恋愛よりも自分に集中しようと思った話

こんにちは、あむのです。
タイトルの通り、今回は最近考えている、恋愛と自分のこれからについて書きたいと思います。

これまでの恋愛遍歴

今年に入って、約1年ほどお付き合いしたパートナーとお別れしました。
理由は、子どもを持つことについてです。
私自身は、将来子どもを欲しいと思っていません。
東京で子育てすることの大変さを見て、体感してきたし、正直自分のことで精一杯であると常々思っているからです。
そのことで彼と意見の相違が生じ、別れることになりました。

これまでのパートナーは、大学時代の先輩だったり、マッチングアプリで知り合った人だったりと、出会いは様々です。
同棲を経験したことはないし、結婚を前提にお付き合いしたこともないので、あまり経験豊富とは言えないかもしれませんね。

周りとの比較

30代を目前に、入籍する人、子どもを産む人が周りに増えてきました。
SNSでそういった投稿を目にすると、「いいなぁ」という気持ちよりは、「みんなは人生が進んでいるのに、自分は一体…」という焦りが出てくるのが正直なところです。
冷静に考えれば、結婚や出産は巡り合わせや縁であって、人生を進めるためにするものではないと分かるのですが、周りを見ていると、自分だけ人生が停滞しているような気持ちになってしまうことがあります。
人生を共に歩むパートナーに出会えるって、素敵なことですよね。
でも、いまの自分にはそれがない。
もしかして自分には何かが欠落しているのではないか。
そんなことを考えさせられる年頃です。

恋愛についての価値観

私は先述した通り子どもを望んでいません。
ゆえに、家庭を築くということへの憧れも無いに等しいです。
結婚に対しても、絶対したいわけでもないし、絶対したくわけでもない、言わば「どちらでもいい」というような感覚です。
理想を言えば、事実婚のような形でもいいので、この人と人生を過ごしたいと思えるような人に出会いたい気持ちがあります。
経済的には自立していたくて、専業主婦にはなりたくないです。
面白いことを共有できて、頭のいい人、一緒にご飯やお酒を楽しめる人がいいな、と思っています。

出会うまでの過程に疲れた

私の世代になると、マッチングアプリを利用することはかなりスタンダードになっています。
でないと、出会いはほとんどないからです。
アプリを使わないとなると、婚活パーティーや街コンに参加するか、結婚相談所に入会するかになると思いますが、いずれにせよ自分から行動しない限り恋愛をするのは難しいのかな、といったところです。
直近のパートナーと別れてからしばらくして、私もマッチングアプリを利用し始めました。
昨今のアプリは非常に便利で、プロフィール欄で結婚に対する意志や子どもが欲しいかどうかを選択できるようになっています。
私はいいねをもらったらまずそこを確認して、お相手のそのほかのプロフィールで魅力を感じたらいいねを返す、ということを繰り返していきました。

しかしこれ、完全に「作業」です。
相手は人間であるはずなのに、画面上から得られる情報だけで取捨選択をする。
マッチしたあとのメッセージのやりとりも、しょうがないとはいえほとんど定型文で、これも「作業」です。
趣味や休日の過ごし方、仕事のことなど、皆話す内容はほとんど同じで、誰が誰だか途中で分からなくなります。

私には、申し訳ないですがほとんどの人がまるで味のないスープのように思えてしまいました。

また、子どもを望んでいないことや、持病のうつのこと、フリーターであることなど、お付き合いをする前にお相手に話して(必要であれば了承を得て)おかないといけないことが、自分にはたくさんあるなぁと気づき、しかもどの段階でそれを話すべきなのか、なども考えているうちに、なんだか面倒になり、アプリは退会しました。

自分に恋愛は必要なのか

これまでの私は、恋愛至上主義とまではいいませんが、パートナーがいる方が、自分にとってはいいだろうと思ってきました。
人と遊んだり出かけたりすることは元々好きだし、特別な理由がなくてもそれができるって、楽しいことだと感じていたからです。
しかしここ数年を振り返って、「ときめき」を感じたり、恋愛が私にプラスの要素を与えてくれたことがあったかと聞かれると、素直に「うん」とは言えないのではないか、と思い始めました。
ときめきに関しては、もう最後にいつ感じたか思い出せないくらいです。
それもやはり、私が自分の感情より、将来のことなど「条件」で相手を選んでいるからかもしれません。
お付き合いするとなるとそれなりにお金はかかるし、時間も取られるし、将来を共にするならそれなりの覚悟も必要です。
これまでも、正直デートより寝ていたい日もあったし、お金のかかる旅行は嫌だな、と思うこともありました。

私、恋愛いらないかも。

そんな結論に、最近辿り着きました。

一人の時間がかなり楽しい

私は趣味といえば音楽とハンドメイドですが、どちらも家で一人で完結する趣味です。
音楽に関しては、最近は弾き語りに挑戦したくてピアノの練習をしています。
ハンドメイドも、相変わらず編み物が好きなので、気づけば黙々と何時間も編んでいる、なんてこともしょっちゅうです。

一人でしてみたいこともたくさんあります。
焼肉やしゃぶしゃぶ、一人専門店ではなく普通のお店に一人で行くのが理想です。
水族館や美術館にも一人で行ってみたいです。
気の向くまま、心ゆくまで好きなように鑑賞をする、とても憧れます。
それと一人旅ですね。
どこへ行くかも何を食べるかも自由で、気が向いたときに帰る、最高じゃないですか。。。

「ソロ活女子のススメ」というドラマも配信されていますよね。
少しだけ観ました。
主人公が焼肉屋で目の前のお肉にだけ集中する姿、いまの私に必要なのはこれだ！と感じました。

なんだ、思ったより、私一人でも平気じゃん。
というか、一人の方が気を遣う相手もいないし、気楽じゃん。
必死こいてアプリをやっていた頃の自分を引っ叩きたい気持ちです。

友達がいてくれれば十分

ありがたいことに東京生まれ東京育ちなので、中高の友人や大学時代の友人に比較的簡単に会える環境です。
予定が合ったときにご飯に行ったり、ボードゲームしたり、旅行に行ったり…
恋人としたいと思っていたことのほとんどは友達とできることに気がつきました。
それも適度な距離感で。
恋人となると良くも悪くもとても近い関係性になるので、自分のことだけ考えていればいいとはいかないですよね。

仕事への意欲

8月から新しい仕事に挑戦するわけですが、当面の目標は休まずに通うこと。
体調に波のある私にとって、継続的に仕事に通うことはかなりハードルが高いです。
そのためにも、日々の体調管理は欠かせないし、恋愛している場合ではないのが現状です。
仕事が軌道に乗ってお金が貯まったら、ソロ活を充実させたい！
仕事のモチベーションが完全にソロ活になりました。
それに、人生の大半は仕事に費やすわけだし、これまではふらふらとやってきたけど、ここらで気合を入れて仕事に集中するのがいいかな、と思います。

最後に

恋人を作ろうと躍起になっていたこともありましたが、それはもうやめました。
それよりも自分自身と向き合って、自分の時間を充実させることに力を注ぎたいです。
恋愛に年齢制限はないと思っているので、自然な出会いがあればそのときでいいかな、という気持ちです。
童話制作や趣味、ソロ活など、私は一人で十分に人生を充実させられる気がします。
もちろん、遊んでくれる友人たちには感謝してもしきれない思いです。

これからの私も、どうか暖かい目で見守ってくださいませ。

あむの