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イタリア土産 その2

お土産って結構悩む
肌につけるものなら「肌は弱くないか」「アレルギーはないか」
芳香系のものなら「嫌いな香りじゃないか」
食べるものら「アレルギーはないか」はもちろんのこと、「苦手無食材じゃないか」とか
サイズのあるものはサイズがわからないし

私として1番もらって困るのが「捨て難いもの」(笑
なんだかよくわからない民族の置き物とか、好みの合わない服飾類

アレルギーの心配はあるけど、1番無難なのが「消え物(食べ物)」と思っている


☆乾燥ポルチーニ


日本で言うところの「松茸」のような存在の「ポルチーニ」は絵本に出てくるような可愛らしいフォルム

出かけた先で立ち寄ったお店で(お店のご主人が自宅用にとってきたポルチーニ)

ころっとした可愛らしい見た目が「子豚」のようなので「ポルチーニ(イタリア語で子豚)」という名がついたんだとか 一方で「でっぷりと重量感のある形」と「濃厚な風味」で「きのこの王様」とも称される

こんな大きなポルチーニは初めて見た

このポルチーニ、最近では日本に空輸されて「生ポルチーニ」を食せるお店もあるし、たまにマルシェで売っていたりする とはいえ、季節ものなので「生ポルチーニ」はなかなか口にするチャンスは少ない

フィレンツェ中央市場の乾燥ポルチーニ量り売り(2013年撮影)

生のポルチーニの食感は表面的に若干のとろみがあり、肉厚なので歯応えも良くフレッシュならではの香りがある ポルチーニのグリルにパスタ、フリットといろんな食べ方で楽しめる

でも、手軽に楽しめるのはなんと言っても「乾燥ポルチーニ」
パスタやリゾットに使うのが一般的だ(今はネット検索すれば色々レシピもある) 

日本でも輸入食材店へ行けば結構無確率で置いてあるが「少量で高い」

ということで、「乾燥ポルチーニ」はお料理好きな方へのイタリア土産にお勧めだ

こちらはコープで購入したもの

メルカートで量り売りで購入できるし、私は大型スーパーで購入した
内容量によっては嵩張るけど重たくないのでお勧め

☆ドライトマト


乾燥ポルチーニと同様、使い方を知ってないと喜ばれないかもしれないので、こちらもお料理好きな方へのイタリア土産におすすめの「ドライトマト」

日本の輸入食材屋で売られているドライトマトよりも種類が豊富
特に市場へ行けばいろんな品種のドライトマトがある(甘いもの酸味の強いもの)

フィレンツェ中央市場にて(2013年撮影)

量り売りだとちょっとずつ袋に入れてもらえるので「ばらまき用」にもちょうどいい(とはいえ、お料理をする人ウケだが)

私はパスタを作るときにさっと洗ってから、刻んでパスタの茹で汁を少し加えて柔らかくしてから、にんにくをスライスしたものをオリーブオイルで熱して色がついてきたところへトマトを加えている(今時期なら春キャベツも加えたら美味しい)

今回はコープで自分とドライトマト好きな友人にサンパルツァーノ種のドライトマトを購入した(写真はもう半分以上使ってしまったもの)

肉厚で大きくて美味しい

☆チューブ入り調味料


前提が「お料理する人」向けのお土産になってしまったが、こちらはもう少し手軽に使えるもの

チューブ入りの調味料だ 写真はトマトペーストとにんにくペーストだが他にもケッパー、アンチョビ、サーモンなどのチューブがある

トマトやアンチョビペーストは日本の輸入食材店でも見かける

何より私が気に入ったのは、にんにくペースト!
日本の「チューブにんにく」よりも「にんにく!」なのが気に入った

もう半分使っているが、日本のチューブニンニクの2倍以上の容量

日本のチューブにんにくは「風味」がマイルドになってるように個人的に感じるが、このイタリアのにんにくペーストはもっと生にんにくっぽい 肉に刷り込んでもいいし、パスタを作る時にもトレッシングを作る時にも良い

瓶じゃないので割れる心配もない(荷造りの時に潰されないように気をつけねばならないが)

他にもいろんなペーストがあったのでまたそちらも買ってみたいと思う

☆これは簡単!インスタントリゾット


すでに人にあげたのと自分が食べてしまって写真が1種類になったが、こちらは「インスタントリゾット」 お米と他の材料が一緒に入っている

コープブランドのもの

大体が2人分〜3人分で1袋になっていて1袋が2€〜3.5€くらいとお手頃
平べったいし、1つあたりはさほど重たくない、袋なので割れる心配もない

作り方は袋裏面に書いてあるが、イタリア語わからなくても作り方は簡単 絵で理解できる程度なので

acqua600ml(水600ml)と 15/17mini(15/17分)

加える水の量と火にかける時間はなんとなく見ればわかるかな?

こちらのラディッキオ(野菜)のリゾットは1袋に対して水を600mlを加えて鍋で15分〜17分火にかけて焦げ付かないように時折混ぜるだけ

水以外がオールインワンなのが嬉しい

日本だと米は「炊く」ものだが、イタリアでは「茹でる」のでお水を加えて火にかけて火を通していく

だんだん水気がなくなってきた

書かれている時間が来たら一度味見してみて、米に火が通っていたら完成!
袋の裏面に「バターもしくはパルメザンチーズを加えて食べるとさらに美味しくなる」とあったので今回はバターを加えてみた

美味しそう〜

超簡単で美味しくいただけるので、調理が苦手な方でも「やってみよう」と思えるかも(笑

他にスープもあるので、そっちの方がもっと簡単かな

今回は「お料理する人」向けのイタリア土産のご紹介になった

⇨⇨次回へ続く

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