないBeingを明確にすることで、未来のアクションが自然と決まっていきました。
まさに「答えは自分の中にある」と感じます。
何かをして成果を出さなきゃいけないからとDoingに目が行きがちなところを、コーチングでBeingを引き出すことでDoingが自ずと決まってくる。
▼あわびーについて、詳しくはこちら▼
あわびーに参加した理由
あわびーへの参加を決めたのは7月の頭。
旅を始めてからちょうど1年が経ち、あと2ヶ月後には大学に復学するという状況でした。
休学中はこんなことを感じていたなー
復学したらこんなことをしたいなー
卒業したらこんな人間になっているのかなー
……と、なんとなく1年間を振り返ったり、復学後やりたいことを整理しようとしていたけれど、1人で考えても言葉にまとまらずにモヤモヤしたり。
休学期間、やりたいことはやったつもりだけど、もうすぐ終わってしまうことへの焦りも感じていました。
好奇心旺盛で、何にでも興味が湧いちゃうからこそ、やりたいことがたくさん出てきてしまって、本当にやりたいことが何かを見失いそうになっていました。
旅をして、膨大な数のインプットをしたまま消化不良に陥っていたので「これを機に自分を振り返ろう!」と思ったのが、あわびーに参加したきっかけです。
あと、コーチングを長いスパンで受けたことがなかったので、参加したら今までにはない発見がありそうだと感じたのも大きかったかな!
実際に取り組んだ内容
全6回のコーチングセッションを1,2週間に1回やりました。
1回目はコーチングについて学んで、実践。
2,3,4回目は過去の体験を、コーチングを使って深掘り。それぞれ、20代のエピソード、中高時代のエピソード、幼少期のエピソード、をテーマにコーチングを受けました。
5回目で自分のキャッチコピーを考えて壁打ち。
6回目ではキャッチコピーとそこに込めた想いを発表して、未来の自分になりきってインタビューを受けました。
過去の出来事って意外と覚えていないし、どれも当たり前のように起きたことのようにも感じるけど、実は「えみぞうならでは」の視点が散りばめられていました。
例えば、中高時代から私は風の人だったなと。
クラスでは、1つのグループに属するのではなく、大体3つくらいのグループと仲良しで、いたい時にいたい人といました。
同調圧力はあまり気にしてなかったし、群れで行動することがそこまで得意ではなく、当時から風のようにクラスの人たちと関わってました。
その性格は今でも変わらないと思います。
他にも、幼少期から放任主義的に育ててもらったこを思い出し、深掘りました。
何事も、自分で行動してみて当たって砕けてみないと納得できないタイプで、波瀾万丈な人生を幼稚園の時から歩んでいました。
親はあえてレールは引かずに、私がやりたいと思ったことを応援してくれました。
だから今でも当たって砕けろ精神(いや、砕けなくていいんだけどさ)を持って突っ走ってるのかなと気づきました。
キャッチコピー「私の道でフラットに燃え続ける感覚的合理屋」
2時間×3回の過去の振り返りを通して見えた私の性格をもとに、キャッチコピーを作りました!
キャッチコピーというよりは、私の取扱説明書に近いような気もするけれど。
その名も
「私の道でフラットに燃えている感覚的合理屋」
です!
いやいや、どういうこと?って感じだと思うので、それぞれのワードに込めた想いを書くと、
「私の」……主体性が湧く環境にいたい。独自性を極めて、自分にしかできないことをしたい。
「道で」……まずは自分の道を走る。その中で見えた人に手を差し伸べる。
「フラットに」……①フラットな関係でいたい。②フラッと寄り道もできるくらいの余裕と余白と自由さ。
「燃えている」……無我夢中。没頭。スイッチのオンオフの差が激しいタイプです。
「感覚的」……感受性豊かに。「なんかわからないけど好き」を大切に。
「合理屋」……目的がないと、意味を感じない。理不尽なことが嫌い。
私はこんな人だなーと思いました。あらためて文字にしてみると、エネルギッシュさが半端ない。笑
「私の道でフラットに燃えてる感覚的合理屋」でいられる環境に身を置けるよう、就活など選択のタイミングで振り返ってみようと思います。
2030年のえみぞう「発酵コンサル&暮らしかた発酵所オーナー」へ、インタビュー
最終回では、キャッチコピーの発表後、未来の自分になりきってインタビューを受けました。
22歳の私は、30歳のえみぞうになりきってみました。
変身タイム!30歳のえみぞうが着てそうなオフィスカジュアルな服を着て、大好きな漫画「もやしもん」のキャラクターのぬいぐるみを持って、30歳の自分になりきってみました。
みんなからたくさんの質問を受け、30歳のえみぞうは答えます。
Q. 今何をしているのですか。
A. 発酵コンサルとして日本全国を飛び回っています。菌を見て学びつつ、商品開発のお手伝いとかしています。世界の発酵食品を見にいったり、学会に参加するために、海外にもたまに行っています。
Q. 本拠地はありますか。
A. 港町が好きなので、長崎で、ゲストハウス兼カフェを開いています。近くの農場で育てた野菜を使って、体に優しい食事も提供しています。働くこと以前に、「人間らしい整った暮らし」を提供したいと思い、運営しています。
Q. 発信はしているのですか。
A. はい。SNSで私たちの生活を発信しています。本を2冊出版しました。「発酵を取り巻く歴史、地形との関係について」と「人の暮らし方について」本を書きました。
Q. ゲスい質問ですが、年収は?
A. 薬学とコンサルで生計を立てていて、そのお金でゲストハウス運営しています。ざっくり年収800万円かな。得たお金は、自分が見たい世界や社会を実現するために使いたい。働くことと暮らすことの境界線がもっと曖昧で、みんなが自分らしくワクワクとしていたら嬉しいです。
Q. 発酵食品とか菌は、えみぞうにとってどんなもの?
A. 好き!ワクワクする!目に見えない世界が不思議。菌を使って、循環型の社会になってほしい。菌とともに生きていることを実感したい。
Q. 挑戦してよかったと思うことは?
A. ゲストハウス兼カフェは、ずっとやりたかったこと。先延ばしにしがちだったけど、たくさんの人に夢を話したことで思っていたよりも早く実現しました。2025年に卒業して、2年ほど発酵コンサルした後に準備を始めて、最近オープンしました。
Q. ゲストハウスの名前は?
A.「暮らし方発酵所」です。地域の発酵食品も扱いつつ、農業体験もしつつ。自分と向き合って、暮らし方を振り返る時間になったらいいなと思います。土の人も、風の人も交わる。海外からも来客のある。普段出会えないような人と会える場にしたいですね。
Q. 今に至るまでの道のりは、いかがでしたか。
A. 険しいけど楽しかったです。納得できるまで考えて選択することができたから、突っ走れました。
Q. 最後に、8年前の自分にメッセージをどうぞ!
A. 妥協しない。専門性を高めたからこそ、今がある。いろいろなことを両立しようとして中途半端にするのではなく、やることを絞って時間を捧げて欲しい。
あわびー参加前後の変化
30歳の自分になりきって受けてみたインタビュー。ほとんど全部、その場で考えながら話しました。でまかせで言ったことが多いけれど、意外と的を得ているからおもしろい。
最近「遠い未来なんて描けるわけがない」と不安に感じていたけれど、意外と喋れた自分に驚きました。
自分ならできそう。
自然と自信が持てました。そっと、自分の背中を押すことができた気がします。
今、理想として思い描いている未来を、現実にするためにも行動し続けたいです。
これから大事にしたいこと
上のキャプションの通り、「生きているだけで十分」だと思う。
22年間、生きる理由をずっと探していたのかもしれない。私にできることって何だろう。私って一体どんな人なんだろう。そんなことを考えながら1年間旅をしていた気がします。
でも、生きる理由なんてなくていい。
このあわびーに参加して、そう感じました。肩書きに頼らなくてもいい。周りの評価に引っ張られて右往左往する必要もない。
まずは、自分の気持ちに素直でいよう。
Our Beingの名のとおり、自分のBeingを大事にしていれば自ずと答えは見えてくるはず。
そして私のBeingを大事にするために、以下の3つを心がけようと思います。
①おひとりさま時間を作る。
②直感を大切にする。
③感謝日記を、書ける日はする。
キャッチコピーである「私の道でフラットに燃えている感覚的合理屋」であり続けるためにも、自分と向き合い続けて、燃えていられる環境を選んでいきたいと思います。
素敵なプログラムを作ってくれた、Polightsのみんな!ありがとう!