ベテランの方が教師を辞めた背景は・・・【この違和感は私だけ?9】
上映会で知り合った方のお父さん、ベテランの方が教師を辞めた背景を教えてもらいました。
ベテランのお父さんが辞めてしまった背景に、新型コロナの流行がありました。お父さんの場合だけ?と思いきや、ほかに出会った教師もコロナ禍で辞めていました。
調べてみると、お父さんだけじゃなく、たくさんの教師が、メンタルを壊すほど苦労されていたとわかりました。
新型コロナウイルス感染症と教員のメンタルヘルス
新型コロナウイルス感染症の拡大により、教員のメンタルヘルスが悪化していることが報告されています。
要因:
感染予防対策: 学校内での感染を防ぐための消毒作業や、児童生徒の健康観察など、新たな業務が増加。
授業形態の変更: 急なオンライン授業への移行や、分散登校など、慣れない授業形態への対応に追われた。
保護者対応: 感染への不安を抱える保護者からの問い合わせや、オンライン授業への不満など、対応に苦慮する場面が増えた。
孤独感: 他の教員との交流や相談の機会が減り、孤独感を抱える教員が増えた。
次第に社会での規制がゆるやかになっていく中で個人の考えと学校の間で、揺れや違いが出てきたと思います。
今後のためにできることは?
初めての騒動で、どう判断したらいいか迷ったことがたくさんあると思います。
仕方なかった、と思う部分も大きいけれど、
もっと、教師個人の気持ちを尊重できたら、
子どもの気持ちを尊重できたら、
辞めるまでに至らなかったのでは?と思いました。
もともとの体制にも問題があると感じます。
今後のために私たちができることは?
次回に続きます。
参考
静岡新聞: https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1284287.html
学校教育高度化・効果検証センター - 東京大学:https://www.schoolexcellence.p.u-tokyo.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2020/05/965e1a8b62a673bef45d1042e6ec0030.pdf
この活動にはまったく収入がありません。ぜひ、サポートをお願いします。 いただいたサポートで、保護者の立場から学校を考えることを広め、子どもたちのよりよい学びの場を公教育に提供する活動に全力で使わせていただきます。