【地域みらい留学とは？】田舎って思ったよりいいところなのかも。
noteさんが作品を募集している #暮らしたい未来のまち というハッシュタグを見て、これはまさに地域みらい留学のことじゃないか！と思ったので、それについて僭越ながら私が紹介させていただきます。
地域みらい留学を知らない方にぜひご覧いただきたい記事です。
What's 地域みらい留学？
まず、『#暮らしたい未来のまち』のタグからいらっしゃった皆様の共通の疑問は、「地域みらい留学ってなんだ？」「海外留学のことじゃないの？」ということだと思います。
簡単に言うと、地域みらい留学とは自分の住んでいる場所以外の都道府県の県立高校に進学することです。（だから、英語は全く関係ありません！笑）
中学生対象の地域みらい留学と高校一年生対象の地域みらい留学365があります。今回紹介するのは前者の方。
高校受験するとき「校区」とか「学区」という言葉聞きませんでしたか？ 基本的に、保護者の在籍する学区内に所在する高校にしか受験できません。 その原理で行くと、普通は県外の県立高校を受験、なんてできませんよね。
しかし、地域みらい留学という制度に参加している県立高校は、県外からも受験・入学することが出来るんです！
公式の地域みらい留学についての説明はこんな感じ⤵
都道府県の枠を越えて、地域の学校に入学し、充実した高校生活をおくること。（地域みらい留学公式より引用）
地域みらい留学の魅力。
地域みらい留学は、受け入れる高校・受け入れてもらう生徒どちらにもメリットがあります。
過疎化で生徒数が少ない高校は、県外から生徒が来てくれると活気が出て嬉しいですし、従来の『近くの高校に行く』という選択肢に疑問を抱く生徒にとって、大自然に囲まれた学校生活というのは魅力的です。
それと、他の高校と差別化を図るため（？）、その学校独自の体験が出来る高校もたくさんあるのもいいところ！
プロジェクトを立ち上げてオリジナル商品を作れる高校や、希望者は全員無料で姉妹校のあるアメリカに短期留学できる高校（ドイツに行ける高校も！）、授業料・教材費無料の公営塾がある高校……こんな生徒思いな高校、聞いたことありますか？
地域みらい留学生を受け入れている高校は70校もあるので、自分に合った高校が選べます。
田舎って思ったよりいいところなのかもしれない。
「不便」「遊ぶところもない」「村八分にされる」「古臭い」etc……ちょっと前まで、世間の田舎のイメージはネガティブなものでした。田舎出身の若者は都会へ飛び出し、日本は過疎化が進みました。
しかし、今は逆の現象が起こっているのです。都会生まれ都会育ちの子どもたちにとって、大自然に囲まれる田舎は新鮮そのもの。
地域みらい留学の制度を利用して、田舎での寮生活を楽しんでいます。地域みらい留学において、『地域』と『地域の人』は欠かせません。交流し、時に助けられ、時に叱られながらも密接な関係を築いていきます。
「なぜわざわざ田舎に行きたがるのか。」と怪訝な顔をする人もいます。その言葉の根本にあるのは『都会が最先端で、すべてにおいて田舎に勝っている』という認識だと思うんです。
でも、本当にそうなんだろうか、と地域みらい留学を見ていると感じます。
社会を変えたいと奮闘する高校生、自分のいいと思うものを商品化しちゃう高校生、空き家を改装して再生させる高校生。
説明会で話を聞いていると、そんな地域みらい留学生の方々は、最初からこうだったわけではないようです。「地域みらい留学でここに来るまでは内気で人と喋れなかった。」「不登校だった」「人づきあいが下手だった」。
彼らを変えた田舎は、都会に比べて劣っているのでしょうか？
私はそう思いません。人それぞれ輝ける場所が違うだけだと思います。
今や田舎も、暮らしたい未来のまちへ。
このコロナ禍で、価値観は変わってきています。キャンプやアウトドアが流行ったり、自然に囲まれた暮らしの良さが再発見されて、田舎へ移住を夢見る人も増えました。
地域みらい留学によって県外から若者がやってくることで、新たな刺激が加わり、田舎も最先端のまちになりつつあるのかもしれません。もう、古臭くて、嫌煙されるような場所ではないと言うことです。
時代の最先端を体験したいあなた、地域みらい留学についてもっと知ってみませんか？ そして、周りに中学生がいる大人の方はぜひ、こういう制度があるんだよと話してみてほしいです。
地域みらい留学はこんな素晴らしい制度なのに、残念ながら知らない中学生が日本にはいっぱいいます。（私もネットサーフィン中に知りました）
知っている人と知らない人では選択肢の数にすごく差が生まれますよね。不平等だな～と思います。だから、ぜひお願いします。
なんか、自分の主張ばかり書いているような気がしてますが、地域みらい留学に興味を持ってくださった方はぜひ、公式サイトをチェックしてみてくださいね♪
最後までお付き合いいただきありがとうございました(*- -)(*_ _)！
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