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ひとさま

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あまりにも参った作品を、いただくことにしました こんな気持ちに私がなるなんて noteおそるべし バラエティーに富んだマガジンになってること請け合いです(^_^)エヘヘヘヘ … もっと読む
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#創作

あたらしい父に会っている気がする。

父と1年ぶりに会った。 父が趣味ではじめたことに お祝いすることがあったので 上京してき…

ゼロに近いこころで書いてみた。

夢ってあるかな。 夢を書こうみたいなこと、 「わたしの夢」みたいな作文は 大の苦手だった…

Please:詩作

12022021001 徒然なるままに。 くれよ 音楽をくれよ 刺さる音楽をくれよ 胸に刺さる音楽をく…

小さな秋の海

 あたりには人影がなく、押しては退く波の音が響いていた。風の音が僕をゾワゾワと煽って、裸…

中島亮
2年前
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あの子が出ていった。

あの子が出ていった。 お兄ちゃんさえ家にいてくれたら、あの子がどこへ行こうが 私の知ったこ…

中島亮
2年前
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エッセイ/ナイト様

僕は湿気が苦手。 だから梅雨時期は堂本剛並みに正直しんどい 高い湿度の空間内では身体がムズ…

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詩)何を書いたのか

開けてみても書く事が出来ない いつもの道を歩いてみても  いつもの景色が広がるばかり 田んぼの中を走る電車も  うっすら見える星も 高い所で輝く月さえも ただの景色として流れて行く 幾つかの言葉やその羅列が浮かぶも 池の中の波紋の様に ただ広がり揺らめいては消えた 何を書いているんだ 何を書きたいんだ 誰が望むというのだ 誰の為だというのだ 肯定と否定の声が トンネルの中で反響しては 互いをぶつけ合い掻き消してしまう いったい何を書いたのか 紙の上なら捨てていただろ

雨と私と色の無い事情

冬の雨は嫌いだ。 私は【踏んだり蹴ったり】という言葉を 【冬のザーザー】とよんでいるくら…

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ぐるぐる

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詩)色々あるさ

格好なんか付けてなくても “カッコイイ”生き方をしていたら 何もしなくても “カッコイイ”…

kesun4
3年前
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やさ塩職人の日記

婆さんには感謝しちょる。 婆さんは、朝四時に起きて作業を始める俺のために、毎朝三時に起き…

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デジタルの弓兵たち

弓兵たちが放つ矢のようなSNS 何本刺さろうが私はタップを止めない。 右肩を貫通しても歩み…

Smoke
3年前
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詩)鳥

溜め池の近くにいる鳥 名前も知らず種類も分からない いつも孤独にたたずんでいる こちらに気…

kesun4
3年前
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アスタリスク

書店で蝶を買った。新しい本と一緒に。 茜色や菫色に彩られたその羽根は、光が当たるとキラキラと深く輝く。 それは紙で作られた蝶だった。 と言っても、ちゃんとパタパタ飛び回るし、花の蜜も吸う。 少し羽根が破れやすいことを除いては、普通の蝶と何ら変わりはない。 蝶は僕の栞であり、読書記録であり、コレクションだった。 蝶を買ってくるとまず、透明なビニール袋から丁寧に取り出して、光に透かしてじっくりと眺めてみる。 紙の羽根は薄いけれどもしっかりしていて、不思議な光沢がある。