あみなマンガ

3人の子育て中の大学生主婦です。 (中学生、小学生、年長さん) 子どもたちがのびのびと…

あみなマンガ

3人の子育て中の大学生主婦です。 (中学生、小学生、年長さん) 子どもたちがのびのびと学べる学校になってほしくて、どうすればよいのか方法を調べ、共有していきます。

マガジン

  • この違和感は私だけ?

    日本の教育に対する疑問を綴った漫画「この違和感は私だけ?」シリーズをまとめたものです。

最近の記事

指導が自主性を奪う?(1/2)【この違和感は私だけ?17】

大人の介入大人が介入しないと、逆に放任主義のダメな親と見られる気がしていました。 でも、放任がいいというのとは、支援は違う。必要な手助けはする。 どういうことなのか、つづきます。 学校では、先生が授業で決まった内容を教えるのが当たり前だと思っていたけれど、それも指導。 フィンランドの教育で、自分が学びたいことを学ぶと言っていた、 ことにつながると思いました。 木村泰子さん「すべての子どもの学習権を保障する」という理念のもと、教職員や地域の人たちの協力で設立された大阪市立

    • 義務教育の不自然(4/4)【この違和感は私だけ?16】

      義務教育の教科書には一応載っていたので、記事を再編集しました。 教育に政治的中立性という名の介入政権側(権力者側)に都合の悪いことは教育しない代わりに、自分たちに都合のよいことはやるんだなと思いました。公民の教科書は、たぶん図書館に置いてあるので、興味のある方は読んでみてほしいと思いました。 ・実際、中学生にできる政治参加があるのに、その方法がわかりやすく書かれていない と感じました。 大学のテキストには、はっきりと戦争や軍拡を否定する言葉が書かれています。 歴史を見

      • 義務教育の不自然(3/4)【この違和感は私だけ?15】

        教科書にも載っていなかった。憲法のこと。直接先生に聞いてみることにしました。 憲法のことを先生に聞くのは勇気がいりましたこの先生は、ベテラン中のベテランの先生ですが、親しみやすいタイプの先生でした。担任の先生じゃないのにお忙しい中、聞いてくださってありがとうございました。 先生に、憲法のことを話すのは、勇気が入りました。 というか、もともと先生に話しかけるのが、あまり得意ではありません。 先生だけじゃないかもだけど・・・^^; 先生が、確固たる感じで発言してくると、間違

        • 義務教育の不自然(2/4)【この違和感は私だけ?14】

          私が勉強不足だから?私が勉強不足だから、知らなかったと思っていました。 娘も、ちゃんと話を聞いていなかったんじゃないかと思いました。 なんとか的人権と言っていたのもあり。 だいたい今までも「憲法」って聞くだけで、法律=難しいというイメージが先立っていた。 しかも、昔の難しい言葉で書いてあるんでしょ?と。 大学で学んだのは、それでも憲法改正って騒いでいるし、なんでこんなに問題になっているのか知りたかったんです。 政治も経済もそう。わからないと、ニュースが全然わからない。

        指導が自主性を奪う?(1/2)【この違和感は私だけ?17】

        マガジン

        • この違和感は私だけ?
          14本

        記事

          義務教育の不自然(1/4)【この違和感は私だけ?13】

          あれ?憲法って、めっちゃわかりやすい学校で憲法といえば、三権分立とか、基本的人権とかそいうキーワードばかりが出てくる。 勤労の義務とか、納税の義務、教育を受けさせる義務みたいなのとか。 でも、本当は権力者が好き勝手できないようにするための、私たちが自由に生きられるための大切なもの。 こんなに大切なものなのに、意味として理解してなかったなんて勉強不足だったんだと思ったけれど。 誰が守るものか?なぜ生まれたか?わかっただけで、憲法はめちゃくちゃわかりやすいと思いました。

          義務教育の不自然(1/4)【この違和感は私だけ?13】

          点数競争の悲劇【この違和感は私だけ?12】

          点数で競争して勝ち残れることが、これからの時代の子どもを育てる上で、本当によい教育なのかな。 受験戦争が始まってだいぶ、子どもたちが振り回されたとわかりました。子どもに関わる大人たちもそうですが・・・ 人気の学校に行くために?社会に出てエリートになるために、いい大学に入る。そのために、偏差値の高い学校を目指し勉強する。 みんながそのエリートの学校に入れたら困るから、点数で競わせる。 そうやってせっかく、がんばって勉強してエリートになったのに、 政治家の味方にならなければ、

          点数競争の悲劇【この違和感は私だけ?12】

          給特法がひどい!教員不足の理由を聞いてみた4【この違和感は私だけ?11】

          給特法改正案は現在進行中こんなに搾取がひどい法律があったとは。それも58年前の調査の結果が、まだ使われているとは。 残業代は支払われるべきだし、ムダな作業はなくすべき。 なんでこんなに無理な体制が引き継がれていたんだろう? 今も、給特法の改正について、進行中です。以下のサイトで、詳細が追えます。 教員5,000人が休職!子どもにも影響が…。月100時間もの残業を放置する「定額働かせ放題」=給特法 は抜本改善して下さい! #教師のバトン 署名サイト 参考給特法、抜本

          給特法がひどい!教員不足の理由を聞いてみた4【この違和感は私だけ?11】

          教員不足の理由を聞いてみた3【この違和感は私だけ?10】

          フィンランドでは教師は倍率10倍の人気の職業修士課程を修了し、たくさん実習も重ねているので、教壇に立つ頃にはしっかり任されている。組織から無駄に介入・管理で縛られないから、16時には帰れる。すごい。 日本は・・・国や自治体からの管理や介入が、動きを鈍らせてるように感じました。 体制の問題が出ましたどうしてそんなに意見が通らないのでしょう。 学習指導要綱が10年に一度のペースで更新されて、その細かい指示に従う必要があるようです。 国や自治体からのアンケートなどの事務作業

          教員不足の理由を聞いてみた3【この違和感は私だけ?10】

          ベテランの方が教師を辞めた背景は・・・【この違和感は私だけ?9】

          上映会で知り合った方のお父さん、ベテランの方が教師を辞めた背景を教えてもらいました。  ベテランのお父さんが辞めてしまった背景に、新型コロナの流行がありました。お父さんの場合だけ?と思いきや、ほかに出会った教師もコロナ禍で辞めていました。  調べてみると、お父さんだけじゃなく、たくさんの教師が、メンタルを壊すほど苦労されていたとわかりました。 新型コロナウイルス感染症と教員のメンタルヘルス新型コロナウイルス感染症の拡大により、教員のメンタルヘルスが悪化していることが報告さ

          ベテランの方が教師を辞めた背景は・・・【この違和感は私だけ?9】

          教員不足の理由を聞いてみた1【この違和感は私だけ?8】

          仕方ない定年退職と仕方なくない制度団塊の世代の退職は仕方ないにしても、それは前からわかっていたこと。前もって対策を打てなかったのかな? それもよりによってそのタイミングで教員免許制度を導入。その影響が15年以上経った今も及んでいるなんて・・・。 この時期には、60年ぶりの教育改革も行なわれて学力テストの再開もあった。成果主義が導入されて、国による介入・管理が大幅に増えた。(尾木直樹「取り残される日本の教育」講談社、2017年) こうした改革に嫌気がさしてしまった教師が免

          教員不足の理由を聞いてみた1【この違和感は私だけ?8】

          人材育成の国別ゴール2【この違和感は私だけ? 7】

          NO YOUTU NO JAPANの能條桃子さんの講演が、 私の疑問に答えてくれるような、お話でした。 小学生の頃から、市議会のワークショップに参加していた能條さん大学生の時に、デンマークはどうして投票率が高いのか気になって留学したそうです。(80%越え。日本は前回の参院選52%) そこで、教育の違いにたくさん驚いたそうです。 日本で先生につまらないなんて言ったら怒られそうだし、 教え方について意見したら、「先生のやり方に口出しするな」と言われそうです。 でも、授業の文句

          人材育成の国別ゴール2【この違和感は私だけ? 7】

          人材育成のゴールは国によって違う!1【この違和感は私だけ?】

          教育はどの国も、同じ目的で子供に勉強を教えていると思っていたのですが、実は違うと知りました。 NO YOUTH NO JAPAN  能條さんは、NO YOUTH NO JAPANというとっても、わかりやすく政治を見せてくれるサイトを運営してる会社の代表の方です。とくにインスタは、とっても情報を受け取りやすいです!  見た目を気にするルッキズムのこと、意見を言わせない雰囲気の冷笑文化など、知らず知らずに苦しんでいた問題も言語化されていて、とっても共感しました。 ジェンダー

          人材育成のゴールは国によって違う!1【この違和感は私だけ?】

          この違和感は私だけ?フィンランドの教育2

          教育無償化には賛成ですが、憲法改正は必要ないと考えています。 フィンランドで無償化されているもの、たくさん1. 義務教育(基礎教育) 7歳から16歳までの児童生徒が対象 教科書、給食、教材、遠隔地からの通学費 個別指導や特別支援教育も無償 2. 高等教育 国立大学、公立大学、専門大学 学費、入学試験費用、教材 学生生活費の一部を補助する奨学金制度も充実 3. その他 就学前教育(プレスクール、幼稚園) 職業訓練 成人教育 生涯学習 4. 無償化の背

          この違和感は私だけ?フィンランドの教育2

          短時間で質の高いフィンランドの教育の理由 【この違和感は私だけ?】フィンランドの教育1

          授業でフィンランドの学校の動画を見て、感動しました。 こんなところで子どもを学ばせたいと思いました。 短時間でも成果が出せる授業のあとに、塾に行かなくても、宿題をしなくても、世界に通用する学力を身につけることができる。 その学習の特徴は以下のとおり。 教師の質の高さ(修士) 自由度の高さ(教科書・教材選定、授業のカリキュラムも独自に開発できる) 子どもに主体的に学ばせて、教師は支援するスタイル 希望の職業に向けて、実践的に学べる 統一テストをしない 宿題がない

          短時間で質の高いフィンランドの教育の理由 【この違和感は私だけ?】フィンランドの教育1

          教育無償化が解決するのは母たちの悩みだけじゃない【この違和感は私だけ?】

          完全教育無償化になったら親はどれだけ楽か 子ども同士での格差が減る 闇バイトで働かなくてはいけない人が減り、犯罪に巻き込まれる心配も減る 裕福じゃない家庭出身でも就職の間口が広がる お金の心配が減る。 働く時間を減らせたり、体力的にも、子どもと親がともに過ごす時間が増える 貯蓄を減らし、流通させることができる お金の心配がなければ、それだけでも子どもにプレッシャーを与えてしまうことも減ります。 富裕層の人にだって、子育てを終えた人にも、これから子育てする人にも、

          教育無償化が解決するのは母たちの悩みだけじゃない【この違和感は私だけ?】

          母の悩み。学校教育にぶち当たる【この違和感は私だけ?】

          お母さんへの負担が大きい教育のこと、教育に関するお金のことを考えなくて済むならどれだけ、親が楽か。 健康で、自分らしく生きられるように育ててあげたい。 お金のこと、勉強のこと、しつけや、健康を考えた食事も考えなければいけない。 それで、私は調べました。 型にはめるのか、私たちに合わせるのか?学校に合わせて、子供たちを「指導」する教育。 社会に合わせて子供たちや私たちを型にはめるのか、暮らしている私たちに合わせて社会を変えるのか? どうしたら、私たち大人も子どもも楽に生き

          母の悩み。学校教育にぶち当たる【この違和感は私だけ?】