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ウクライナの人々へ

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ウクライナの人々に思いを寄せること。無力感にさいなまれながらも何かを発信したいと思います。My thoughts are with people of Ukraine🇺🇦
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#ロシア軍

今日ときめいた言葉49ー「人間は理屈によって納得するが、感情によって動く」

今日ときめいた言葉49ー「人間は理屈によって納得するが、感情によって動く」

(2023年5月21日 朝日新聞 「天声人語」から)

ニクソン元米大統領の言葉だそうだ。この言葉どんな文脈で語られたのだろうか?天声人語は、この言葉を引いてゼレンスキー大統領の電撃訪問について語っている。

「突然の驚きを伴う広島訪問は、それ自体が世界の人々の気持ちに触れたのではないか」と。

私も驚きと共に彼の精力的な行動に感嘆した一人だ。しかし、世界の平和を議論しようとする場に武器の支援を求

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「何を守るのか、それが問題だ」 ウクライナ🇺🇦の人々に思いを寄せ続けたいー何もできない無力感にさいなまれながらでも・・・(13)

「何を守るのか、それが問題だ」 ウクライナ🇺🇦の人々に思いを寄せ続けたいー何もできない無力感にさいなまれながらでも・・・(13)

今回もUkraineに関する新聞記事から心に響いた言葉を記したい。4月30日付 朝日新聞から早稲田大学教授(憲法学) 長谷部恭男氏の「戦争と憲法」から(要約と引用)

長谷部教授は、ジャン=ジャック・ルソーの言葉を引用して、「戦争において攻撃の対象となっているのは敵国の社会契約、つまり憲法原理である。憲法原理が根底的に異なるからこそ国家は対立する」と述べている。

「共産主義陣営と自由主義陣営が対

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プーチンとゼレンスキー、歴史は二人をどう評価するのか?Ukraine 🇺🇦の人々に思いを寄せ続けたいー何もできない無力感にさいなまれながらでも・・・(12)

プーチンとゼレンスキー、歴史は二人をどう評価するのか?Ukraine 🇺🇦の人々に思いを寄せ続けたいー何もできない無力感にさいなまれながらでも・・・(12)

4月24日付朝日新聞に掲載された南塚信吾・千葉大名誉教授の記事ー

「Russiaの今回の軍事行動は暴挙であり、侵略は絶対悪だ。そのうえで世界史の観点に立つと、この戦争は旧社会主義圏にグローバル経済の「新自由主義」が浸透する過程で起きた出来事の一つと言える。」
               (中略)
「ロシア側の主張に一片の合理性を見出すならば、欧米型の新自由主義とは別の道を探ろうとして今回の戦争

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死ななくてもよかった命 ウクライナ🇺🇦の人々に思いを寄せ続けたいー何もできない無力感にさいなまれながらでも・・・(8)

死ななくてもよかった命 ウクライナ🇺🇦の人々に思いを寄せ続けたいー何もできない無力感にさいなまれながらでも・・・(8)

(冒頭写真=ロイターは、Sankei.comからの転載)

本当に無力感を実感させられる毎日だ。アメリカやNATOに武器、弾薬を供与してもらったところで、戦うのはウクライナ人のみだ。ロシア軍の軍備とは、圧倒的に劣勢な状況下で孤軍奮闘しているウクライナ軍と市民。こんな状態になっても平和のための機構や国際組織は、このロシアの蛮行を止められない。そんな中で、ウクライナの人々がどんどん亡くなっていく。特に

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