見出し画像

多様なタレントがジャズのように協奏する

amptalkの社員インタビュー連載『アンプトーカー』
今回は、Software Engineerとして活躍されているシュンジさんにお話を伺いました。創業初期にエンジニアとしてジョインしたシュンジさんに、シンガポールでの兵役時代から東京のワンルームで創業メンバーと働き始めた日々、現在の仕事に至るまでのお話を聞いていきます。

Shunji Lin(Software Engineer)
シンガポールから日本に移住し、東京大学大学院修士課程にてヒューリスティック探索アルゴリズムの研究をし、2018年に卒業。野村證券や複数のスタートアップでの開発業務に従事。ソフトウェア開発をアートとして捉え、常にユーザーと開発者にとって最高の体験ができるソフトウェアの開発を心がけている。趣味はジャズを聴いたり演奏すること。


amptalkで描くクライアントの成功

ーー日本での仕事を始めたきっかけを教えてください。

振り返ってみると、波乱万丈だったと思います(笑)シンガポール出身の私は、大学進学前に兵役があります。当初は兵役後も国内にいるつもりでしたが、軍事演習で海外に滞在したことが楽しくて、海外の大学に行くことに決めました。その際、母が日本人なこともあって日本の大学を選び、東京大学の研究室でClassical AI SearchとPlanning Algorithmsを学びました。その後は車の自動運転や、金融、不動産のスタートアップなど、さまざまな分野で経験を積みました。

――amptalkでの仕事はどのように始まったのですか?

社長の猪瀬さんからのLinkedInメッセージがきっかけでした。当初は転職活動をしてるわけではなかったのですが、猪瀬さんの熱意に興味を持ちました。その後、パートタイムで働き始めて、オフィスに通ううちにamptalkの魅力に気づきました。以前の職場では、クライアントのニーズとエンジニアリングチームの間にギャップがあり、なぜその機能が必要なのか理解できないまま仕事をしていました。

それに対して、amptalkではクライアントの問題解決に重点を置いた協力的な環境があり、私が求めていた環境でした。加えて、創業メンバーとしてCEOと一緒にチームを立ち上げる機会にも魅力を感じました。

全ての課題に万能なアプローチはない

――amptalkでの役割を教えてください。

フルスタックエンジニアとして、日々様々な仕事に携わっています。新機能の開発から既存機能の保守まで、フロントエンドもバックエンドも担当します。10人未満の小規模なチームで、機能の企画、コードのドキュメント作成、コードレビュー、バグ修正など、多岐にわたる責任を担っています。

amptalkの特徴は、チーム構成にあります。多くの企業がフロントエンドとバックエンドで分かれているのに対し、私たちは取り組む問題に応じてチームを組むんです。これにより、より柔軟な協力体制と問題解決が可能になっています。この方法が、毎日の仕事を刺激的なものにしていると感じます。

――創業初期から関わってこられましたが、amptalkの特徴は何だと思いますか?

先程説明した通り、私たちは他のスタートアップとは異なるアプローチを取っています。アジャイル開発の原則を重視し、ボトルネックなく迅速に成果を出すことに注力しています。チーム全員が問題解決に取り組み、すぐに本番環境に貢献できる文化を大切にしています。

また、品質管理を自動化していることも特徴です。機能のオン/オフ切り替えや特定ユーザーへの変更適用など、多くのプロセスを自動化しています。これはCTOの鈴木さんが特に重視している点で、チームの効率を大きく向上させています。私たちは大規模な更新よりも、小さな改善を積み重ねるアプローチを取っています。この俊敏性とイノベーションへの姿勢が、amptalkを特別なものにしていると思います。

さらに、オーナーシップも重要な特徴です。2週間ごとの振り返りミーティングでは、Miroを使って事業と製品開発について議論します。誰でも改善案を提案でき、チームの同意が得られれば即座に実行に移します。この民主的なアプローチが、イノベーションを促進し、チームメンバー全員に影響力を与えているんです。

チームで生み出す ”マスターピース”

――将来的にどのようなチームを目指していますか?

amptalkの成功の鍵は、協働とチームワークにあります。複雑な問題を解決するには、多様な視点が必要だと考えています。そのため、ビジネス側、技術に詳しくないユーザー、そしてエンジニアリングチーム間のコミュニケーションを大切にしています。

フィードバックは誰でもできますが、主にカスタマーサクセスチームと営業チームが問題報告や改善提案を行います。エンジニアリングチームの誰もがこれらの提案に対応できる体制を取っています。異なる立場の人々が持つ洞察やアイデアが、私たちの議論を豊かにし、イノベーションを推進していると信じています

――具体的にはどのように実現していますか?

Slackなどのツールでエンジニアとビジネスチームが直接対話し、迅速に問題に対応したり改善案を議論したりしています。この協力的なアプローチのおかげで、最近では社内の様々な部門との議論を経て、Slack上にバイリンガルのチャットボットを導入することができました。このような相互作用とつながりが、私たちチームの強みであり、成功の源だと考えています。

古いメロディーを組み合わせ、新しい曲を作る

――どのような人材が会社に適していると思いますか?

私はジャズが大好きなのですが、ジャズとソフトウェア開発に多くの共通点を見出しています。日本ではジャズプレイヤーが優秀なソフトウェアエンジニアであることも珍しくありません。両者ともパターン認識と即興性が重要だからでしょう

ジャズミュージシャンが演奏中に環境や共演者に応じて即興で演奏するように、ソフトウェアエンジニアも日々の課題に対して知識を活用してスピーディーに対応します。私は、確立された方法を理解しつつ、新しい領域を開拓しようとするエンジニアを高く評価しています。これは、クラシックに精通しながらも新しい音楽性を追求するジャズミュージシャンが評価されるのに似ています。

私自身、自分の快適なところから飛び出すことを厭わず、同時に仕事の背景や文脈を深く理解しようとする人材に惹かれます。ジャズミュージシャンが様々な影響を融合させて独自のスタイルを生み出すように、既存のアイデアやソリューションを組み合わせて新しい価値を創造できる人と一緒に働きたいです。

amptalkは全方位で採用を強化しています!

創業初期からエンジニアチームで活躍しているシュンジさんのインタビューでした。いかがだったでしょうか?少しでもamptalkに興味を持ってくださった方はぜひカジュアル面談にお申し込みください。

心よりお待ちしています!

採用情報
・Software Engineer:https://herp.careers/v1/amptalk/5EjSzqgVpdzl 
・オープンポジション:https://herp.careers/v1/amptalk/PVDmOTCQ8NNf