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よく叱られる子ども。なぜ、子どもは叱られても同じことを繰り返すのか ①

「また、したの!?」「前も言ったでしょ!」「何回、同じことをいわれたらわかるの?」

このような言葉を子育ての現場ではよく聞きます。

子どもが物を壊してしまったり、人に迷惑をかけるような行いをしてしまったときに、きちんと叱るのは大切なことだと思います。

例えば、砂場で遊んでいる時に、砂を他の人にかけてしまう、石を拾ってなげてしまう 等、子どもは遊びの中での行動ですが、相手からしたらとても迷惑な行動です。

言葉が通じない赤ちゃんの時では、できるだけその行動を保育者が止めて、「危ないからやめておこう」と伝えるしかありません。

しかし、2~3歳になり言葉が通じて行動力がでてくると、常に保育者が傍につくのも難しくなります。そのため、子ども自身が、良い行動、悪い行動を学んでいかなくてはなりません。

子どもはすぐに何でも覚えるわけではありませんが、どれだけキツく叱っても同じことを繰り返してしまうのはなぜなのでしょうか。

虐待のニュースで「子どもが言うことをきかない」「何度も同じことをするので腹が立った」と親が語っているのも聞かれます。

なぜ、子どもは何回も同じことを繰り返してしまうのでしょうか。

どのようにダメなことを伝えれば子どもの記憶に残るのでしょうか。


私は脳科学の専門家ではありません。しかし、数百人以上を保育してきた経験で1つの答えのようなものにたどりつきました。

それは

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