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ローマへ⑨

いよいよ2泊3日ローマ旅の最終日
チェックインを済ませて荷物はホテルに預かってもらう 身軽なら荷物を預けない方がホテルに戻ってこなくていいのだが、とにかく重たいので預ける


☆「Piazza del Popolo(ポポロ広場)と双子の教会


◆最終日もスタートはポポロ広場から

広場真ん中のオベリスクは最初にエジプトからローマに運ばれてきたのだとか

そういえば、何度も出てくるポポロ広場に触れてなかったが、ポポロ広場は各地からローマを目座あしてくる巡礼者のローマへの入り口にあたり、名前の「Popolo(ポポロ)」はイタリア語で「市民」の意味

◆双子の教会

「双子の教会」とまとめて称しているが、それぞれきちんと名前がある
向かって左が「Basilica di Santa Maria in Montesanto(サンタ・マリア・イン・モンテサント教会)」で右が「Chiesa di Santa Maria Miracoli(サンタ・マリア・デイ・ミラーコリ教会)」でどちらも17世紀に建てられた

どちらも入ったことがない

前の投稿で映画「天使と悪魔」に出てきたと書いてしまったが、間違っていたので訂正しておく 映画に出てきたのは「Basilica Parrochiale di Santa Maria del Popolo(サンタ・マリア・デル・ポポロ教会)」だった 
あいにく写真がないのだが、ポポロ広場に入るポポロ門のそばにある

☆Villa Borghese(ボルゲーゼ公園)


せっかく近くに泊まっているのだから、やはり外せないのが「ボルゲーゼ公園」
とても広い公園だ ポポロ広場から階段もしくは道路を上っていく

捨てられたビール瓶すら絵になるのはなぜ
朝日が眩しい

キノコが生えてた(笑

食べられるつ?

スマホカメラのズームでも綺麗に映るもんだ、遠くに見えるヴァチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂

そして公園に到着、やはり朝は清々しい

売店が可愛い

ここからはローマ市街が一望できるので、両親ともきた場所

19年前(みんな若い・・・)

12月上旬でこの銀杏の木も黄色く紅葉していたなぁ

いろんなことが思い出される
ふと足元を見たら大きなマロニエの実が落ちていた

栗のようだが栗ではない

1998年のイタリア留学で初秋のシエナに行った時にマロニエの実を見て「栗だ!」と喜んで拾い集めたら「食べられないよ。栗じゃない。マロニエだよ。」と言われてがっかりしたのを覚えている(笑

ボルゲーゼ公園は公園といってもとてつもなく広くて動物園や美術館、博物館があり、徒歩で回るのも結構な広さだ
園内を走るバスもあるほど、だからゆっくりと回る時間を取れるなら、公園だけでなく美術館や博物館にも足を運んでもらいたい

特に「ボルゲーゼ美術館」は名作揃いなので彫刻や絵画の好きな人は引けんだと思う 

写真左にある胸像、歴史上の人物の像が公園内にはたくさんある

ボルゲーゼの4分の一も歩いただろうか、予約の列車の都合もあるのでボルゲーゼ公園を後にして、「Porta  Pinciana(ピンチャーナ門)を抜ける

ピンチャーナ門はローマ市内をぐるっと囲んでいたアウレリアヌス城壁に設けられた門の中の1つ。アウレリアヌス城壁は271年〜275年にかけて建設された

ピンチャーアナ門

過去に見たか見てないか全く覚えがないピンチャーナ門を抜けて街へむかう

⭐︎結局、ホテル近場に


ボルゲーゼ公園からピンチャーナ門を抜けて街へ降りたが、行き着いたのはシスティナ通り(笑 今回も何度歩いたろう

システィナ通りからクワットロ・フォンターナ通りへと続き
ずっと先に見える鐘楼はサンタ・マリア・マッジョーレ教会

システィナ通りをスペイン階段へ向かう途中で一休みしようかとBarに入ったが、なかなか順番が回ってこない

美味しそうなドルチェ

時間は11時過ぎ、ローマテルミニ駅付近でランチもしたいと思っていたので、一休みは諦める

1995年初のイタリアの時、一夜明けてBarで買ったサンドイッチを思いだすなぁ

☆「Villa Medici(ヴィラ メディチ)」と「Trinità dei Monti(サンティッシマ・トリニタ・デイ・モンティ教会)」


本当はAlessandroが勧めてくれた場所に1つでも足を運ぼうと「Villa Medici(ヴィラ メディチ)」へ向かっていた

◆「Villa Medici(ヴィラ メディチ)」

「ヴィラ メディチ」はヴィラを中心とした複合建築フェルディナンド1世・デ・メディチが建設したもので現在はフランスの国有資産なのだとか 在ローマ・フランス・アカデミーが1803年から使用

場所は「サンティッシマ・トリニタ・デイ・モンティ教会」とボルゲーゼ公園の間にある

建物の前まで行ってみたが残された時間を考えるとゆっくり見て回る時間がなさそうなので拝観は諦めた

建築と庭園に興味がある人にはいいかも

◆「サンティッシマ・トリニタ・デイ・モンティ教会」

スペイン広場から見上げた姿はよく知られているだろう
教会の名前にある「Trinità(トリニタ)」はイタリア語で「三位一体」と言う意味で「サンティッシマ・トリニタ・デイ・モンティ教会」を直訳すると「丘の上にある三位一体教会」となる

2つの鐘楼が印象的なフランスゴシック様式の建物

両親ときた時は修復中で建物に覆いがされていてその姿をみられなかったし、拝観もしていないので「ヴィラ メディチ」の代わりに入ってみることに

教会前には「サルスティアーノ・オベリスク」が立つ

今回初めての中へ入ったが、内部はこぢんまりしている

柵の手前まで入ることができ拝観料は無料(できれば献金忘れずに)

16世紀にフランス王ルイ12世の命により建立された教会で、現在もフランス人神父によるフランス語のミサが行なわれている

皆さん何やら熱心に見ている

多くの人が覗き込んでいるのは「ボルゲーゼ家の礼拝堂」(教会内は建物の左右両脇に小さな礼拝堂がある)

立派な彫刻

「ボルゲーゼ家の礼拝堂」に設置された立派な彫刻は「ピエタ」と言われる 「ピエタ」とは十字架から降ろされた直後のイエス様の様子をテーマとした作品のこと 「ボルゲーゼ家の礼拝堂」は「ピエタの礼拝堂」とも呼ばれる

ちなみに世界的に有名なのはヴァチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂にあるミケランジェロ作「ピエタ」だろう

息遣いまで聞こえてきそうな見事な彫刻

立ち入れるエリアが少しだけど、教会内の両脇にある小さな礼拝堂も絵画や彫刻など見どころがあるので、スペイン広場へ行ったなら階段を上がってぜひ訪れてみては?

☆最後にローマを一望


そろそろホテルに預けた荷物を受け取ってローマテルミニ駅方面へ向かう時間が来たのでボルゲーゼ公園へ

可愛らしいハートの南京錠

最後にローマを一望する

ヴァチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂

3日間、めいっぱいローマの街を楽しんだ
パンテオンの中もしっかり拝観できたし、あとは「ローマにいる」だけで充分だった(ただただぶらぶらできるだけで)

ホテルで荷物をピックアップしたら、マルグッタ通りを抜けて地下鉄Spagna駅へ

ホテル前の通りもレストランやカフェがあって雰囲気は良かった
芸術家たちが集ったViaMargutta(マルグッタ通り)
スペイン広場
地下鉄Spagna駅

地下鉄でローマテルミニ駅まで移動する

⇨⇨次回へ続く

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